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2020/6/18 22:10

すべてが絶品! 「サラダチキンメーカー」で作るコロナ太りに効くメニュー&効かないメニュー

「コロナ太り」という言葉を目にする機会も多くなってきました。ステイホーム期間中の運動不足で、体型が気になる人も多いはず。そんな人たちにとって強い味方となるのが、鶏むね肉で作った低脂肪・高たんぱく質のサラダチキンです。コンビニやスーパーで既製品を買うケースが多いと思いますが、いちいち買うのが面倒だし、続けて買うと出費もバカにならない……。そんな消費者の心理を背景に、サラダチキンを手作りできる専用家電が5月に発売されました。それが「PRISMATE サラダチキンメーカー PR-SK023」(以下サラダチキンメーカー・実売価格4950円)です。

↑こちらが「PRISMATE サラダチキンメーカー PR-SK023」。カラーはライトベージュ、レッド、ネイビーの3色展開で、今回はレッドを使用します

 

ただし、サラダチキンは普通に作ると、パサパサしやすいのが難点です。果たして手軽においしく作れるのか? 本機を実際に使ってみてレポートしていきます。

 

コンパクトで容量たっぷり。操作はボタンを1つ押すだけ

サラダチキンメーカーは、ふたとボタンに施した木目柄とシンプルなカラーがオシャレで目を引くデザインです。大きさはW235×D127×H155mm、質量は882gと、かなりコンパクトで軽量なので、キッチンでの置き場にも困らないでしょう。

↑本体のほかには、取扱説明書とレシピブックが付属しています

 

コンパクトサイズでありながら、1回で300gの鶏むね肉(コンビニのサラダチキンの約2~3食分)を調理できるとのこと。一人暮らしはもちろん、ファミリーで使っても充分なボリュームです。

↑筆者のスマホと比べると、コンパクトなのがよくわかります

 

操作はいたってシンプル。じっくり調理する「やわらかモード」(約65℃で約2時間加熱)、お急ぎの時のための「スピードモード」(約170℃で約20分加熱)、アレンジが広がる「連続モード」(約160℃で5時間連続使用可能)の3つのモードからひとつ選んで、そのボタンを押すだけ。

 

「やわらかモード」はよりしっとりしたサラダチキンを作りたいときのモード。「スピードモード」は短時間でサラダチキンを作りたいときのモードです。「連続モード」は、素材の煮汁を使ったスープで雑炊やリゾットを作ったり、ゼロから鍋やしゃぶしゃぶを楽しんだりするためのモードです。火加減や時間は本機が管理してくれるので、ボタンをひとつ押したら、あとは放っておくだけでOKです。

↑操作はこの3つのボタンのうち、ひとつを押すだけ

 

付属のレシピブックには、サラダチキンやサラダフィッシュを中心に、なんと50種類以上ものレシピが載っています。

↑低糖質・高たんぱく質のメニューが豊富。ヘルシーな料理をいろいろなパターンで楽しめます

 

完成したサラダチキンは、しっとりしていてなおかつジューシー!

それではさっそく、サラダチキンメーカーでいろいろな料理を作ってみましょう。レシピブックを参考に、まずは基本となる「サラダチキン プレーン」から。

↑用意する材料はこちら。材料は家庭にあるものばかり

 

下処理として、鶏むね肉の水気を軽く取り、全面に塩をすり込みます。あとは鶏肉を本機に入れて、そこに水・酒・スライスしたしょうが・長ネギの葉を加えれば準備完了です。

↑鶏肉とその他の材料をいっぺんに投入します

 

材料を投入してフタをし、やわらかモードのボタンを押せばあとは待つだけ。待つことおよそ2時間。調理が完了したら、ピーピーと音が鳴って知らせてくれます。鶏肉を取り出して、カットしてお皿に盛り付ければ完成。本当に簡単にできちゃいました!

↑加熱が始まりました。動作音はかなり静かです

 

↑じっくり火が通った鶏肉を取り出します。鍋の部分には持ち手が付いており、直接触っても熱くないので、手軽に取り外せます

 

↑断面はしっとり・ツヤツヤしています。絶妙な火の通り加減であることがわかります

 

食べてみると、市販のサラダチキンよりもしっとりしていて、なおかつジューシー。作りたてであることと、自分で作った達成感でウマさが加点されていることを差し引いても、本当にウマいと思いました。今回はむね肉で作りましたが、ささみやせせりなど、ほかの部位でも試してみたいです。

↑胸肉でもパサパサ感はありません

 

サラダチキンを使ったアレンジメニューもおしゃれで美味

おいしさに気をよくしたところで、レシピブックを参考に、サラダチキンを使ったアレンジメニューに挑戦してみました。アレンジ1品目は、四川料理の定番「よだれどり」です。ジューシーな鶏肉に、ピリ辛の甘辛ダレが絡んで絶品でした!

↑先ほどのサラダチキンに、豆板醤、コチュジャン、醤油、酢、砂糖などを混ぜたタレを合わせます

 

↑食欲をそそるルックスと香りです

 

↑ピリ辛のタレが絡んで絶品! シンプルなサラダチキンは、さまざまな味付けと好相性です

 

アレンジ2品目は、「サラダチキンとアボカドのワサビマヨ和え」です。こちらは、1cm角にカットしたサラダチキンと、アボカド、マヨネーズ、わさび、レモン汁などを混ぜるだけのシンプルなメニューです。ヘルシーなサラダチキンに、アボカドとマヨネーズの油分がいい具合にプラスされ、絶妙な味わいに。どちらのアレンジ料理もサラダチキン自体のクオリティが高いので、全体的にウマさもワンランク上に格上げされていると感じました。

↑サラダチキンとアボカドのワサビマヨ和え

 

サラダマグロはしっとりみずみずしく、贅沢な味わい

名前は「サラダチキンメーカー」ですが、じっくりと低温で加熱できるのが本機の神髄。この機能を活用すれば、サラダチキンを作る以外にもいろいろな使い方ができます。たとえば、マグロやサバ、サーモンなどの魚介も調理できるのです。

 

今回はレシピブックから、刺身用マグロを使った料理をいくつか作ってみます。まずは「サラダマグロプレーン」。こちらの作り方はいたってシンプル。マグロに塩を少しまぶしたら、水、酒、塩を入れて、やわらかモードで加熱するだけです。

↑マグロはサクのまま使います

 

↑アルミホイルで落としブタをします

 

加熱が終わったら、煮汁ごと冷蔵庫で冷ませば完成です。こちらも、市販のサラダマグロやツナ缶では体験できないしっとり感。みずみずしく、パサパサしていないので、贅沢な味わいが楽しめます。マグロは刺身用を使うので、もっとレア食感を楽しみたければ時間を短くしてもいいでしょう。

 

続いて、カレー粉をまぶしてやわらかモードで加熱した「サラダマグロカレー」を調理しました。もちろん、これだけでも美味。ホロッとほぐれる食感とスパイスの風味がよく合います。これを粗くほぐしてポテトサラダと和えてみたところ、こちらも絶品! カレーの風味も相まって、お酒が進む味わいになりました。油漬けのツナ缶で作るものよりも油分は少ないのに、身のパサパサ感は皆無。なめらかさもうまみも、こちらのほうが上だと感じました。

↑サラダマグロカレーは、ホロッとほぐれる食感とスパイスの風味がよく合います

 

↑サラダマグロカレーをポテトサラダに混ぜると、お酒が進む味わいに

 

サラダマグロの残った煮汁は、素材のうまみが効いたつけ汁に変身

いろいろ堪能したので、最後は〆の一品として麺類をいただきます。サラダマグロの残った調味液に醤油を加えた煮汁を使って、魚介ベースの豚肉つけめんにトライ。中華麺は別の鍋でゆでつつ、サラダチキンメーカーではつけ汁を作ります。

 

煮汁と水、砂糖、醤油、5mm厚の斜め切りにした長ネギ・すりおろししょうがを入れたら、スピードモードで加熱します。沸騰してきたら、豚のこま切れ肉を投入。豚肉が煮えたら、スープと麺をそれぞれ盛り付ければ完成です。

↑サラダチキンもサラダマグロも、残った煮汁にはうまみがたっぷり。今回は、マグロのダシが効いたつけめんのスープを作ります

 

↑マグロのだしに豚肉のうまみが加わった、いわゆるダブルスープのような感じでしょうか

 

↑麺とスープをそれぞれ盛り付けて完成です!

 

こちらも間違いなく絶品。醤油味のつけ汁は、マグロの力強いだしと豚肉の甘味が効いていて、しっかりと素材のうまみが感じられます。和のイメージがあって、どこかそばを思わせる味わいでした。

↑しっかりと素材のうまみを引き出した、和風つけめんになりました

 

いろいろと試してみましたが、どれも大成功。これ一台でさまざまなレシピを楽しめるのが面白いです。より低温の調理やホットプレートに近い機能にも対応していれば、さらに使い勝手が広がるのだろうな……とは思うのですが、このサイズと価格なら十分でしょう。

↑コーティングされているのでこびりつきにくく、洗うのもラクです

 

片手にのるくらいのコンパクトなサイズと軽さで収納しやすく、価格もリーズナブル。サラダチキンがおいしく作れるのはもちろん、残った煮汁もおいしく使えて、ひとりしゃぶしゃぶや鍋も楽しめるのはうれしいところです。自宅で過ごす時間も増えたことですし、放っておいてもOKな「サラダチキンメーカー」で、おいしくヘルシーな生活を始めてみてはいかがでしょうか?

↑サラダチキンメーカーがあれば、料理の幅が広がりますよ!

 

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