炊飯器の最上位モデルは、炊飯技術はもちろん、内釜の材質にもこだわる製品が揃っています。今回は8万円を越える高級炊飯器のなかから人気の高い5機種をご紹介します。
みずみずしい香りとモチモチの食感が高評価!
パナソニック
「Wおどり炊き」SR-SPX105
従来比2倍のパワーで米をおどらせる「Wおどり炊き」機能でご飯の甘みを向上。釜内を一気に減圧して米をおどらせ、甘みの素の溶出を促進します。220℃の高温IHスチーム加熱で、ご飯のハリもアップ。「銀シャリ炊き分け」は9通り。
SPEC
●内釜:ダイヤモンド竈釜
●炊飯容量:0.5~5.5合
●消費電力:約1210W
●食感炊き分け:9通り
●サイズ/質量:約W266×H233×D338㎜/約6.9㎏
しっかり食感の甘みが強いご飯が人気
ZOJIRUSHI
極め炊き南部鉄器 極め羽釜 NP-WT10
羽釜形状の内釜に発熱効率の高い南部鉄器を使った炊飯器。釜の内側と内ぶたのプラチナコートが水を弱アルカリ性にしてご飯の甘みを強めています。前回のご飯の感想を入力することで、最大121通りの炊き方のなかから好みの味が選べる「わが家炊き」機能を搭載。
SPEC
●内釜:南部鉄器 極め羽釜
●炊飯容量:0.5~5.5合
●消費電力:約1360W
●食感炊き分け:7通り
●サイズ/質量:約W295×H240×D365㎜/約8.5㎏
少量炊きの旨さとメンテのしやすさが魅力
1合/2合の少量炊飯コースを搭載。炊飯量によって浸し温度を調節し、釜全体の加熱と高温スチームで、うまみの強いご飯に仕上がります。真空断熱構造などの採用により、炊飯時の高温をキープし、保温時もご飯の潤いを保つ効果がある。蒸気カット機能も魅力です。
SPEC
●内釜:重厚【打込鉄釜】
●炊飯容量:0.5~5.5合
●消費電力:約1400W
●食感炊き分け:2通り
●サイズ/質量:W275×H246×D361㎜/約8.1㎏
ご飯の香ばしさと音声ガイドが好評!
タイガー魔法瓶
土鍋圧力IH 炊飯ジャー THE炊きたて JPX-A100
厳選された土を三度焼きした、蓄熱性の高い「プレミアム本土鍋」を採用したモデル。本体内の土かまどを大型化して火力を強化し、土鍋の口絞り構造が熱対流を強めて、ご飯をふっくらモチモチに仕上がります。タッチパネルを採用するほか、音声ガイド機能を搭載しています。
SPEC
●内釜:プレミアム本土鍋
●炊飯容量:1~5.5合
●消費電力:約1300W
●食感炊き分け:3通り
●サイズ/質量:W265×H233×D309㎜/約7.4㎏
旨み十分でタッチパネルの操作性も抜群
丸みと高さのある羽釜形状の内釜を採用。約1420Wの大火力と激しい熱対流で、うまみ成分を米のひと粒ひと粒にコートし、ご飯の甘みを向上。独自の真空ポンプにより、短時間で米の芯まで吸水させる機能も搭載。タッチパネル採用で直感的に操作できます。
SPEC
●内釜:備長炭 かまど本羽釜
●炊飯容量:0.5~5.5合
●消費電力:約1420W
●食感炊き分け:4通り
●サイズ/質量:W274×H248×D364㎜/約8.8㎏
重要なのは当然ながらご飯の味ですが、高級機種にはスマホと連携する機能やタッチパネル機能、100通り以上の炊き方を選べる「わが家炊き」機能や南部鉄器を使った羽釜形状の内釜などが採用されています。
パナソニック「Wおどり炊き」SR-SPX105は、モチモチ食感やさっぱりして食べやすいなどの特徴がある炊き上がりです。ZOJIRUSHI 極め炊き南部鉄器 極め羽釜 NP-WT10は、ご飯が甘くなり食べ応えが出るなど強い旨みを引き出せるのが特徴。
また、タッチパネル操作のわかりやすさやメンテナンスのしやすさなども炊飯器選びのポイントとなります。