UVヘッドを搭載したふとんクリーナーで一世を風靡したレイコップから、”持ち運べるレイコップ”「RAYCOP GO(以下レイコップGO)」(直販価格1万9800円・税込)が登場しました。こちらは持ち運ぶのを前提として設計され、ハンディクリーナーとしてはもちろん、UV除菌器としても使えるという新商品。さっそく試してみたところ、いつでもどこでもサクサク使えて幅広いモノが除菌でき、清潔意識が高まっている今のニーズにピッタリ! 具体的にどんなシーンに役立つのか、以下で詳しくご紹介していきましょう。
除菌とともにウイルス・ダニが除去できるUVヘッドが大きな魅力
レイコップのふとんクリーナーといえば、ヘッドにUVランプを搭載し、除菌とともにウイルス・ハウスダストが除去できるとして人気となりましたが、この「レイコップGO」にも同様のUVヘッドを搭載。波長253.7nmの紫外線(UV-C)を照射することで、UV除菌率(※1)、ウイルス除去率(※2)、ダニ除去率(※3)99.9%を実現。さらにリチウムイオンバッテリーを搭載し、コードレスかつ軽量コンパクトにしたことで、いつでもどこでも手軽に使えるのが特徴です。
※1.【UV除菌】広州市微生物研究所調べ[方法]菌液を含むシャーレに製品のUVを1cm上に置いて3秒照射し、大腸菌(生菌数8.6×10⁵)黄色ブドウ球菌(生菌数9.8×10⁵)を測定※全ての菌に有用ではありません。報告書NO. WJ20204039号令和2年10月12日 ※2.【ウイルス除去】広州市微生物研究所調べ[方法]シャーレにウイルス液(A型インフルエンザウイルス)を入れ(6.32×10⁵)、製品のUVを5秒間照射後、ウイルスを回収して感染価(TCID50/ml)を測定※全てのウイルスに有用ではありません。KY20200686令和2年9月25日 ※3.【ダニ除去】広州市微生物研究所調べ[方法]ダニ(1,000匹)を織布(10cm×10cm)に均一に散布して、3秒で1往復させて吸引し、ダニ残数を測定。※全てのダニに有用ではありません。報告書NO. WJ20204040令和2年10月14日
実は筆者はコロナ以前より、UV(紫外線)を使用した除菌アイテムを、主に脱臭を目的としていくつか愛用していました。そもそもUVには強い殺菌作用があり、ニオイ菌を除去してくれて助かっていたのです。その後、UVはウイルスも除去すると話題になり、わが家では帰宅したら、いったんスマホにUVを照射することを習慣にしていました。そんな体験もあって、本製品の特徴を聞いたとき、「これぞ今こそ欲しいクリーナーだ!」と感じたのです。
軽量で垂直に動かしてもあまり重さを感じない
というわけで、さっそく使ってみました。スリムな見た目の通り軽いので、ソファの座面やカーペットの除菌&掃除はもちろん、ソファの背もたれなど垂直に動かして使うときもあまり重さを感じません。ハンドルがそのままバッテリーになっているため、手で握る部分に重量があり、重心が安定しやすかったのも軽く感じた要因かも。小型ながら強力なブラシレスDCモーターを搭載しているとのことで、吸引力も十分でした。
実際にソファを除菌&掃除してみると、そういえばソファってほとんど除菌していなかったな……ということに思い至りました。テーブルや床はアルコールで除菌できますが、ソファの掃除といえば基本的にハンディクリーナーでホコリを吸い取るだけ。除菌は見過ごしていた気がします。その点、本製品があれば、1台で除菌と吸引が同時にできるのがうれしいですね。
組み替えてコンパクトに使えるのもユニーク
ちなみに、「レイコップGO」は「UV除菌できるポータブルクリーナー」なのですが、UV除菌器単体としても使えます。操作ボタンを1回押すとUVランプのみが光る「UVオンリーモード」になるので、菌やウイルスが気になるカーテンや洋服にヘッドを当てていけば、吸引せずに除菌・ウイルスとダニの除去が可能です。2回押すとUV+吸引力標準の「標準モード」、3回押すとUV+吸引力強めの「パワーモード」になり、ソファや車内、寝具など、ホコリを取りつつUV除菌したい場所に便利です。
さらに、「レイコップGO」がユニークなのは、パーツに分解して組み替えることで、よりコンパクトに使える点。例えば、UVヘッドを外せば本体が約0.89㎏から約0.69㎏の「ハンディ専用器」として吸引のみの使用が可能。さらにダストボックスセットとモーターを搭載するメインボディを取り外し、UVコネクターとUVヘッドを装着すれば最軽量約0.52㎏の「UV除菌専用器」になります。より軽くなり、サイズも超コンパクトになるので、屋内はもちろん、外出先へ除菌のみで手軽に使いたいときに便利です。
除菌しづらいカーテンや衣類にも使える
ソファと同様、あまり除菌していないところといえば、カーテンもありました。これだけ長いこと吊るされていたら、さぞかし様々な菌が付着していることでしょう……。そんなときは、「レイコップGO」をUV除菌専用のパーツ構成に組み替えて使うと便利。適度な長さがあるので、少し手を上げればカーテンの高い場所にもラクに届きます。軽くてコンパクトかつヘッドが吸い付くこともないので、スイスイ動かせてストレスなし。洗いにくいコートやジャケットをササっとお手入れするのもいいと思います。
「レイコップGO」が使える場所は布製品に限りません。たとえばいつも使うノートパソコンも、定期的にキーボードの隙間に入ったホコリを取りつつ除菌すると気持ちよく使えますね。このほか、スマホもよく触るものなので、UVで除菌しておくと安心。材質面でアルコール除菌NGのものが除菌ができ、拭き取りなどの手間が要らない手軽さはうれしいところです。また、壁にも意外にホコリがついているので、気づいたときに除菌&掃除しておくといいですね。
クルマの中を掃除&除菌できるのもありがたい
そうそう、もうひとつ、ずっと除菌したいと思っていた場所を思い出しました! クルマのシートです。こちらも今まではハンディクリーナーでホコリを吸い取るのみでしたが、それこそ車のシートは洗えないので、菌が繁殖していそう……。最近イヤなニオイがするのも気になっていましたし、犬を連れてドライブに出かけることも多いので、ダニも心配。ということで、1台で除菌と吸引、ウイルスやダニの除去ができる「レイコップGO」は非常にありがたいです。
ゴミ捨てはカンタンで専用ポーチがおしゃれ
ちなみに、ゴミ捨てはカンタンで、ボタンをスライドさせるとフタがパカッと開き、ゴミに触れることなくゴミ捨てができます。しかも、ダストボックス、メタルフィルタ―、HEPAフィルターはすべて水洗いが可能。使い続けているとどうしても溜まってしまう細かいホコリを、一気に洗い流してリフレッシュできます。
本製品は”持ち運べるレイコップ”というだけあって、持ち運び用の専用ポーチがついています。こちらがとてもオシャレ! 通常、こういった専用ポーチはさほどデザインを気にしていないものが多い印象ですが(個人の感想です)、これは生地もしっかりしていますし、グレーと白のツートンカラーが北欧デザインを思わせます。見た人は、まさか中に掃除機が入っているとは思わないでしょう。
「掃除機を持ち運ぶ=当たり前のこと」に変えたのが画期的
このように、「レイコップGO」はパーツに分解でき、専用ポーチを付属することで「掃除機を持ち運ぶ」という行為のハードルを下げ、「当たり前のこと」に変えたのが画期的。オフィスに持って行ってデスク周りをサッと除菌&吸引してもいいですし、旅先に持って行ってホテルの寝具やトイレの便座、自分が着てきたコートなど、気になるモノにかけてもいいでしょう。
軽量・コンパクトで持ち運びに便利。かつ1台でホコリの吸引とともに除菌やウイルス・ダニの除去ができ、ケアしにくいモノや場所も手軽に除菌できる「レイコップGO」。自宅でも外出先でも大活躍してくれるのは間違いありません。これからの新しい生活習慣として、ぜひ採り入れてみてはいかがでしょうか。
撮影/我妻慶一
【家電ライター・田中真紀子さんが「レイコップGO」をオススメする動画をチェック!】