家電
炊飯器
2021/5/25 18:00

家電大賞で2年連続金賞のタイガー「土鍋ご泡火炊き」がさらに進化! “シリーズ最高傑作”を徹底解説!!

タイガーの土鍋ご泡火炊きは、一般ユーザーの投票によって家電の年間王者を決める「家電大賞」において、 2019年、2020年の2年連続で部門賞金賞を受賞。そして2021年、“国民的炊飯器”と言えるこのシリーズがさらに進化を遂げた。そこで今回は、GetNavi編集部の家電担当が、その最高傑作を徹底解説する!

 

【今回紹介する製品】

タイガー魔法瓶

土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉

土鍋ご泡火炊きJPL-G100

オープン価格 6月21日発売

※写真はJPL-G(2021年モデル)。「家電大賞」で部門賞金賞を受賞したのは2019年モデルと2020年モデル

本土鍋の採用と、米を細かな泡で包む炊飯技術により、甘み・弾力・ハリ満点のごはんに。蒸らし時に土鍋内の蒸気を間欠的に放出し、内部を高温にキープすることでごはんの甘みをより一層引き出す。銘柄炊きわけは70銘柄に対応。

【Color Variation】

 

タイガー魔法瓶【土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火炊き JPL-G100】の詳細はコチラ!

 

私が解説します!

GetNavi編集部 家電担当

青木宏彰

家電コーディネーター資格保持。主要メーカーの炊飯器の動向をいち早くチェックし、本誌でも各種の検証企画を手がけている。

 

独自の土鍋ご泡火炊き技術が進化し “至極の土鍋ごはん”がさらにおいしく

外出自粛による“おうちごはんの充実”ニーズを背景に、土鍋ご泡火炊き2020年モデルは従来比約150%(数量比)の売り上げを記録。圧倒的支持を集めた。

 

その土鍋炊飯技術をより進化させたのがJPL-G100だ。注目ポイントは蒸気制御の高精度化。蒸らし段階で「ハリつやポンプ」が細やかに作動し、土鍋内の温度を下げずに湿度を下げる。この効果は絶大で、本機で炊いたごはんは甘みもハリも文句なしの仕上がりだ。

 

さらに、業界最大クラスのタッチパネルを採用し、直感的に操作可能。お手入れ面でもマグネット式内ぶたを採用したほか、圧力洗浄コースの使用時間は従来の60分から30分に短縮し、炊き込みごはんの炊飯後のニオイ除去もよりスピーディになった。

 

一方、内釜に独自の土鍋コートを採用したJPI-G100も秀逸。最上位機譲りの炊き技や、土鍋の高火力と蓄熱性を再現するコーティングで、金属釜のレベルを超えたおいしさを実現している。

 

本物の土鍋を搭載するJPL-G100と、軽量で扱いやすい金属釜により土鍋の味と食感に迫るJPI-G100。いずれも秀作ゆえスペックを吟味して選ぼう。

 

「土鍋ご泡火炊き JPL-G100」のPOINTをチェック!】

01.おひつ保温

進化した「ハリつやポンプ」により、木のおひつのような湿度制御を再現

釜内に外気を取り込み、過剰な蒸気を放出する「ハリつやポンプ」の性能が向上。蒸らし工程のみならず、保温時にも木製のおひつが“呼吸”してごはんの水分を整えるように釜内の湿度を細かくセンサー制御する。これによりごはんの風味と白さ、弾力をキープ。土鍋ごはんの炊きたてのおいしさを長く楽しめる。

 

02.一合料亭炊き

中ぶたで炊飯空間を小さくし、茶碗1膳分でも絶品に

少量炊飯用の中ぶたを同梱。これで物理的に炊飯空間を小さくすることで、0.5~1合の米に熱と蒸気を均一に伝え、炊きムラを抑制する。

 

03.お手入れ

内釜と内ぶただけ洗えばOK、内ぶたの着脱も超スムーズ

お手入れは内釜と内ぶたの2点のみでラク。内ぶたを外ぶたにセットするマグネットを新採用し、内ぶたの着脱がよりスムーズになったのもうれしい。

 

【土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火炊き JPL-G100】

土鍋の優位性を生かす 最先端技術を結集!

土鍋採用に加え、沸騰時の泡を均一にする波紋底や「ハリつやポンプ」など、同社の最先端技術が結集したフラッグシップ。銘柄炊きわけやおひつ保温など機能も多彩だ。

名称:本土鍋

底形状:波紋底

なべ厚:5.0mm

保証:5年保証(割れ/フッ素)

加熱方式:土鍋圧力IH+多段階圧力機構

メニュー:白米(火かげん3段階)、一合料亭炊き、 炊込み・白米、炊込み・雑穀、玄米、など

銘柄炊きわけ:70銘柄

ハリつやポンプ:○

炊飯容量:0.5合〜5.5合

保温時間:24時間(おひつ保温)

サイズ/質量:W290×H220×D351mm/7.4kg

 

【「土鍋ご泡火炊き」と「ご泡火炊き」の違い】

フラッグシップの「土鍋ご泡火炊き」は火力・蓄熱性が高い本物の土鍋を採用。そして「ご泡火炊き」も同社の土鍋技術を金属釜に応用している。

 

【CHECK1】内釜

「土鍋ご泡火炊き」本土鍋

萬古焼の土鍋&特殊コートで至高の炊き上がり

内釜には三重県四日市市の「萬古焼」の本土鍋を使用。世界各地から厳選した土を使い、熟練の職人が3か月をかけて完成した最高の土鍋で炊飯を行う。さらに土鍋の内側には高火力を受け止める新フッ素コーティングを施し、米の甘みをより引き出してくれる。

 

「ご泡火炊き」遠赤9層 土鍋かまどコート釜

上下2種のコーティングで土鍋の蓄熱性を再現

9層3mmの金属釜の外側上部に熱伝導の高い銅素材、下部に蓄熱性の高い土鍋素材のコーティングを施し土鍋の蓄熱性を再現。2種類のコーティングで内釜の上下に温度差を生み出し、より強く米をかき混ぜて炊飯することで、うまみをより引き出す。

 

【CHECK2】炊き技

「土鍋ご泡火炊き」は土鍋の特徴を生かす3つの高度な炊き技を装備。「ご泡火炊き」もその3つの技を取り入れ、土鍋に迫るおいしさを実現する。

 

■土鍋による「高火力」

「土鍋ご泡火炊き」

蓄熱性の高い土かまどを本体内に再現し、最高温度約280℃の圧倒的火力で炊飯(通常の金属釜は約130℃)。この高火力により米のα化が促進し、甘みがぐっと高まる。

「ご泡火炊き」

内釜の外側に粒子の大きさの異なる素材を重ねてコーティングすることで蓄熱性が向上。沸騰時の火力が約13%アップした。これにより、土鍋炊きに迫るごはんの甘みを実現する。

●従来品JPC-G(2019年モデル)との比較

 

■土鍋による「遠赤効果」

「土鍋ご泡火炊き」

土鍋の炊飯時の遠赤効果は、金属釜採用の従来モデルの約4倍。米の一粒一粒の芯までじっくり熱を加えることで、ふっくらした食感と甘みを極限まで引き出す。

●従来品JKT-C100(2019年モデル)との比較

「ご泡火炊き」

内釜の内側に「遠赤土鍋コーティング」を施すことで遠赤効果をアップ。熱を素早く釡全体に伝えることで炊きムラを抑え、米を芯からふっくら炊き上げる。

 

■土鍋による「泡立ち」

「土鍋ご泡火炊き」

土鍋表面の細かな凹凸により沸騰時に細かい泡が大量に発生。さらに鍋底の波紋形状で泡が均一に。この泡で包み込んで炊くことで米が傷つきにくく、抜群のハリが生まれる。

「ご泡火炊き」

約6500個の細かな凸を施した釜底形状で内釜内の表面積が約25%拡大し泡立ちを強化。土鍋のような細かな泡が一粒一粒の米を包み込み、ハリと弾力満点の炊き上がりに。

●従来品JPC-G(2019年モデル)との比較

 

タイガー魔法瓶【圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉ご泡火炊き JPI-G100/180】の詳細はコチラ!

 

【圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉ご泡火炊き JPI-G100/180】

先進の土鍋炊飯技術を使い金属釜を超える炊き上がり

“ご泡火炊き”などJPL-G100の傑出した土鍋炊飯技術を金属釜に応用。土鍋炊きに限りなく近い甘みと弾力のあるごはんを、より手ごろな価格で堪能したい人にオススメだ。

名称:遠赤9層土鍋かまどコート釜 ~ご泡火仕上げ〜

底形状:底面泡立ち加工

なべ厚:3.0mm

保証:3年保証(フッ素)

加熱方式:可変W圧力IH+釜包みIH

メニュー:白米、極うま、早炊き、少量高速、冷凍ご飯、すし・カレー、 炊込み・炊込みおこげ、など

銘柄炊きわけ:-

ハリつやポンプ:-

炊飯容量:5.5合モデル(0.5合~5.5合)、1.0升モデル(1.0合~1.0升)

保温時間:24時間

サイズ/質量【5.5合モデル】W252×H211×D302mm/5.4kg【1.0升モデル 】W275×H242×D329mm/6.5kg