家電
空気清浄機
2021/6/18 18:00

実は恐ろしい「梅雨のカビ」の健康リスク。世界的な認証機関が認めた「カビに強い」空気清浄機「ナノドロン」で対策を!

いよいよ梅雨の季節となりました。梅雨といえば、気をつけたいのがカビ。カビの繁殖が活発になるのは温度が20~30℃、湿度が70%以上の空間とされ、温度・湿度とも高くなる梅雨はカビにとって好都合。気がついたら、部屋の隅やカーテンの陰、ベッドの下や窓際のサッシ周りがカビだらけ……なんてことも。実は、こうしたカビを放っておくと、人間の身体に重大な影響を及ぼす可能性があることをご存じでしょうか?

 

カビの胞子を吸い込むとアレルギー症状が出ることも

もし、カビの胞子を大量かつ長期的に吸い込んでしまうと、免疫の過敏反応によるアレルギー性の症状が発生するリスクが高まります。くしゃみや鼻水が止まらなくなる「アレルギー性鼻炎」、目がかゆくなる「アレルギー性結膜炎」などのほか、気道が狭くなり息苦しくなる「気管支喘息」、せきや発熱、息切れなどを引き起こす「過敏性肺炎」など、カビが原因となるアレルギー症状は数多くあるのです。自宅にアレルゲンが存在するので、外出すると症状が軽減し、自宅に帰ると悪化するというケースもしばしばあるとのこと。

※写真はイメージです

 

体内でカビが繁殖する真菌症に注意

もうひとつ、カビの被害で恐ろしいのが、カビ(真菌)そのものに感染し、カビがヒトの身体で増殖する「真菌症」です。もっとも身近な真菌症は、水虫やたむしなど。これらは皮膚表面に症状が出るものですが、恐ろしいのが内臓など体内にまで感染が及ぶ真菌症です。特に、抵抗力が落ちている人や肺に基礎疾患がある人に多いのが「肺真菌症」。肺がカビに感染することで発熱やせき、たん、血痰、だるさ、呼吸困難などの症状が現れることがあり、命に関わるケースもあるのです。

 

このほか、カビが生み出す微生物由来の揮発性有機化合物(MVOC)が、倦怠感・頭痛・めまいといった健康障害を引き起こす可能性も指摘されています。こうしたカビの健康被害を防ぐために、ぜひ取り入れたいのがカビの胞子を除去してくれる空気清浄機。なかでもオススメしたいのが、昨年11月にドイツから上陸した世界屈指の高級空気清浄機「ナノドロン」です。

 

空気清浄機「ナノドロン」は浮遊するカビの胞子をしっかり除去

↑空気清浄機「ナノドロン」はドイツの熟練職人が生産工程の半分をハンドメイドで製造(実売価格は税込88万円~)。サイズは直径17cm×高さ165cm、重量16㎏。適用床面積は70畳まで。天井高は5mまで。カラバリは12色で、写真のカラーはシャンパンフォグ

 

文部科学省の「カビ対策マニュアル」では、HEPAフィルター(※)付きの空気清浄機の活用を推奨しています。その点、「ナノドロン」の浄化能力は、一般的な空気清浄機に使われているHEPAフィルターのなんと50倍以上。空気中に浮遊するカビの胞子やカビのエサとなるホコリはもちろん、花粉、ウイルス、細菌、煙、不要なニオイを除去。先述のMVOCなど揮発性の有害物質もしっかりと除去してくれるのです。

※HEPA(High Efficiency Particle Air Filter)フィルター……粒径0.3μm(マイクロメートル)の粒子に対して、99.97%以上の粒子捕集率を持つフィルターのこと

↑0.001μmまでの粒子を吸着するナノドロンの静電フィルター

 

また、カビは温度や湿度が部分的に集中している場所に発生しやすいのですが、ナノドロンはこうした空気のムラを防ぐ効果を持っています。ナノドロンは元々、クリーンルームの思想をもとに設計されており、密閉空間での使用に適しているのが特徴。一般的な空気清浄機とは異なり、空気を上部から吸い込み、浄化した空気を下から送り出す仕組みを取っています。これにより室内を循環する気流が生まれ、室内の温度や湿度を均一に保ってくれるのです。

 

吸着した粒子は「コールドプラズマ」で分解

一方で、使っているうちに空気清浄機からイヤなニオイがしてきた……というのもよくある話。フィルターに付着したホコリにカビや雑菌が繁殖しては、元も子もありません。その点、ナノドロンは1万2000Vの高電圧電子を活用した「コールドプラズマ」(低温プラズマ)技術によって、吸着した粒子を分解、あるいは不活化することが可能。また、フィルターは1年に1回、専門のスタッフが交換してくれるので(有料)、本体の内部は常に清潔に保たれます。

↑汚染粒子を静電気で分解するための高電圧発生器

 

認証機関「TÜV NORD」のカビ胞子に関する検査もクリア

さらに、ナノドロンは「TÜV NORD(テュフノルド)」と「ECARF (ヨーロッパアレルギー研究財団)」という2つの機関に「アレルギー患者に適合する」と認定されている点にも注目です。なかでも世界的な認定機関「TÜV NORD」は、12週間かけてナノドロンの室内空気浄化能力を調査するとともに、雑菌の繁殖、カビ胞子分離効率の検査など12のテストを実施。これをクリアしたナノドロンにアレルギー効果の安全認証を与えたことから、間接的に「カビにも効果的」という事実が証明されたことになります。その実力は世界でも高く評価され、ロールス・ロイスやポルシェ、シーメンスといった名だたる企業の工場やオフィスに採用されています。

↑TÜV NORDの認証マーク(左)と認定書(中)。ECARFの認定書(右)

 

カビの胞子やカビのエサとなる粒子を除去しながら、カビが生育しにくい環境作りをサポートし、本体内部の汚染も防ぐナノドロン。世界的な認証機関に認められ、世界の一流企業に採用されている点でも安心ですね。梅雨のカビ対策に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

監修/ハピコワクリニック五反田院長・岸本久美子