犬の抜け毛にミニモーターヘッドが大活躍。期待の延長ノズルは……?
先述の通り、3つのカラーによってアクセサリーが違います。アクセサリーのなかでも筆者が注目していたのが、最上位機種にのみ付属するフローリング用延長ノズル。なんと、これを装着することで、ハンディクリーナーからコードレスクリーナーになるのです! とはいえ、実際に使ってみると延長ノズルを利用すると吸引力はかなり落ちる印象。広い範囲をざっくりと掃除するのには良いですが、しっかり床掃除をしたいならコードレススティック掃除機を別に用意したほうがよさそう。あくまでサブ掃除機として利用するのがオススメです。
↑フローリング用延長ノズルを装着すると、ちょっと短めのスティッククリーナーのよう。身長163cmの筆者でちょっと短めくらいの高さ
↑延長ノズルをつけた状態で、ブーストモードでヘッドを1回通過。フローリングの溝に落ちた細かなゴミが取りきれていないので、ハンディ時のほうが集じん力が優秀なのがわかります
一方、意外にも大活躍したのが付属品のミニモーターヘッド。EVOPOWER EXはノズル無しでクッションやベッドカバーなどを掃除しようとすると、吸引力が強すぎてカバーを吸い込んでしまうことがあります。しかし、ミニモーターヘッドならブラシが回転するのでカバーをそこまで吸い込みすぎず、薄手のファブリックの掃除がしやすいのです。おかげで、抜け毛だらけの犬用ソファの掃除も快適。また、布をたたきながら汚れを掻き出して吸引するので、掃除のパワーもノズル無しよりアップしていると感じました。また、ブラシにはシリコン製のラバーを採用。植毛タイプではないので髪の毛が絡まりにくい点も気に入っています。
↑ミニモーターヘッドを装着し、パウダーゴミ(重曹)と大きめのゴミ(直径約5mmのビーズ)、犬の毛をパワー最大のブーストモードで吸引したところ。ミニモーターヘッドなしの時よりしっかりと粉ゴミを吸い込んでいます。また付属ブラシなしの時より広い範囲を一度に掃除できるのも便利
↑ミニモーターヘッドを着けて抜け毛だらけの犬用ソファを掃除。ブーストモードでも薄いカバーを吸い込みすぎず掃除がしやすいのが良かったです
ゴミ捨てとノズルの交換がカンタン
操作のしやすさや使いやすさもEVOPOWERの魅力です。なかでも注目したいのがゴミ捨てとノズル交換のしやすさ。
EVOPOWER EXはスリムな本体デザインを実現するため、ダストカップ容量は小さめ。あっという間にゴミが満杯になります。ですが、ワンアクションでサッとゴミ捨てができるので、容量の少なさを面倒に感じることはほとんどありません。ゴミが多い場所の掃除にはビニール袋を持参し、ダストカップが満杯になりかけたらスイッチひとつでポイポイ捨てていくのがオススメです。
↑ダストカップは透明なので、ゴミが溜まってきたらすぐにわかるのも◎。ゴミを捨てるときは、手前の黄色のスライドボタンを引くだけ
↑ボタンをスライドすると写真のようにパカッとダストビンが開きます。手も汚れず、一瞬でゴミ捨てが終了します
↑ダストビンの透明フタ部分とフィルター類はすべて外して水洗い可能なのもうれしいところ。ただし、汚れやすい金属メッシュ部分は外し方にコツがあるのですが、取扱説明書にはそもそもここが外れると書いていない点が残念です
付属品の取り外しも簡単です。多くの掃除機は付属ノズルを外すためのリリースボタンが吸引口近くに配置されています。しかし、EVOPOWER EXはハンドル下両脇にリリースボタンを用意。ノズルの交換に、いちいち吸引口まで手を伸ばす必要がないため、ノズル交換が容易です。ハンディクリーナーは日々ちょこちょこと使用するため、こういった少しの手間が簡略化されるのはありがたいですね。
↑ハンドル下両脇にあるリリースボタン。ここならハンドルから大きく手を動かすこと無く、自然にボタンに指を伸ばすことができます
専用機ならではの手軽さで手放せない存在に
冒頭で書いたように、最近は多機能コードレススティッククリーナーの多くがハンディクリーナーとしても利用できます。とはいえ、コードレスをハンディタイプに切り替えるには、一部の付属品を外したり、ユニットを取り外したり……と、切り替えるのにワンアクション以上が必要。このため、ちょっとした汚れなら「次に床掃除するときに掃除すれば良いや」と後回しになりがちです。
一方、EVOPOWER EXを導入して感じたのは、ポイント掃除が苦にならないこと。デザインが良いのでリビングに出しっぱなしにできるうえ「テレビ台にホコリが!」と感じたらサッと手に取ってパッと掃除。5秒もあればホコリ除去が完了します。
このため、EVOPOWER EXを使い始めてから、コードレススティッククリーナーで掃除する時間まで大幅に減りました。いままではコードレススティッククリーナーで床全体を掃除したあと、アタッチメントを変えて棚の上やテレビ台なども掃除していましたが、EVOPOWER EX導入後は、普段から目に付いた汚れはこまめに掃除できます。これにより床以外の掃除を改めてする必要がなくなりました。掃除がキライな筆者ですが「床掃除はコードレススティッククリーナー(あるいはロボット掃除機)」「ポイント掃除はEVOPOWER EX」と役割分担をさせることで、掃除に対するストレスが大きく減ったと感じています。
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↑犬の抜け毛だらけの我が家で、新製品EVOPOWER EXは活躍できるのでしょうか? ↑プレミアムモデルだけあり、旧製品より塗装に高級感があります。本体サイズは幅62×奥行69×高さ390mmとコンパクト。重量は約680gで、見た目がスリムなので実際に持つとちょっとズシッと感じます ↑グレージュモデルに付属するフローリング用延長ノズル、ミニモーターヘッド、隙間用ノズル、マルチノズル ↑充電台は奥行きはありますが幅はスリム。我が家では、すぐに手に取れるテレビ台の隙間にセットしています ↑パウダーゴミ(重曹)をフローリングに撒き、ブーストモードでノズルを1度だけ通過。フローリングの溝の奥までしっかり粉が吸引されています。凄いのが、ノズルの左右5mmくらいの範囲の粉までEVOPOWER EXの吸引力でグイグイと掃除されること。掃除した跡にEVOPOWER EXのノズルをあてると、掃除跡がノズルよりあきらかに太いのがわかります ↑フローリングより手強いカーペットでの吸引力もチェック。パウダーゴミ(重曹)と大きめのゴミ(直径5mmほどのビーズ)、犬の毛をカーペットに撒きパワー最大のブーストモードで吸引。カーペットにすり込んだ毛は少し残っていますが、粉ゴミはそれなりに除去、大きめのビーズはすべて吸い込みました。ハンディクリーナーとしてはパワフルだと感じます ↑上の電源ボタンで標準モードでON/OFF。下の渦巻きボタンでブーストモード、葉っぱのボタンでエコモードで動作します。ブーストモード、エコモードにするには、一度標準モードで起動する必要があります ↑フローリング用延長ノズルを装着すると、ちょっと短めのスティッククリーナーのよう。身長163cmの筆者でちょっと短めくらいの高さ ↑延長ノズルをつけた状態で、ブーストモードでヘッドを1回通過。フローリング溝に落ちた細かなゴミがとりきれていません ↑パウダーゴミ(重曹)と大きめのゴミ(直径約5mmのビーズ)、犬の毛を、ミニモーターヘッドをつけてパワー最大のブーストモードで吸引したところ。付属ブラシなしの時よりしっかりと粉ゴミを吸い込んでいます。また付属ブラシなしの時より広い範囲を一度に掃除できるのも便利 ↑抜け毛だらけの犬用ソファを掃除。ミニモーターヘッドをつけている状態だと、ブーストモードでも薄いカバーを吸い込みすぎず掃除がしやすいのが良かったです ↑ダストビンは透明なので、ゴミが溜まってきたらすぐにわかるのも◎。ゴミを捨てるときは、黄色のスライドボタンを引くだけ ↑ボタンをスライドすると写真のようにパカッとダストビンが開きます。手も汚れず、一瞬でゴミ捨て終了です ↑唯一気になるのが本体のメンテナンス。ダストビンの透明フタ部分と白いフィルターは水洗いできますが、フィルターをホールドする金属メッシュ部分は本体から外れないので掃除がちょっと面倒です ↑ハンドル下両脇にあるリリースボタン。ハンドルから大きく手を動かすこと無く、自然にボタンに指を伸ばすことができます