家電
2021/12/17 16:45

漫画とデータで解説!パナソニック「食材買い忘れデバイス」が解決する野菜習慣、運動習慣、家族との会話習慣。

カゴメとパナソニックの共同プロジェクト「『ストックマネージャー』で野菜をとろう4週間チャレンジ」が10月24日まで開催された。GetNavi webもこのチャレンジに参加、編集長・山田が家族と一緒に「#ストマネで野菜生活」を実践した。

 

↑山田家も1か月間、ストックマネージャーで野菜生活100を管理して飲む生活を実践

 

前回は、途中経過の報告という形で生活の変化や数値の変化をレポートしたが、今回は「最終的にどうなったのか?どう生活が変わったのか?」を、一般参加者の声やアンケートも交えて紹介。改めて、ストックマネージャーの魅力について語っていく。

 

【前回の記事はコチラ】

「食材買い忘れデバイス」の意外な効能を発見!パナソニック「ストックマネージャー」&カゴメ「野菜生活100」3週間レポート

 

【改めて今回紹介する商品】

パナソニック

ストックマネージャー

重量検知プレート NY-PZE1

「重量検知プレート」(写真)とスマホアプリ「キッチンポケット」との連携で、食材管理をサポートするデバイス。牛乳、ヨーグルト、納豆といった日々使う食材をアプリ上で登録して使用すれば、個数や容量をアプリ上で確認できる。また、利用期限が近づいたら通知する機能や、ストックが減ったら教えてくれる機能などアラートも充実。重量検知プレートの使用可能環境は1~39℃なので、冷蔵庫だけでなく、キッチンまわりに置いてお米の残量管理などにも使える。

 

【マンガで紹介】山田家では何が変わった1:負けたくないから野菜を積極的に摂るようになる

 

山田家では「ベジチェック」が週末の定番になった(※1)。ベジチェックとは、カゴメが開発した、手のひらで野菜摂取量を推定できる法人向け機器。野菜摂取レベルを0から12.0で表示してくれる。厚生労働省では1日あたりの野菜摂取量の目標値を350g(※2)以上としており、ベジチェックでは野菜摂取レベル7〜8が野菜摂取量350gに相当。つまり。レベルが7〜8であれば、推定で350g相当の野菜が摂れているという目安になる(※3)。

 

※1:今回、パナソニックとカゴメの共同企画「野菜をとろう4週間チャレンジ」の特別対応としてベジチェックを体験しています ※2:「厚生労働省 健康日本21」が推奨する1日の野菜摂取目標量は350g以上 ※3:ベジチェックは野菜摂取レベルに加え、推定野菜摂取量も6段階で表示します。野菜摂取レベルは皮膚のカロテノイド量を示しています。推定野菜摂取量は皮膚のカロテノイド量を元に、野菜摂取量を推定したものです。ベジチェックの表示値はあくまでも目安です。ベジチェックは医療機器ではありません

 

このベジチェックに一番意欲的だったのが娘。1週間でどれだけ数値が変わったかを見るのを楽しみにしている。私や妻に負けると悔しいのか、「もう野菜生活を1日2本飲んでやる」と言い出すことも。ただ、それは本質的ではないということで、野菜をどうやったら摂るようになるかを家族で話し合うことが増えた。前回記事でも少し取り上げたが象徴的エピソードとして、改めてマンガ形式でまとめてみた。

 

なお、これらの会話の前提には、ストックマネージャーで個数や分量が見える化できて冷蔵庫内の状態が把握できていること、4週間チャレンジによって飲むことが習慣化されていることが条件。そうした習慣化の点で、今回のキャンペーンは効果的だった。ありがとう、ストックマネージャー&野菜生活100! 今回に限らず家庭内で自主的に強化期間を設けていきたいと思った次第だ。

 

【マンガで紹介】山田家では何が変わった2:勝負じゃないから生活習慣全体の見直しも

ベジチェックをスタートして2週間もすると徐々に成果が見え始めてきた山田家。とはいえ、まだ目安となる数値には届かず、野菜生活100を飲んだり、野菜を摂ったりする習慣だけでなく、生活習慣全体を見直すフェーズへ。特に娘は中学3年生で受験勉強真っ只中。一層規則正しい生活を実践するのが不可欠ということで、1日のスケジュールを厳密に作成。ストックマネージャー+野菜生活100+受験生活によって数値が大幅に改善され始めた。

 

私はというと、歩く習慣を取り入れ始めた。ちょうど、ひと駅ぐらいなら余裕で歩けるシューズを手に入れたこともあって、これまでバスやシェアサイクルを使っていた距離を歩くようにしたのだ。妻も緊急事態宣言が明けたことで出社の機会が増え、平日はほぼオフィス勤務に。結果、歩く機会が増え数値も良くなっていった。

 

外出や帰宅ついでに野菜生活100を買うときもストックマネージャーは便利。スマホで残数を確認すれば良いだけなので、帰って飲もうと冷蔵庫を開けたら「飲み切っていた」ということもない。これは野菜生活100に限らず、よく消費する食材ならどれでも当てはまる。我が家の場合、野菜生活100以外では豆腐のストックを切らしやすいので、外出機会が戻ってきた今のタイミングこそ、ストックマネージャーが活躍するといっていいだろう。

 

マンガでは、生活改善に関する会話でのワンシーンを切り取ってみた。和気あいあいと生活習慣を変えていく様子が伝わるとうれしい。

【マンガで紹介】山田家では何が変わった3:家族のことを改めて知れたよ!

家族のコミュニケーションにもさらなる変化が。前回のレポートではストックマネージャーに置いた野菜生活100の数量の変化で、家族の状態を把握。本数が減っていなければ声がけをしたり、手渡ししたりといった会話のきっかけとなったエピソードをお伝えしたが、継続していると家族の本性が明らかになる。

 

例えば、山田家では、

私:新しいものに弱い

妻:一度気に入ったら一途

娘:王道のものが好き

という属性があるのだが、野菜生活100を選ぶ場面でも、見事にそんな傾向に。全員頑固である。なので、意見を変えたいときや、別の選択肢を選ばせたいときは

私:期間限定のものが出たらしいよ!

妻:半分シェアして飲んでみない?食べてみない?

娘:こっちも人気らしいよ!

と誘導すればOK。この日常生活の処世術は意外と大事で、家族のコミュニケーション術が一歩上がった気がしている。コミュニケーションという点でいえば、買い物に行った際に、冷蔵庫内にどれだけ野菜生活100が残っているかもスマホで確認できるところもうれしい。

 

ストックマネージャーがあることで、スーパーの店頭で「まだある、いやない」の口論がなくなり、帰ってきてから「やっぱりあったじゃん、もうなかったんだ」という無駄なエネルギーを割くことがなくなった。ありがとう、ストックマネージャー&野菜生活100! なお、1か月を少し超えて家族みんなが、野菜摂取量350gに相当するレベル7台に到達したこともお伝えしておく。

キャンペーン参加者はどのように変わったか? 

今回のキャンペーンでは、一般消費者も参加してストックマネージャー+野菜生活100のある暮らしを実践。使用後の生活習慣の変化を100名中90名からアンケートで回収している(※4)。ここまでは山田家のサンプル1だったが、90名のデータから読み取れる変化をレポートしていこう。

※4:&KAGOME(アンドカゴメ)会員 100 名中90名のアンケート結果

 

↑参加した人の性別と年齢。年代は30代を中心に30〜50代の幅広い層が参加。性別は申し込んだ人でカウントされるため女性の比率が多くなっているが、実際に取り組んだ参加者はファミリー層が多かった

 

【変化1】4週間継続できた人が約60%

59%がモニター期間である1か月間、継続できたと回答。モニターに応募するだけであって意欲の高い人なので、数字が高めに出るのは当たり前ではあるが、当選時に送られた野菜生活100や野菜飲料はそれほど多くなかった。それらを飲み終わったあとは自腹で購入して継続しているので、この数字は十分すぎるほどの数値。かつ、山田家のように数値の変化が見られるわけではないので、数値以外の効果を実感できたと考えるのが妥当だろう。

 

【変化2】6割の人が野菜飲料や野菜の摂取頻度が増えた

60%の人が野菜飲料や野菜を摂取する頻度が増えたという結果に。半分以上の人にポジティブな変化があった。ストックマネージャーによって、野菜摂取の意識づけがされたと考えられる。

 

【変化3】食事や運動にも好影響あり

【変化2】で挙げた野菜摂取の頻度の変化で「頻度が増えた」という44人に聞いた質問の結果。野菜飲料や野菜摂取以外の生活変化を聞いてみると、2/3の層が「食事にも気を遣うようになった」と回答。さらに1/4の人が運動の機会も増えている。我が家でも、飲むだけでなく生活習慣の改善する動きがあったが、モニター参加者の多くも生活が確実に変化していることがわかる。

 

コメントも少し抜粋してみよう。

「少しでも健康になるようにと、週末散歩に出かけるようになって、健康的な生活に改善しつつある」

「野菜飲料の残量が把握できるので、常に冷蔵庫に野菜飲料が入っており、日々摂取することが習慣になった」

「ストックマネージャーがある場所が野菜飲料の場所として、確保されることで、野菜飲料の購入優先度は上がったかなと思います」

「家族みんなで使う冷蔵庫で目にすることで、私だけではなく子供たちの健康への意識も向上できた気がします」

「減ったんだなぁ、増やしたなぁという翌日通知が来ると、昨日のご飯の振り返りができて、昨日何食べたかな?というのが減った」

個別のコメント欄も参加者の多くが高評価&好印象。この2つの新しい組み合わせによって、新しい習慣を身につけたという人が多く見られた。

 

【まとめ】ストックマネージャーが本当に向いている人とは?

最後に、山田が実践しつつ、モニター参加者の声を拝見してストックマネージャーが本当に向いている人についてまとめたい。

 

【その1】残量管理と同時に、会話導入ツールとしての活用に魅力を感じる人

ストックマネージャーはここまで見てきた通り、なかなか冷蔵庫の中の在庫や状態を管理するのが苦手な人にはぴったり。こうした人にはオススメしたいデバイス&サービスだ。一方で、週末に1週間分の食材をまとめ買いしたり、残量が少なくなると自動発注したりするスタイルの家庭もあるだろう。こうした家庭では、常に野菜飲料がある状態なので買い忘れが発生にしないため、必要ないと思うかもしれない。が、そうしたお宅にもぜひ導入してほしいデバイスだ。

 

というのも、多めに買っておく家庭でありがちなのが「冷やし忘れ」。せっかくストックはあるのに、美味しい状態で飲めないというもったいなさを解消できる。加えて、次が重要。残数が把握できることで家族の行動変化を可視化することができ、家族を思いやるツールとしても活躍する。ストックマネージャーは単なる在庫管理デバイスというよりは、コミュニケーションツール。家族を思いやる会話が最近減っているなと思っている家庭には特にオススメである。

 

【その2】これだけは絶対切らせたくないものが決まっている家庭

ストックマネージャーは一度設定した食材を変更する場合は改めて登録が必要になる。「今週は野菜生活100」「来週は納豆」といった形で別の種類のものを管理することが現時点ではできないため、登録の手間はややある。

 

逆にいうと、アンケートの声にもあった「置くスペースが確保される」ので、冷蔵庫の中身が整理されやすいというメリットもある。常にストックしておきたいが、消費が不定期でまとめ買いしても切らしやすい食材が明確な家庭にはピッタリである。

 

【その3】フードロス防止を実践的に取り入れたい人

ストックマネージャーは頻繁に使用するものを管理するだけでなく、逆に、そこまで頻繁に使用しないものを管理するのにも向く。

 

例えば、果物や野菜。熟成させすぎてしまったとか、料理で使いきれずに冷蔵庫で寝かせてしまって痛みすぎてしまったとか。キムチも酸っぱくなりすぎてしまったとか。利用期限を自分で登録しておけば、「使い忘れ通知」がアプリからくるのでフードロスを防ぐこともできる。

 

今回は、ストックマネージャー+野菜生活100の生活を堪能したが、ストックマネージャーの活用術は幅広い。一台あるだけでも、健康を考える生活を取り入れられるのでぜひ実践いただきたい。