2022年はアウトドア三昧だった。春先にバイクを購入して25年ぶりのリターンライダーとなり、夏前にライター仲間に誘われて初めて行ったサバゲーの面白さに取り憑かれ、秋口にはこれまた仕事関係の人から誘われて軽登山を再開(コロナ禍によりこの2年間自粛していた)。その合間にちょこっとゴルフと、これまでの鬱憤を晴らすかのように外に出るようになった。やっぱり外遊びは楽しい!
ここでは、そんな外遊び三昧の1年間で実際に使って便利だった家電、ほかの人が使っているのを見て自分も欲しいと思った家電(というか電気が通るグッズ)を紹介していこう。
【その1】真夏のサバゲーで目にしたコードレス冷温庫
ハイコーキ
コードレス冷温庫 UL18DC
実売価格 6万5370円~(蓄電池付属モデル)
真夏のサバゲーがとにかく暑い。ゲームフィールドが森林ならまだ涼しいのだけど、ゲームを終えて休む場所(セーフティエリアと呼ぶ)がものすごく暑い。熱中症予防のため、多くの参加者がクーラーボックスに氷とペットボトル飲料を詰め込んできていた。その中でこれはイイ! と思ったのが、電源対応保温保冷ボックスとポータブル電源の組み合わせ。
本製品は家庭用コンセント、車載シガーソケット電源、専用蓄電池対応の3WAYで、マイナス18℃の冷凍から、60℃の保温までがこなせるうえ、仕切板を使えば0℃と60℃のように2つの温度帯を同時に使うことも可能。真夏だけでなく、真冬のキャンプにも活用できるので、今後のアウトドア活動に大いに役立ってくれるはず。災害時などで停電した時には、家庭の冷蔵庫の中身を移して食材が腐るのを防ぐといった使い方もできるだろう。
【その2】ツーリング中の地獄の暑さを緩和したファン付きベスト
アイリスオーヤマ
クールウェアFNCTベストセット
実売価格1万4330円
続いてのオススメはファン付きのクールウェア。真夏のバイクツーリングの際、走行中は風を受けているので暑さはそれほど感じないが、町中で渋滞に巻き込まれたときが地獄だった。加齢によって反射神経が落ちていることから、筆者はすり抜けを一切しない。そのため、渋滞にハマると、周囲のクルマの排気ガス、直射日光、アスファルトの照り返し、自身のマシンのエンジンからの排熱で本当に辛かった。熱中症になりかけたときもあったぐらいだ。
そこで、インナープロテクターの上から本製品を着用したところ、背中から首筋、脇の下に風が流れて暑さを緩和してくれた。涼しい! というほどではないが、背中と首筋に風を感じるだけで体感温度はかなり違う。FNCTシリーズは風による膨らみが少ないので、体がパンパンにならないのもいい。キャンプやゴルフ、サバゲーにも使えそうだ。同シリーズのヒートベストも手に入れたので、冬のバイクツーリングやゴルフ、サバゲーに活用したい。
【その3】ジムやサバゲーで大活躍した骨伝導イヤホン
Shokz
OpenRun Pro Mini
実売価格2万3880円
AV機器になるが、Shokz(ショックス)の骨伝導イヤホンもよかった。コロナ禍で太ってしまい、市民体育館のジムに通うようにしたのだが、ランニングマシンで30分も走ったり歩いたりするのが退屈。最初は完全ワイヤレスイヤホンを使って音楽を聴いていたのだが、イヤホンで耳穴をふさぐと自身の鼓動がドックンドックンうるさくて不快でしょうがない。その点、本製品はこの不快さがまったくなく、快適に音楽を聴きながら走ることができた。
さらにサバゲーでも大活躍。仲間同士で連携して動くとき、一般的にはトランシーバーを使い、自分が話すときにはマイクのスイッチを押すのだが、グローブをした指では押しづらく、仲間と円滑なコミュニケーションが取りづらい。さらに、激しい動きでイヤホンがすぐ外れてしまうのも難点。そこで、本製品とスマホをBluetoothでつなぎ、LINEのグループトーク機能を使用。マイクも搭載しているので、仲間とハンズフリーでリアルタイムに相互通信ができ、円滑に連携できた。独り言やため息、鼻息まで拾ってしまうのはどうかと思ったが(笑)、ハンズフリーだし、耳を塞がず周囲の音にも気を配れるしで、まさにサバゲーにピッタリの製品だった。
【その4】外遊び翌日の筋肉痛がウソのようになくなった!
アテックス
モノルルド リリースガン プラスアーム AX-HXL236
実売価格1万4800円
最後に、外遊び三昧の週末で意外に役立ったのが、ハンディマッサージャーだ。1日中歩きっぱなしの軽登山、ストップ&ゴーを繰り返すサバゲーともに、翌日は筋肉痛で足がバリバリになってしまう。バイクでツーリングした後も、1日中同じ姿勢で運転しているため肩と腰がコリッコリ。それが、アウトドア活動をした当日の夜に入念にマッサージすると、ウソのように翌日の筋肉痛がなくなるのだ。特に、ガンタイプのマッサージャーが便利。なかでも本製品は小さく軽いので、足の裏から肩、首筋まで全身マッサージしても手が疲れない。その名の通り、アームも付いているので肩甲骨の間や背中、腰回りなど手が届きづらい箇所でもムリなくマッサージできるのだ。
以上、2022年にアウトドアで役立った家電4点を紹介した。みなさんもぜひ参考にして、2023年も楽しいアウトドアライフを送ってほしい!