家電
空気清浄機
2023/2/4 20:45

ブルーエアの空気清浄機はエントリーモデルでも優秀!? プロが解説

空調家電はまず適応畳数を意識するが、そのうえで求める機能を吟味することが重要だ。今回は空調家電のプロが「コレなら選んで間違いナシで、しかもおトク!」と太鼓判をおす空気清浄機を紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました

家電ライター

近藤克己さん

生活家電を中心に執筆する家電&デジタルライター。“オジさん目線”を意識した製品レビューが好評だ。

 

全方向からパワフルに給気し微粒子を9割以上除いて循環

ブルーエア

Blue 3210

実売価格2万5620円(~15畳)

同社の基幹技術「HEPASilentテクノロジー」を搭載するコンパクトモデル。本体下部で360度から空気を吸い込み、0.1μmまでの微粒子を99.97%(※2)フィルター捕集する。空気の状態を検知し、自動で最適な風量に調節もできる。

SPEC●推奨フロア面積:17平方メートル(11畳)●定格消費電力:2~10W●風量:0.5~3.2立方メートル/分●フィルター:Particle +Carbon Filter●フィルター交換目安:約6か月●内蔵センサー:搭載●サイズ/質量:直径200×H425mm/約1.7kg

 

違和感ないデザインと確かな清浄能力が両立

空気清浄機は一年じゅう活躍するので、基本的に出しっぱなしになる家電。ゆえに違和感を感じさせないデザインがベストだ。ブルーエアは多くのデザインアワードを受賞するなど、そのクオリティの高さが世界で認められている。

 

同社のBlueシリーズは大型ファンで360度からパワフルに空気を吸引し、高性能フィルターで有害物質を除去する。そのうえで空気を循環させ、素早く清浄するという基本性能は申し分ないもの。個室や寝室に置くならエントリーモデルのBlue 3210でも不足を感じることはないだろう。

 

上位モデルは、ライフスタイルにこだわりがあり、部屋の空気の質も改善して自宅をより快適にしたい人に最適。特に北欧系の家具・インテリアには調和する。

 

空気清浄機はエントリーモデルでもココは譲れない!

<Point 1>設置する部屋の広さに必要十分な清浄能力

空気清浄機は清浄能力に比例して価格が高くなる。効果をしっかり実感するためには、5~6畳程度の個室に置く場合でも15畳クラスのモデルを目安にすると良い。

 

<Point 2>部屋に置いても違和感ないミニマルなボディデザイン

1年じゅう出しっぱなしにするモノなので、デザイン性は重要。本体サイズがコンパクト、あるいは洗練されたデザインなど、設置する空間に調和するモデルを選びたい。

↑天面には操作ボタンを搭載。内部には大型ファンを備えており、本体下部の全方位360度からパワフルに空気を吸い込んで清浄する

 

↑搭載センサーが空気の汚れ具合を感知し、前面のLEDがリアルアイムで3段階に分類して通知。風量は自動で適切に調節してくれる

 

<ココが上位モデル級>全方向からパワフルに部屋全体の空気を清浄

「上位機種と同等のHEPASilentテクノロジーを搭載した清浄性能もさることながら、小型ボディに秘めたパワーが魅力です。大型ファンで全方向から空気を吸引し、天井方向への排出することで空気を循環させ、確実に部屋を清浄します」(近藤さん)

 

上位モデルはコレ!

ブルーエア

DustMagnet 5240i

実売価格5万6360円(~18畳)

同社初となる「DustMagnetテクノロジー」搭載モデル。独自の気流と帯電プレフィルター、2か所の吸引口の組み合わせで空気中の汚れを効率的に除去する。サイドテーブルとしても使え、インテリアのひとつとして自然な風合い。

 

機能の差早わかり!

※1:【試験機関】(一財)北里環境科学センター【試験方法】27.7立方メートル(約6畳)、室温25℃、湿度70%の試験室にて、エアコン内部にカビ菌を滴下した試験片を設置、1日3時間の冷房運転後に「内部クリーン」運転ありとなしの条件において、4日後のカビ菌の数を比較【試験結果】試験片のカビ菌(1種類)が99%除去されたことを確認(北生発2021_1202号

※2:【試験機関】RISE Research Institute of Sweden AB (ボロース、スウェーデン)【試験方法】欧州フィルター規格EN 1822-5:2009に基づくフィルター粒子捕集率試験【試験粒子】塩化カリウム【試験結果】0.1~1μmまでの微粒子を99.97%以上除去 *フィルターの除去性能。部屋全体への除去性能とは異なる