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2016/11/10 14:48

PPAPならぬDTAPって!? アッポーをかじれば歯がわかるユニークな検査がスタート!

世間では、再生回数8100万回を超えた動画「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」で話題ですが、同じくアッポーを使った面白い検査があるのをご存じでしょうか。こちらの検査は、電動歯ブラシ「ソニッケアー」シリーズでおなじみのフィリップスによる、お口の健康診断イベントで体験できるとのこと。一体どんな内容なのか、実際にイベントに参加してチェックしてきました!

↑イベントが行われたのは銀座にある長野のアンテナショップ。なぜ長野なのかはのちに判明します
↑イベントが行われたのは銀座にある長野のアンテナショップ。なぜ長野なのかはのちに判明します

 

歯周病が脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めることも

会場は銀座にある長野のアンテナショップ。到着すると、すでにイベント席は満席で順番待ちの状態。やはり、口の健康が気になる人は多いようです。平日の昼間だったためか、意外に60代以上のシニアの方も多く見かけました。

 

さて、順番がきて席につくと、まずは歯周病の怖さについての2~3分ほどのレクチャーを受けます。ここでは歯周病菌が身体に与える悪影響を解説。菌が血液に混じることで、なんと脳梗塞や心筋梗塞など、命に係わる病気を引き起こすリスクが高まるそうですよ。

↑会場内たくさんの人。イベントスタート時よりかなり人は減ったということですが、順番待ちをしている人も多数。口の健康に関心がある人が多いことがわかります
↑会場内たくさんの人。イベントスタート時よりかなり人は減ったということですが、順番待ちをしている人も多数。口の健康に関心がある人が多いことがわかります

 

↑まずは、歯周病になるとリスクが高まる病気についてのレクチャー。メタボリックシンドロームと歯周病に関連性があるなんて、考えたこともありませんでした
↑まずは、歯周病になるとリスクが高まる病気についてのレクチャー。メタボリックシンドロームと歯周病に関連性があるなんて、考えたこともありませんでした

 

本物のリンゴと専用アプリで歯の状態がチェックできる

歯周病に関するレクチャーが終わると、スタッフからおもむろに手渡されるのはシールが貼られた本物のリンゴ。じつはこのイベント、松本りんご協会と歯科医師が共同で開発した「Dentapple(デンタプル)」という健康診断キットを使って行われます。Dentapple専用アプリを起動して、まずはリンゴに張られたシールを撮影。これで歯科衛生士によるお口チェックを受ける準備は完了です。

↑デンタルチェックに使用する「Dentapple」と専用アプリを起動したスマートフォン。シールにプリントされたQRコードを撮影することでユーザーを識別します

↑デンタルチェックに使用する「Dentapple」と専用アプリを起動したスマートフォン。シールにプリントされたQRコードを撮影することでユーザーを識別します
↑デンタルチェックに使用する「Dentapple」と専用アプリを起動したスマートフォン。シールにプリントされたQRコードを撮影することでユーザーを識別します

 

あとは、アプリの指示通りに、リンゴを数回かじり、「歯の痛みがないか」「リンゴの皮が歯の間に挟まらなかったか」などの数項目の質問に答えます。最後に、かじったリンゴの断面を写真に撮影して送信すると、一日以内に歯科衛生士による診断が返ってきます。

↑アプリの指示に従ってリンゴを齧っていきます。ちなみにりんごは少し固めの長野県松本産の「ふじリンゴ」で、非常に甘みが強くジューシー! あまりにもジューシーなので食べながら汁がポタポタと垂れてくるほど
↑アプリの指示に従ってリンゴをかじっていきます。ちなみにりんごは少し固めの長野県松本産の「ふじリンゴ」で、非常に甘みが強くジューシー! あまりにもジューシーなので食べながら汁がポタポタと垂れてくるほど

 

↑会場内にはあちこちでリンゴを噛む姿が。簡単にガリッと齧る人もいれば、写真の50代男性は「丸ごとリンゴを食べることがないので、うまく口が開かない……」と苦労している様子
↑会場内にはあちこちでリンゴを噛む姿が。簡単にガリッとかじる人もいれば、写真の50代男性は「丸ごとリンゴを食べることがないので、うまく口が開かない……」と苦労している様子

 

↑あとは簡単な質問に答えたあと、かじったリンゴの断面図を撮影するだけ。要領がわかれば3分ほどで終了するデンタルチェックです
↑あとは簡単な質問に答えたあと、かじったリンゴの断面図を撮影するだけ。要領がわかれば3分ほどで終了するデンタルチェックです

 

診断項目は「虫歯リスク」「歯周病リスク」「顎関節症リスク」の3項目。筆者の判定は、うれしいことにすべてE判定以上で、リスクの少ない状態なのだそう。もちろん、実際に医師に診てもらうわけではないため、歯科による定期検診が必要なくなるわけではありません。とはいえ、おいしいリンゴを食べつつ手軽にリスクチェックができるのはうれしいですね。

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↑当日夕方にアプリに結果が送信されてきました。ちなみに、Aが高リスクで、Fになるほどリスクが少ないようです。歯科衛生士によるコメントも送られてきます

 

ちなみに、このDentappleは昨年よりリンゴが旬の時期にのみ販売。今年も11月8日の「いい歯の日」から販売を開始しており、今ならインターネットや一部青果店などで手に入ります。価格はDentappleリンゴ1個で300円。歯科衛生士による診断ができるにもかかわらず、驚くほどリーズナブルな値段です。これなら、毎週家族でお口のチェックもできますね。ちなみに、フィリップスのソニッケアーのイメージキャラクターは、タレントのDAIGOさん。DAI語(※)を駆使する彼なら、「DTAP(=Dentapple)、超ヤバイ」と表現することでしょう。

※DAI語……フレーズを略してアルファベットで表現するDAIGOさんのお家芸。「KMSS(ケーエムエスエス)」=「興味津々」などがある

 

フィリップスのソニッケアーの製品もズラリ

さて、イベントはフィリップス主催ということもあり、会場には歯科衛生士による相談コーナーのほか、電動歯ブラシ「ソニッケアー」の展示コーナーもありました。このコーナーには、数多くのソニッケアー製品がズラリ。ここでは、スタッフが自分に最適な製品を選ぶためのアドバイスをくれます。

 

今回のイベントでは、冒頭で歯周病についてのレクチャーを受けることもあり、歯茎の健康を重視した「ソニッケアー ガムヘルス」が人気。また、2~30代の女性の多くは、デザイン性の高さが際立つ「ソニッケアー ダイアモンドクリーン」に注目していました。そして、今回のイベントで利用したDentappleは、リンゴを皮ごとかじれるなら子どもでもデンタルチェックが可能。そのため、子ども用として開発され、ゲームで遊びながら歯みがきができるソニッケアーキッズを気にするお母さんも多かったようです。

↑会場内に用意されているソニッケアー製品が並ぶ展示コーナー。スタッフから「自分に最適な一本」のアドバイスがもらえます
↑会場内に用意されているソニッケアー製品が並ぶ展示コーナー。スタッフから「自分に最適な一本」のアドバイスがもらえます

 

↑旅行好きの筆者がおススメされたのは、ケース内での充電もできるダイヤモンドクリーン。写真はアメジストカラーのDAIGOモデルだそう
↑旅行好きの筆者がオススメされたのは、ケース内での充電もできるトラベルケースが付属するダイヤモンドクリーン。写真はアメジストカラーのDAIGOモデルだそう

 

↑子供がいるお母さんに人気だったソニッケアーキッズ。「キャラクターは微妙だけど(!)、ゲームをしながら歯みがきができるなら、喜んで歯を磨いてくれそう」という意見が多数
↑子どもがいるお母さんに人気だったソニッケアーキッズ。「キャラクターは微妙だけど(笑)、ゲームをしながら歯みがきができるなら、喜んで歯を磨いてくれそう」という意見が多数

 

11月8日のいい歯の日は過ぎましたが、歯の健康は一生付きまとうものです。今回イベントで使用したDentappleやソニッケアーは、現在インターネットなどで入手可能。これを機会に、家族のオーラルケアを見直してみてはいかがでしょうか?