近ごろ、レイコップやダイソンなど様々なメーカーが“布団クリーナー”を発売していますが、パナソニックの新製品「MC-DF500G」が意外な機構を採用し話題になっています。
業界初の「紙パック式」を採用
その機構とは、ごみが集まる部分に「紙パック」を採用したということ。いままでの掃除機では紙パック式のものがメインでしたが、近年サイクロン方式などが普及。そのため、布団クリーナーに至ってはすべて紙パック以外の方式が採用されていました。
そこに目を付けたパナソニックは業界初となる紙パック式の布団クリーナーの開発に踏み切ったようです。
「紙パック式」布団クリーナーのメリットとは?
布団クリーナーに溜まるごみは、通常の掃除機と比べて細かいハウスダストがメインになってきます。しかし、従来のダストボックスにごみをためるタイプの布団クリーナーでは、吸い取ったハウスダストをゴミ捨ての際に散らしてしまうことが多いようでした。
「MC-DF500G」では紙パック式を採用しているので、ゴミを捨てるときにハウスダストが舞い上がりません。さらに、紙パック式なのでダストボックスやフィルターの掃除も不要。メンテナンスも簡単になっています。
紙パック以外は最新の技術を多数装備
紙パックだけに注目すると“原点回帰をはかっただけの商品”というイメージになってしまいますが、「MC-DF500G」には他社製品に負けないような最新技術も数多く盛り込まれています。
例えば、目に見えないダニのフンまで見つけて知らせる「ハウスダスト発見センサー」や、ビートブラシが毎分約6000回振動しハウスダストを含むアレルギー物質を99%以上除去する「ビートブラシ付きスムースパワーノズル」などを搭載。新旧技術を織り交ぜた“ハイブリッドな布団クリーナー”といえるでしょう。
この「MC-DF500G」の製品概要は以下の通り。
MC-DF500G
実売予想価格 3万円前後
発売日 2015年11月20日
交換用紙パック(S型) AMC-U2
入り数 10枚
希望小売価格 860円(税抜)