家電
2023/11/22 16:00

象印「マルチロースター」はお酒好きの必携家電。ビール、ジン、ワインなんでもウェルカム

提供:象印マホービン

GetNavi webで“旬感家電”と命名し、シリーズでお届けしている製品が、象印マホービンから好評発売中の「マルチロースター EF-WA30(以下、マルチロースター)」です。

 

同機で得られる体験はまったく新しい食卓価値! スマートな操作で季節の恵みがご馳走になり、しかもお手入れも簡単な、良いこといっぱいの名品です。今秋冬の食卓をワンランクもツーランクも引き上げてくれること間違いないでしょう。

↑前回の記事では編集長のライフスタイル別に、牛串など3品を調理。お店で焼いたかのような美しい仕上がり!もちろん、味もウマい! https://getnavi.jp/homeappliances/906723/

 

↑初回の記事では本機の性能や目玉機能を紹介しながら、さんまなどを焼きました。美味しそうでしょう〜 https://getnavi.jp/homeappliances/900804/

 

締めくくりとなる3回目の記事では、お酒とのペアリングにフォーカスします。公式レシピをべースに、一部アレンジを加えた料理を作り、そのメニューによく合うお酒をフードアナリストがセレクト。今秋冬の食シーンを楽しく豊かにするコツを、「マルチロースター」とともに提案していきます。

 

【今回紹介する製品】

象印マホービン

マルチロースター EF-WA30

【SPEC】●消費電力:1100W●外形寸法 幅×奥行×高さ:約49.5×27×19.5cm●焼き網の寸法 幅×奥行:約35×17cm●本体質量(トレー含む):約4.6kg

 

【その1】タンドリーチキンのサラダ×ジンソーダ

1皿目は公式レシピのタンドリーチキンを活用したパワーサラダ。大ぶりにカットしたチキンがのるだけで、サラダでも主役級のご馳走になります。

 

インドを代表する鶏料理のタンドリーチキンは、ヨーグルトのやさしい酸味と、香り高いスパイスの風味が特徴の一皿。このままでも立派なおつまみとして成立しますが、サラダにアレンジすると別の魅力が生まれます。

 

まずは、一緒に野菜を摂れるため栄養バランスに優れたメニューになります。続いて、タンドリーチキンには十分な味が染み込んでいるため、ドレッシングをかける量も少なくすみます。また、野菜にお肉の彩りが加わることで、サラダがゴージャスな印象になることもポイント。ビタミンやたんぱく質が整ったパワーサラダは、昼夜はもちろん朝食にもオススメでパーティーでも映えること間違いなし!

 

【お酒との相性】タンドリーチキンのやさしい刺激にジンソーダの爽快な風味が調和

お肉は皮のパリパリ感と身のしっとりな食感がたまりません。さすが、マルチロースターの「上下ヒーター」と「こんがり反射板」の効果が料理にしっかり生かされています。厚みのある鶏肉でも上下にあるヒーターから熱を加えるだけでなく反射板が熱効率を高めるので、お肉は適度な水分を保ち、ジューシーな肉汁があふれてきます。

↑赤丸内が上下に配置されたヒーター。矢印のシルバーの部分が「こんがり反射板」。両面からしっかり熱を閉じ込めていきます

 

合わせたお酒は、近年ハマる人が増えているジンソーダ。ジンは「ジュニパーベリー」というスパイスを軸に多彩なボタニカルが香る特徴があり、タンドリーチキンのようにスパイスが香る料理には実にマッチするのです。

 

今回は「翠」に炭酸を加えた「翠ジンソーダ」をペアリングに使いました。合わせてみると、タンドリーチキンのやさしい刺激にジンソーダの爽快な風味が調和。酒質はクリアなのでお肉のうまみは邪魔せず、それでいてキレがしっかりリセットし、次のひと口を美味しくさせてくれます。また、野菜の青々しさやフレッシュな苦みともマッチ。ワンランク上の晩酌が楽しめました。

 

【その2】塩さばトマト×白ワイン

2皿目は海の幸を使った料理の提案。公式レシピに従って塩さばを焼き、そこにフレッシュトマトのソースを添えれば完成です。調理は簡単。まずは塩さばの皮目に切り込みを入れ、5分予熱した「マルチロースター」で約13〜15分焼くだけ。

 

改めて感じるのは、本製品の完成度の高さ。前述のチキン同様、素材の余分な脂を落としつつ、適度な水分を保ちながらふっくら仕上げるための熱効率の高さはもちろんのこと、「高性能触媒フィルター」が煙やニオイ成分を約90%(※)カットするので、部屋がモクモクで白っぽくなることは一切なく、焼き魚特有のニオイもありません。

(煙やニオイ成分の除去率は、触媒フィルター単体の試験結果であり、実使用とは異なります。触媒フィルターあり、なしでの象印調べ)
※煙の除去率: NBS発煙性試験装置(ASTM-E662に準拠)により、単位面積当たりの発煙量を測定し算出。触媒フィルターあり:4.0 触媒フィルターなし:46.7 (象印調べ)。
・ニオイ成分の除去率:ガスクロマトグラフィーにより、プロピオンアルデヒド(サンマを焼いた時に発生するニオイのもととなる成分)濃度を触媒フィルター単体で測定し算出。触媒フィルターあり:0.447ppm 触媒フィルターなし:5.000ppm(象印調べ)。
・ニオイのもととなる成分量を測定したものであり、実際のニオイの感じ方を比較したものではありません。
↑「高性能触媒フィルター」。これまでの取材時でも、ほぼニオイや煙が出ていないのを体感しています

 

「マルチロースター」で焼いている間に、トマトソースを調理。これも簡単です。玉ねぎとともにみじん切りにし、お好みでレモン汁や酢、ハーブなどを少量加えるだけ。塩さばには適度な塩味があるので、トマトソースには塩こしょうなどはなくても構いません。もし食べてみて味が薄いと感じたら、少々振る程度でOKです。

 

塩さばの味もチキンと同じく、外はパリッと中はふっくらした食感が絶品。しっとりした身はジューシーな肉汁をまとい、多幸感のあるおいしさです。そのうえでトマトソースは爽やかな甘みと酸味を演出し、一気に太陽と青い海が広がるような洋風テイストのシーフードに。

 

【お酒との相性】美味しく爽やかな余韻を約束

和風の塩さばなら日本酒や焼酎などが合いそうですが、この洋風アレンジはワインの出番でしょう。今回はシーフードなどによく合う白を合わせましたが、辛口のロゼやオレンジワインもよさそうです。

 

うん、グレープフルーツやりんごを思わせるフレッシュな果実味が、塩さば×トマトソースのジューシーで爽やかな風味と実にマッチ。これはまさにマリアージュ(=結婚)ですね。味に共通項をもつ白ワインが塩さばとトマトソースの相性をより高め、見事な仲人役を果たしています。

 

また、ワインのやさしい酸味とドライなキレがペアリングに起伏を生み、美味しく爽やかな余韻を約束。今回は、イタリアの有機白ワイン「タヴェルネッロ オルガニコ トレッビアーノ/シャルドネ」を使いました。試していただきたいアレンジと組み合わせですが、幅広い白ワインとマッチするでしょう。

 

【こちらも注目】殻付きホタテ×ワイン

魚介類はもう一品トライ。下半期はふるさと納税マインドが上がってくる時期でもありますし、今年はいつにも増して生産者を応援したい「ホタテ」も調理しました。

 

貝を味わう楽しみの一つが、貝殻付きでワイルドに焼き上げて素材の美味しさをダイレクトにいただく食べ方ではないでしょうか。「マルチロースター」ならこのご馳走感、エンタメ感も堪能できます。

 

こちらも調理は至ってシンプル。「マルチロースター」を5分予熱し、上の殻を取ったホタテを2枚のせ、10分焼くだけです。そのままでも絶品ですが、ワインとのマリアージュを楽しむなら、取り出したあとにバターや醤油をのせると一層マッチング度が高まります。

↑本体右側のタイマーつまみを回すだけの操作なので直感的

 

この調理で特筆すべきなのは、圧倒的な安定感。浜焼きなどで貝付きホタテを調理すると、火加減が難しく、水分が蒸発してパサパサになったり、焦げてしまったりすることもあります。しかし、上下のヒーターと「こんがり反射板」で焼き上げる「マルチロースター」なら、タイマーもあるから驚くほど簡単!

 

熱効率の高い空間で水分を逃がさず調理するため、うまみ満点のホタテの水分が凝縮。さながら蒸し焼きにしたようなふっくら食感と、甘みすら覚えるようなホタテのジュースを楽しめます

 

【お酒との相性】ワイン以外、日本酒との相性も◎

仕上げにバター醤油をあしらって食べたところ、これも絶品。ハリのいい弾力の貝柱と、プリッとしたヒモによる食感のメリハリがお見事。そしてホタテのうまみにミルキーなバターと香ばしい醤油のエッセンスが加わり、頬が落ちるような美味しさです。

 

ワインはもちろん、日本酒なら濃潤旨口タイプや、燗酒でクイッとやるのもよさそう。「この美味しさが家でも楽しめるなんて!」と感動すること間違いなしです。

 

【その4】チキンの北京ダック風×ビール

ラストは、今回最もユニークなアレンジ提案といえるでしょう。初回で調理した「マルチロースター」公式レシピの、グリルチキンを活用した北京ダック風の一皿を作ります。

 

焼き上げたグリルチキンの熱が下がったら細く切り、きゅうりや長ねぎも同様の細切りに。北京ダックを包む餅皮(カオヤーピン)は春巻きの皮で代用できるので、餅皮が入手できなくても大丈夫です。また北京ダックのタレも、専用ソースがなくてもOK。甜麵醬(テンメンジャン)をベースに醤油や蜂蜜などをブレンドすれば、近しい味わいのタレができ上がります。

 

本場の北京ダックは、ダック(あひる)を窯焼きにするなど手の込んだメニューですが、「マルチロースター」なら身近な鶏肉を使った簡単アレンジが可能。特にポイントとなるのが、繰り返しお伝えしている上下のヒーターと「こんがり反射板」の効果によるパリパリとした皮の美味しさです。

 

それぞれの素材がそろったら、タレを塗った生地の上に具材をのせて巻いて食べましょう。なお、北京ダックの肉は皮だけを味わうのが一般的ですが、今回の北京ダック風ではジューシーな身の部分も一緒にいただきましょう。甘じょっぱいタレと、肉の濃厚な味がひとつになって、きゅうりとねぎはシャキッと好アクセント。リッチな美味しさが口いっぱいに広がります。

 

【お酒との相性】うまみ、甘み、苦味、爽やかさが融合

合わせるお酒はビール。本格中華であれば紹興酒もいいですが、カジュアルに楽しむならビールがオススメです。麦汁のうまみと甘じょっぱい皮と肉の味がマッチし、ビールの苦味はきゅうりやねぎの爽やかさとフィット。なお、今回は「サントリー生ビール」を合わせました。

 

豪華でサプライズ感満点のこの料理は、特にパーティーにオススメ。手巻き寿司やタコスのように、具材を囲みながらわいわいと楽しむのもよし。あらかじめ包んでおけば、フィンガーフードとしても活躍します。

 

 

三方良しの最新家電が「マルチロースター」

日常のリラックスやリフレッシュに、また知人との大切な宴を盛り上げる存在がお酒です。さらに絶品のおつまみがあれば、その時間はより特別なものとなるでしょう。

 

なお、本記事では言及できませんでしたが、「マルチロースター」はお手入れも実に優秀(気になる方は初回の記事をご覧ください!)。背面上部にあるふた着脱用のボタンを押しながら引き上げるとふたを簡単に取り外しできるうえ、このふたは丸洗いができます(ふたのフィルター部はスポンジ洗いNG)元に戻す際もふた着脱用ボタンを押しながらセットするだけと簡単!

 

さらに、ステンレス製焼き網・こんがり反射板・水受皿も丸洗いが可能です。洗ったりメンテナンスしたりするのがここまでラクだと、次も使いたくなるモチベーションが高まりますし、そもそもデザインがスタイリッシュで洗練されているので、キッチンやダイニングに置いてもサマになり、気分までもが高まります。

 

食べて良し、片付けて良し、インテリアにして良しの、言ってみれば三方良しの名機といえるでしょう。

↑ふたを外したところ。右手で掴んでいるところに着脱用のボタンがあります

 

↑ふたはもちろん、ステンレス製焼き網・こんがり反射板・水受皿も丸洗いできます(ふたのフィルター部はスポンジ洗いNG)

 

季節は実りの秋から冬へ。さらには年末年始も控え、美酒と美食が楽しいシーズンの到来です。自宅用はもちろん、プレゼントにも「マルチロースター」を贈り、美味しい乾杯で最高の1年を締めくくったり迎えたりしませんか!

 

撮影/高原マサキ フードスタイリング/梶山葉月