家電
2023/10/6 16:00

象印マルチロースターで「調理家電沼」にハマってしまったよ!編集長の生活が変わった3つのシーン

秋は多彩な農作物が旬を迎える収穫の時季であり、まさにグルメなシーズン。このタイミングにドンピシャな注目の最新調理家電が、象印マホービンから好評発売中の「マルチロースター EF-WA30(以下、マルチロースター)」です。

↑前回の記事では実際にさんまを焼いてみました。外はパリッと、内はふんわりとして実に美味しかった。前回記事の様子はこちら→象印の「マルチロースター」は旬感家電と命名したい名品ぶり!使ってわかった優秀さ&多才さhttps://getnavi.jp/homeappliances/900804/

 

象印では以前よりロースター製品を手がけており、グリルやフライパンの調理で発生する手間を軽減する家電を提案しています。本機はその最新作であり、得られる体験はいわばまったく新しい食卓価値。スマートな操作で季節の恵みがご馳走になる、“旬感家電”ともいうべき名品なのです! しかもお手入れも簡単だから言うことなし!

 

GetNavi webでは全3回の記事で、本機の魅力を徹底解説。第2回となる今回は、GetNavi web編集長の山田佑樹が実生活におけるリアルな使い方を実践。公式レシピを参考にした料理を含む3品と、休日から日常までライフスタイルに合う点、マルチに使える点を食シーンとともにレポートします!

 

【今回紹介する製品】

象印マホービン

マルチロースター EF-WA30

【SPEC】●消費電力:1100W●外形寸法 幅×奥行×高さ:約49.5×27×19.5cm●焼き網の寸法 幅×奥行:約35×17cm●本体質量(トレー含む):約4.6kg

 

【まずは簡単に製品解説】インテリアになじみ機能美が光る

↑今回は編集長・山田の自宅で実際に長期使用してみました

「マルチロースター」はインテリアになじむデザインと、圧倒的な機能性の高さが特徴です。高性能を支えるのが、上下のヒーターと「こんがり反射板」(①)の効果による優れた熱効率。加えて、「高性能触媒フィルター」(②)によって煙やニオイ成分を約90%カット(※)してくれる点も見逃せません。

(煙やニオイ成分の除去率は、触媒フィルター単体の試験結果であり、実使用とは異なります。触媒フィルターあり、なしでの象印調べ)
※煙の除去率: NBS発煙性試験装置(ASTM-E662に準拠)により、単位面積当たりの発煙量を測定し算出。触媒フィルターあり:4.0 触媒フィルターなし:46.7 (象印調べ)。
・ニオイ成分の除去率:ガスクロマトグラフィーにより、プロピオンアルデヒド(サンマを焼いた時に発生するニオイのもととなる成分)濃度を触媒フィルター単体で測定し算出。触媒フィルターあり:0.447ppm 触媒フィルターなし:5.000ppm(象印調べ)。
・ニオイのもととなる成分量を測定したものであり、実際のニオイの感じ方を比較したものではありません。

また、操作も簡単。水受皿に水を入れて焼き網をセットするなどしたら、あとはタイマーつまみ(③)を回すだけ。タイマーつまみのすぐ横にはレシピや取扱説明書ページへアクセスできる二次元コード(③)があるので、献立考案やお手入れ方法を調べるときにも便利です。

 

さらには後片付けに関しても手間がかかりません。ふたの脱着が簡単に(④)行える仕様になっているため分解しやすいうえ、焼き網・反射板・水受皿までも丸洗いできる(⑤)のも嬉しいポイントです。

 

こうした機能やお手入れ性能の高さによって、積極的にグリル料理をしたくなる気持ちにさせるのが「マルチロースター」なのです。具体的な性能や機能は前回の記事で詳報しているので、商品詳細を知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

 

【「マルチロースター」の機能①~⑤をギャラリー形式で紹介(画像をタップすると大きく表示されます)】

 

ここからは、山田が休日や平日に使ってみた実感をレポートしていきましょう。

 

休日の日中に使ってみた:ライブ感満点のベランピングで「牛串」をいただく

↑熱々の牛串をハフハフする幸せを感じる様子をレポートします

この日、私は串打ちに夢中になっていました。それは、「マルチロースター」で必ずや作りたい料理のひとつだったから。午前中から買い出しに行き、早足で帰宅、下準備をして、と自分でも驚くほどの高揚感。

 

牛串はこれまでも、キャンプやバーベキューでは作ってきましたが、家で焼くのは初めて。その原因はやはりニオイと煙。以前、リビングダイニングにコンロを置いて牡蠣を焼いたところ、リビングのソファはもちろん、スライド式のドアを隔てた寝室のベッドにまで生魚のようなニオイが染み付いてしまいました。以降山田家では、ダイニングやリビングでニオイや煙が出る料理はNGになっています。

 

でも!!「マルチロースター」は煙やニオイをしっかり軽減してくれるというじゃないですか!しかも、上下のヒーターで両面を一気に焼いてくれるから、焼いている途中で裏返す必要もないし、火加減を気にする必要もありません。まさに、いいことづくめ!

 

↑タレに漬けた牛肉と、野菜を彩りよく串に刺し、「マルチロースター」を約5分予熱して串を約11~13分焼けば完成。上下からの高火力により、ひっくり返さずともしっかりジューシー。お肉は旨みがギュッと詰まったおいしさで、野菜もみずみずしく絶品!

以前から、焼きたての料理をべランピング仕様にしたベランダで食べたいと思っていたのですが、「マルチロースター」なら完璧にこなしてくれそう。本機は屋外での使用は推奨されてないので、ベランダすぐ横のリビングに「マルチロースター」をセットして焼いてみました。

【詳細なレシピはコチラ→】https://www.zojirushi.co.jp/recipe/list/751.html

 

食べてみるととんでもない非日常体験が!牛肉と野菜のコラボレーションがダイナミックに口の中に広がり、牛肉のやわらかさと野菜のシャキシャキが交互にやってきます。最高!さらに、熟練の焼き師が1本1本を手作業で焼き上げたような丁寧な仕上がりも確かに感じられます。これが自宅で食べられるなんて、想像以上の非日常!

 

個人的には食べるのと同じぐらいテンションが上がったのが、配膳のとき。右手にお酒、左手に牛串を載せたお皿をキッチンからベランダに持ち運ぶときに、香り立つ料理の匂いと、牛串のジュージュー感にすでにメロメロ。「マルチロースター」は「食のエンターテイメント性」も極めて高い製品といえるでしょう。ちなみに、「マルチロースター」でできる料理はお酒とも相性が良いのですが、それは次回の記事でたっぷりお伝えします!

 

さて、「マルチロースター」は煙や嫌なニオイも少ないので、妻や娘からも大好評。これまでのNGがなんだったのか、「あれも焼いてみよう、これも焼いてみよう」のリクエストが続出。製品ひとつで食卓が変わるとはこのこと。

 

さらに、本機はふたが簡単に分解でき、焼き網と反射板、水受皿まで丸洗いできるので手入れも楽々。肉を焼いたあとについた油を落とす作業って大変だと思うのですが、本機ではそんなことなし! この手軽さも、日常的に使いたくなるポイントです。

 

休日の夜に使ってみた:窓付きグリルで絶妙おこげの「焼きおにぎり」に成功

↑髪を乱しながら一心不乱に食べるライブ感をレポート 

同じ日。日中の牛串では美味しさと盛り上がりで、家族全員食べすぎてしまいました。とはいえ、時間が経てば小腹がすいてきます。そこで、夜は軽めの焼きおにぎりに。

 

ということで、「マルチロースター」をダイニングテーブルに移動し、下ごしらえしたおにぎりを調理。調理工程が見える窓付きの仕様なので、ちょうどいい焼き加減に仕上げられること。これがフライパンの場合、絶妙なおこげを付けるのはけっこう難しいんです。

 

焼きおにぎりは、タレの甘く香ばしい風味とかつお節のうまみが合わさって滋味深い美味しさ。ごまのプチッとしたアクセントもたまりません。そして、私はここで別途ダシ汁とねぎを加えて焼きおにぎり茶漬けにアレンジ。サラサラッとしたライトな口当たりと、ほっこりやさしい味わいに癒されます。

↑しょうゆとみりんを加えたご飯に、かつお節と白ごまを加えてさらに混ぜ合わせて成形。約5分予熱した「マルチロースター」で、約7~8分焼けばでき上がりです

【焼きおにぎりは公式レシピもあります→】https://www.zojirushi.co.jp/recipe/list/755.html

 

そして「マルチロースター」が素晴らしいのは、「しまわなくてもいいかな」と思わせてくれる実用性とデザイン性の高さ。ホットプレートや電気鍋は食べたらしまうのが基本ですが、本機は利用シーンが幅広いのでそのままテーブルに出し、翌日も文字通りマルチに活躍してくれます。仕事は忙しいけど、上質なライフスタイルを実現したい層にはうってつけの製品といえるでしょう。

 

月曜日の朝に使ってみた:グルメなトーストで優雅なモーニング

↑「マルチロースター」は本体のとっ手も大きいので持ちやすく、移動が苦になりません。ダイニングテーブルに置いても「画」になります

こうして翌朝、再び「マルチロースター」でお世話になったのはパン調理。本機は本格的なグリルチキンも上下のヒーターで美味しく仕上げてくれるので、トーストもワンランク上のクオリティに焼けることは間違いないでしょう。

 

そこで今回トライしたのが、ナッツハニートースト。おつまみにも重宝するミックスナッツを少々アレンジして具材にする、プチリッチな一品です。

↑ミックスナッツを粗く刻み、はちみつとシナモンをブレンド。バターを塗った食パンにチーズ、ナッツとのせてアルミホイルを敷いた「マルチロースター」で約6~7分焼けば完成です

【詳細なレシピはこちら→】https://www.zojirushi.co.jp/recipe/list/753.html

 

バターやパンが焼ける香りって最高ですよね。しかもこの日はチーズやはちみつも加わって、食卓がエレガントに。月曜日の憂鬱な朝でも一気に様変わりして、一日のやる気があふれてきます。

 

トーストは、カリサクもちっと。そこにとろけるチーズ、クラッシュナッツのコリッとした食感もプラスされ、多彩なテクスチャーが多幸感を演出します。味も、甘みと塩味が香ばしさとひとつになり、ミルク、コーヒー、カフェラテとも相性抜群。最高の朝食となりました。

 

なお、ベースの食パンを4等分などにカットしてハニーナッツトーストにすれば、お酒のおつまみにも。バーボンをベースにしたハイボールや、赤ワインソーダなどがよく合うと思います。

 

外食以上のおうちご飯が叶う。それが「マルチロースター」だ!

我が家に「マルチロースター」がやってきてから、毎日の食シーンがより楽しくエレガントになりました。最近は出社が増えて外出や外食する機会も多くなり、「外食志向」に戻りつつあったのですが、外食以上のクオリティでおうちのごはんを楽しめるパワーがあります

 

そう、「おうち時間」全盛のときに調理家電にハマったのですが、それを今度は「制限のない生活」で実践したくなるような感覚。朝昼晩&休日平日に活躍してくれ、後片付けも簡単だからまた次の料理に使いたくなるーーこれ一台で、QOL爆上がりな「マルチロースター」。

 

私のような家電ファンだけでなくファミリーにもオススメ。プレゼントにもピッタリですよ!

 

まとめ/中山秀明 撮影/高原マサキ フードスタイリング/梶山葉月