ライフスタイル
2025/1/21 20:15

驚くほどウマい出来立てビールを飲みつつ学ぶ!オトナの社会科見学スポットは“食”が魅力

子どものころに行った社会科見学のワクワク感と、大人になって改めて刺激される知的好奇心……両方を満たしてくれる“大人の社会科見学”が人気を集めている。ただ観光地に行くだけでなく、楽しみながら学べるのがポイントだ。

 

今回は首都圏で話題の、「食」が魅力の体験スポットを厳選。リゾートとアウトドアを愛する旅行ライター、高井章太郎さんに詳しい話を聞いた。

 

ヱビスビール誕生の地に復活したブルワリーで、ヱビスの神髄にふれる

YEBISU BREWERY TOKYO(東京都・恵比寿)

ヱビスビール発祥の地である恵比寿に誕生した施設。ヱビスのルーツを紹介するミュージアム、ビール醸造を行うブルワリー、タップルームを併設し、ヱビスの魅力に存分に浸れる。自由見学もできるが、ガイドの案内でミュージアムをまわり、ヱビスの歴史などの話を聞いたあと、ビールを試飲できるツアーに参加するのがオススメ。

2024年4月オープン「YEBISU BREWERY TOKYO」

 

試飲したのはコレ! ヱビス ∞(インフィニティ)

かつて恵比寿工場で使用されていたヱビス酵母と、当時使われていたと思われるホップを一部使用し、施設内にあるブルワリーで醸造。香り高く滑らかながら深いコクがある。

 

ツアーは45分程度。前半はミュージアムで解説、後半が試飲タイム

 

大麦やホップなどの原材料は実際に香りを嗅いでみることができる

 

定番ビールのほか、季節限定のビールも登場する

 

タップルームはツアー参加者以外も利用できる。極上のビールを楽しんで

 

学びのポイント:「YEBISU the JOURNEY」ツアーのトリビアが楽しい!

「ミュージアムに展示された資料は貴重なものばかり。創業当時の恵比寿駅近辺の様子を写した写真などもあり、街を造り、文化を築いたヱビスビールの歴史に引き込まれます。最後に試飲するできたてのビールは驚くほどのおいしさです!」(高井さん)

「YEBISU the JOURNEY」ツアーのトリビアが楽しい!

 

YEBISU BREWERY TOKYO
●住所/東京都渋谷区恵比寿4-20-1 恵比寿ガーデンプレイス内
●時間/タップルーム12:00~20:00(L.O.19:30)※ 土・日曜日、祝日は11:00~19:00(L.O.18:30)
●定休日/火曜日(祝日の場合は翌日)●料金/入館無料
●見学ツアー「YEBISUthe JORNEY」は1800円 ●予約/タップルームは現地で予約。見学ツアーはHPから予約

 

整然と並ぶ約1000本のマグロが、次々に競り落とされ運ばれていく

豊洲市場(東京都・豊洲)

首都圏の旗艦市場で、マグロのセリなどを行う水産卸売場棟、鮮魚店や飲食店が魚介を仕入れる水産仲卸売場棟、野菜や果物を取引する青果棟などが立つ。見学者は見学者通路や見学ギャラリーから活気に満ちた市場を体感。人気のマグロのセリは5:30~6:30で、事前抽選に当選すれば目の前のデッキから見学できる。見学後は各棟に並ぶ飲食店で寿司や海鮮丼を楽しんで。

豊洲市場

 

青果棟では6:30から旬の食材のセリが行われる

 

大きな窓からマグロのセリを見学

 

クロマグロのオブジェは、過去取引された最大級サイズ

 

荷物の運搬には電動のターレーが大活躍

 

学びのポイント:セリ人と仲卸業者さんの手と指の形に注目

「抽選に当たれば見学デッキからマグロのセリの様子が見られますが、見学者通路なら誰でも自由にセリを見学可能。セリのライブ音声も流れますよ。案内板には値段や数量を指で示す手やりの説明があるので、セリの様子を見ながら指の形もチェックしてみてください」(高井さん)

セリ人と仲卸業者さんの手と指の形に注目(c)東京都中央卸売市場

 

豊洲市場
●住所/東京都江東区豊洲6-6-1(7街区管理施設棟)
●時間/5:00~17:00 ●定休日/おもに水・日曜日(例外があるのでHPで確認
●料金/無料 ●予約/見学は不要。「マグロせり見学デッキ」のみHPから予約

 

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