夏休み到来! 今年はどこに出掛けますか? 人気海外旅行先ランキングで、いつも上位に入っているハワイ。訪れる日本人の数も多く、主要観光地では日本語が通じやすいこともあって、国内旅行していると錯覚することがあるかもしれません。
しかし、ハワイはやっぱり外国。日本では当たり前にあるものがハワイにはなかったり、日本との違いを感じる場面も少なからずあります。そこで現地在住の筆者が、ハワイ旅行にぜひ日本から持って行くことをおすすめするアイテムをご紹介します。夏休みの旅行の準備に、ぜひ参考にしてみてください。
1:歯ブラシ・歯みがき粉
日本のホテルではビジネスホテルでも、部屋のアメニティとして、歯ブラシと歯磨き粉が用意されているのが普通。でもハワイのホテルでは部屋にない場合が多いんです。フロントに頼めばもらえることもありますが、ホテルによっては「自分で用意して」と言われる場合もあります。
現地のドラッグストアなどですぐに購入できますが、アメリカの歯ブラシは日本のものに比べてヘッド部分が大きくて使いにくため、日本から持っていったほうが無難でしょう。それに「歯を磨きたい!」と思ったときに、すぐに磨けないのはストレスに感じますよね。
2:スリッパ
ショッピングやビーチ遊びから帰って、ホテルの部屋でくつろぐときは、靴を脱いでゆっくりしたいですよね。日本のホテルでは簡易スリッパが用意されていますが、ハワイのホテルではほとんどありません。海に行くときに使うビーチサンダルをスリッパとして代用してもいいですが、簡易スリッパを持ってくれば、飛行機のなかでも使えるため便利です。
3:マスク
もう一つ飛行機のなかで持っていると役立つのがマスク。機内の空気はとても乾燥しているため、マスクをつけておけば、乾燥対策になります。行きの飛行機で「マスクが欲しい」と思って、帰りの便のために現地でマスクを探そうと思っても、ハワイではマスクはほとんど売られていません。性能の良い日本製を持っていくほうがずっといいでしょう。ただし、ハワイ到着後もマスクを付けていると、「感染症でも持っているのでは……」という目で周囲から見られる可能性もあるため、風邪などでない限りつけないほうがいいですよ。
4:ウェットティッシュ&ポケットティッシュ
ハワイ滞在中はビーチや公園などに出かけて、外出先でサンドイッチやおにぎりを食べることもあることでしょう。そんなときにさっと手を拭えるウェットティッシュは、やっぱり便利。食べ物をこぼしたときや洋服が汚れたときなどにも使えるうえ、かさばらないため、持っていって損はないはず。携帯用のポケットティッシュも、現地ではあまり見かけないため、日本から持って行くことをおすすめします。
5:クオーター(25セント硬貨)
コンドミニアム滞在派とレンタカー派の方は、持っていると役立つのが、現地で「クオーター」と呼ばれる25セント硬貨。コンドミニアムの共用洗濯機では、料金をクオーターで支払わなければならないタイプのものがあるんです。筆者が以前住んでいて、旅行者も多く滞在するコンドミニアムでは、共用洗濯機の料金は1回2ドル。クオーター8枚を毎回用意しなければならず、両替機があったのですが、1ドル札を入れても、4枚出てくるはずのクオーターがなぜか3枚しか出てきませんでした(クオーター1枚分は手数料として取られたのか?)。
また、レンタカーに乗って道端に駐車する「ストリートパーキング」を利用するときも、クオーターが役立ちます。クレジットカード払いができる料金メーターが増えてきていますが、旧式のものはコインしか入らず、クオーターがあると便利です。日本からわざわざ硬貨を持ってくる必要はありませんが、おつりでクオーターをもらったときは、それを別にしてキープしておくといいですよ。
ハワイ滞在を快適にするためには、日本から持ってくる荷物の工夫もやっぱり重要。ここで紹介したものも、ぜひ一緒に持って行ってみてはいかがでしょうか?