<増税まで待ちのもの>
【その1】マンション
マンションの価格は高騰中で、来年がピークに?
いくら増税による影響が大きいとはいえ、住宅の駆け込み買いは推奨しません。特に分譲マンションは、ここ数年で首都圏を中心に価格が高騰を続けており、2020年にピークを迎えるといわれます。気に入った物件でなければ、「待ち」が賢明です。
【その2】エントリー家電
増税後の消費低迷対策として大幅な値下げが期待できる
増税前に「買うべき」モノとしてハイエンド家電を紹介しましたが、価格が比較的リーズナブルなエントリー~ミドルクラスを焦って購入する必要はありません。増税後の消費低迷対策として、大幅な値下げや家電量販店でのキャンペーンも期待できるため、必要なモノでなければ待つのが正解です。
【その3】食料品
日常で購入する食料品の多くが軽減税率の対象となり8%のまま
過去の増税直前には、食料品を買い溜めする消費者も多くいました。しかし、今回の増税で食料品は軽減税率が適用されて8%の据え置きとなるため、買い溜めは不要です。精米、野菜、精肉、鮮魚、乳製品、パン、菓子類、ミネラルウォーターのほか、テイクアウトや出前なども軽減税率が適用されます。
■軽減税率の対象とならない品目
・酒類(みりんを含む)
・外食
・ケータリング
・医薬品・医薬部外品など
アルコールや水道水は消費税10%となります。外食には、社員食堂や学生食堂、「果物狩りで収穫した果物の果樹園内での飲食」なども含まれます。
【その4】中古車
駆け込み需要を見込んで増税前の価格設定は強気になる
中古でもクルマは高額のため2%の増税は重いです。しかし、新車と異なり中古車価格は相場に基づくため、増税前に駆け込み需要を見込んだ強気の設定がなされがち。慌てる必要はまったくありません。車両価格に対して消費税がかからない「個人間売買」サービスの利用も視野に入れたいですね。