ライフスタイル
2019/11/14 19:30

塊根に多肉、エアープランツ…個性派が続々!「観葉植物」の最新トレンドと育て方

2020年も引き続き話題!人気上昇中の観葉植物

最後に、ここ数年人気が高い観葉植物を2種類ご紹介します。

 

1. 100以上の種類が発見されている「アガベ」

「アガベ」
・リュウゼツラン科リュウゼツラン属
・原産地 メキシコ

アガベは、ロゼット状に育つ多肉植物で、サボテンのように手をかけながら形を整えていく楽しみがあるといいます。

「アガベシロップという甘味料でお馴染みの名前ですが、観葉植物のものとは種類が違います。暑さにも寒さにも比較的強い多肉植物で、育てやすいでしょう。ここ数年で新しい選抜品種や交配種も登場し、バリエーションが豊富なため、決まった系統のアガベだけを集める方も多くいらっしゃいます。幹立ちする品種や、大きなロゼット型になる品種など、種類によっていろいろな姿が楽しめます」

↑左側は「アガベ・チタノタ」という人気のある種類で、ノギ(先端に生える細長いヒゲのこと)が特徴的。右側は白い斑の入った「アガベ・王妃雷神」で、日本で生まれた園芸品種と言われています

 

2.希少価値の高い上級者向け!「多肉系ユーフォルビア」

「多肉系ユーフォルビア」
・トウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)
・原産地 マダガスカル・南アフリカなど

ユーフォルビア属は、世界中に2000種以上のさまざまな種類が存在します。なかでも多肉系のユーフォルビアは、形状がサボテンそっくりなものや、塊根部を持つものなど、個性的な品種がたくさんあります。

「左側のユーフォルビア 『フィッシュスケール』 は、ゴツゴツした塊根部と、葉脈が白く抜け魚の骨のような葉模様が見どころです。右側のユーフォルビア『プリムリフォリア』は、なめらかな肌とずんぐりむっくりした姿が魅力です。

いずれも風通しがよく、充分に日照の確保できる場所に置きます。冬になるにつれてすべて落葉するのに合わせ、徐々に断水気味に管理しますが、春になるとまた芽が動きはじめるので、少しずつ水やりを再開しましょう。稀少で高価なものが多く、管理のコツを覚えるのに時間がかかるため、どちらかと言えば上級者向けといえます」

 

 

植物があると、空気の入れ替えや温度・湿度管理に気持ちが向くようになり、人にとっても心地よい空間を作ることができます。慣れてきたら、株を増やしたり好みの鉢に入れ替えたりと、手をかける楽しみもぜひ味わってみてください。

 

【ギャラリー】※GetNavi webでご覧になれます

 

【店舗情報】

オザキフラワーパーク

所在地:東京都練馬区石神井台4-6-32
電話番号:03-3929-0544
営業時間:9:00〜20:00(冬季11月中旬~2月末は9:00〜19:00)
定休日:1/1、1/2、そのほか年1回臨時休業あり
https://ozaki-flowerpark.co.jp/

 

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