ライフスタイル
2019/12/27 19:30

開運セラピスト・紫月香帆が教える、2020年の我が家に幸運を呼び込む方法

2019年は令和元年を迎え、新しい時代がスタートしました。来たる2020年はどんな年になるのか、また幸運を呼び込むには、どういったポイントに気を付ければいいのでしょうか。開運セラピストの紫月香帆先生に、風水の観点から部屋ごとに具体的なアドバイスをいただきました。

 

令和時代は「住まいを整える」ことがより重要に!

紫月先生によると、令和の時代は「自分の価値観や自分らしい魅力を生かしていける人が輝く時代」になるそうです。また、学歴社会は終わりを迎え、今後ますます人柄が重視されていくように。

 

そんなこれからの時代は、常に“ちょっとゴキゲン”な精神状態を維持できることがポイントだとか。「いつも明るい人だな」「一緒にいると元気をもらえるな」という人のところに幸運が集まってくるので、暮らしのベースとなる住居を整えることは、とても大切になります。

 

「令和2年目の2020年、風水のキーワードは『光』です。家の中はより明るく、光るものはピカピカに輝いた状態が、幸運を呼び込みます。2020年と2021年の2年間は、今後の金運を大きく左右します。勝負の年になりますよ」(紫月香帆先生、以下同)

 

ノウハウよりも感覚が大事! 心地よい暮らしに気づくこと

時代の移り変わりとともに、風水の取り入れ方にも変化が出てきているそう。「例えば、ラッキーアイテムが『黄色い財布』だから黄色い財布を持てばいい、という理解では幸運はつかめません。“それを手にすることで自分の心が軽やかで元気になる”という感覚まで手に入れられて初めて、そのアイテムが“幸運グッズ”になります。『自分を上機嫌にするにはどうしたらいいか?』と自問しながら風水を取り入れると、自分にとって効果のある方法がわかり、運気の好転が得られるでしょう」

 

風水はおまじないではなく、統計学や環境学に類する理論的な知恵だという紫月先生。即効性はないけれど、漢方薬のようにジワジワと効いていきます。そのため、無理なく続けられることが成功の秘訣なのです。

【関連記事】
風水で寝室とキッチン、トイレを整える! 開運を呼び込むインテリアのルール

 

ここからは、部屋別に運気を上げるポイントを見ていきます。「これは納得!」と思えるようなことから、試していきましょう。

 

2020年は「キッチン」に注力! 油汚れを放置しないで

「2020年は九星気学でいうと『庚子七赤金星(かのえねしちせききんせい)』の年です。庚は金属を意味するので、『金』を表す文字がふたつ入っているのがわかります。ダブルの金なので、来年は金運が大きなテーマだとわかります。金は輝いてこそ、価値があるもの。つまり、輝くべきところを輝かせることが、開運につながります。

 

キッチンは磨いておきたい部分がたくさんあります。特に、ガスコンロのごとくやシンク周り。ここが油汚れでギトギトでは、金運が下がってしまいます。ほかにも、冷蔵庫の表面、食器棚のガラスなども磨いておきたいですね。

 

来年のラッキーアイテムはスパイスなので、スパイスを取り入れた料理をつくったり、スパイス類をラックに並べておいたりするのもおすすめです。火は金を溶かしてしまうので相性がよくありません。キッチンに財布や貴重品を置かないようにしてください」

 

【キッチンの開運ポイント】
・コンロ、シンクはピカピカに磨く
・スパイスを並べる。
・財布や貴重品を置かない

 

“気”の出入りが最も多い「玄関」は風通しと明るさをキープ!

「家の顔であり、第一印象を決める玄関は、清潔感と高感度を上げておきたい場所です。明るく、清潔に、すっきりとした状態を心がけましょう。

 

窓があり、日が差し込む玄関ならば、窓の汚れをこまめに拭くようにしてください。日が入らない場合は、照明の彩度を今までよりも少し上げることで明るくしたり、カットグラスなどキラキラと光るアイテムを置いたりしてもよいでしょう。

 

鏡がある場合は、手垢や埃で曇ってしまわないように、こまめに拭いてピカピカな状態をキープしてください。外から帰ってきて最初に触れるドアノブは、汚れや邪気がつきやすい場所です。掃除をする際は、必ずドアノブまで拭きましょう。玄関の運気を上げたい場合は、厄除効果のある赤色の入った玄関マットを敷いてください」

 

【玄関の開運ポイント】
・窓がある場合は窓拭きをこまめに行う
・光が入らない玄関には光るものを置く
・鏡はつねにピカピカな状態を保つ
・赤色の入った玄関マットを敷く

 

では、トイレやバスルームなどの水回り、また長い時間を過ごすベッドルーム、クローゼットについては、どのように心掛ければいいでしょうか? 引き続き紫月先生に教えていただきます。

 

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“香りは柑橘系、小物の色は白”が「トイレ」の2020年開運ポイント

「トイレは悪臭や汚れがたまりやすく、悪い気が停滞しがちな場所です。用を済ませたら、すみやかに出てくるようにしましょう。読書をしたり、メールをしたり、考えごとをしたりするのはおすすめしません。

 

悪臭がこもらないように換気をし、便器の汚れはこまめに掃除をしましょう。柑橘系の香りを置くと、健康運を上げてくれます。

 

足下から邪気を吸い上げることを防いでくれるトイレマットやスリッパは置いたほうがいいです。トイレのグッズは、汚れが目立つ白系のアイテムを。ただし、病院のような青みがかった白よりも、温かみのあるアイボリーの方がいいでしょう。汚れが目立たない色は、汚れに気づきにくくなり、悪い気をため込んでしまうので、避けるようにしてください」

 

【トイレの開運ポイント】
・必要以上に長居しない
・こまめに換気、便器掃除をする
・柑橘系の香りを置く
・マットやスリッパ、タオルはアイボリーで揃える

 

汚れを落として元気を注入! 「バスルーム」にはビタミンカラーを

「バスルームは汚れを落とし、自分を輝かせる場所です。カビやぬめりがあると悪い気が発生してしまうので、排水溝やシャンプー類のボトル裏はこまめに掃除をしましょう。

 

光がテーマの2020年は、より輝かせるものとして、ボディスクラブを取り入れるのがポイント。リンスやトリートメントは艶の出るタイプがいいですね。そして、シャンプー類のボトルは、元気が出るようなビタミンカラーに詰め替えることをおすすめします。100円ショップのアイテムで十分なので、お好みのものを探してみてください。

 

もちろん、ボトルにカラーを取り入れることでバスルームの印象がごちゃごちゃしてしまい、不快になるようでは逆効果です。心地よく感じるバランスを意識してください」

 

【バスルームの開運ポイント】
・カビやぬめりが溜まらないようにする
・ボディスクラブを使う
・リンスやトリートメントは艶の出るタイプが吉
・シャンプー類は好みのビタミンカラーのボトルに詰め替える

 

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枕カバーはこまめに洗濯。体が休まる「ベッドルーム」に

「人は寝ている間に体力を回復し、気のチャージを行います。ベッドルームは、安眠できる空間であること、あれこれと考えたり、雑念が浮かんだりしない、リラックスできる空間が理想です。

 

特に、2020年は、頭の切り替えが大切になります。『明日は早く起きなきゃ』とか『あれをやらなきゃ』など、心配事を持ち込まないように意識しましょう。

 

眠りにつくときは、好きな香りのアロマやルームフレグランスを置き、香りに意識を向けるのがおすすめです。また、体の中の気は、頭から出たり入ったりするので、悪い気がついているかもしれない枕で寝るのは避けたいところ。そのため、常に清潔に保てるように枕カバーを2枚用意して、毎日のように取り換えることをおすすめします。枕カバーの色は、パステルカラーがおすすめ。薄いイエローやピンクなど、明るい気分になれるやさしい色味をチョイスしましょう」

 

【ベッドルームの開運ポイント】
・雑念を持ち込まない
・リラックスできる香りのアロマを炊く
・枕カバーはパステルカラーにする
・枕カバーはできれば毎日取り替える

 

湿気対策は念入りに! 風通しのよい「クローゼット」をキープ

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「クローゼットの中は、最も個性が出やすい場所です。自分なりの流れをつくることを意識してみましょう。例えば、服はトップスからボトムスになるように並べるとか、色別に並べるなど、流れが感じられるようにしてください。

 

扇風機や夏のサンダルなど、季節のアイテムをしまうこともあると思います。それらについても、カバーをかけてまとめるなど、整えて収納し、今使っているものとは離しておきましょう。

 

風水は断捨離とは違うので、使わないものを処分することは重要ではありません。ただし、使わないもの(動いていないもの)と今使っているものを一緒にしないことが好ましいです。湿気がこもらないように除湿剤を置き、風通しのよい空間を意識しましょう」

 

【クローゼットの開運ポイント】
・色やアイテムなど、ルールを設けて服を並べる
・季節外のものは今使っているものと一緒にしない
・湿気を除去するアイテムを置く
・整えることを意識する

 

「早起きは三文の得」が当てはまる人もいれば、夜中に活動することで自分を生かせる人もいる。今は“常識”と言われてきたことが、必ずしも正しいとは限らない時代になりつつあるという紫月先生。固定概念にとらわれず、いかに自分を心地よく、上機嫌な状態にして、日々を過ごせるかが大切になるようです。2020年はご自身や住居に、たくさんの光が注ぐように意識してみましょう。

 

【プロフィール】

開運セラピスト / 紫月香帆(しづきかほ)

幼い頃より、占いや風水に親しんで育ち、高校在学中から芸能活動をスタート。独学で九星気学を学び、その後師事して本格的に手相を学ぶ。手相、人相から風水、四柱推命タロット、姓名診断と、豊富な知識を駆使した占術は、的中率の高さとわかりすいアドバイスに定評がある。さらに、四柱推命と風水をベースに研究を重ねた独自の「宿命カラー風水」、「十干風水」を確立。開運セラピストとして、雑誌やテレビ、携帯コンテンツなど各方面で活躍中。現在、約25冊の著書を出版し、『やってはいけない風水』(河出書房新社)は33万部を超える大ヒットになっている。オンラインスクール「光運塾」主催。

 

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