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2016/8/29 10:00

猫の気持ちは「しっぽ&鳴き声」でわかる!! しっぽを立てて振るのは「バッカじゃにゃあ?」

猫がいったい何を考えているのか、わかったら楽しいと思いませんか? ここでは、猫を飼い始めたばかりのビギナーさんや、これからお迎え予定の人へ、 覚えておくときっと役立つ猫の習性や基本情報を紹介。 知れば知るほど、猫がもっと大好きになるはずですよ!

 

猫は一見クールだが感情はとても豊か

クールでミステリアスなイメージが強い猫ですが、「実はしぐさや泣き声による 感情表現が、とても豊かな動物です」と、 東京猫医療センター院長の服部幸先生。「猫の種類によっても性格に傾向があります。それを理解しながら気持ちを読み 取ることができたら、彼らとの暮らしは もっと楽しくなりますよ」(服部先生)

 

猫の気持ちを知るにはしっぽと泣き声に注目!

このコはいったい何を訴えているの? それがわかれば、猫とのコミュニケーション力もアップ!   注目すべきは、しっぽと泣き声です。

 

【しっぽ編】

立てたり下げたり揺らしたり。 猫の気持ちを雄弁に語る しっぽに注目してみましょう。

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「よろしくにゃん」

上に向けてピンとまっすぐに立てるのは、会えてうれしいという友好的なあいさつです。

 

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「うれしいにゃ♪」

左右にぷるぷると小刻みに振っているときは、喜びや楽しい気持ち、好意などを表しています。

 

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「バッカじゃにゃあ?」

上向きにピンと立てたしっぽを左右にフリフリするのは、相手をバカにしている態度の現れ。

 

 

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「イライラるすにゃあ」

左右に激しく振ったり、座った状態で床に叩きつけたりしているのは、いらだっているとき。

 

 

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「なんだにゃ~」

下に垂らして先っぽだけをぴくぴく。何かに興味を持ったり、警戒したりしています。

 

 

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「かかってくるのかにゃ…」

しっぽに力が入っているのは、緊張しているから。威嚇する相手に対する防御の姿勢の場合も。

 

 

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「かかってこいにゃー!」

しっぽの毛が逆立ち、ボワッと膨らんで見えるのは、怒って相手を威嚇しているとき。

 

 

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「まいりましたにゃん」

怖いときはくるんと丸めて後ろ脚の間に。しっぽへの攻撃を防ぎ、自分を小さく見せています。

 

 

【鳴き声編】

鳴き方にも、感情を読み取るヒントが。 しっぽなど、ほかのしぐさと合わせて考えるのが◎。

①「ニャー」⇒おねがい

一般的によく聞く鳴き方で 「遊んで「」ごはん」など要求 を示す場合が多いそう。

②「ゴロゴロ」⇒気持ちいい!

のどの奥で発するおなじみの音は、リラックス状態や甘えたいときに出ます。

③「シャー!」⇒あっちいけ!

空気を裂くような鋭い音を出すのは、相手を威嚇し、追い払おうとするとき。

④「ウニャウニャ」⇒おいし~い!

おいしいごはんを食べて満足し、独り言をつぶやくような声を出す猫もいます。

⑤「ア~オ~」⇒恋人募集中よ♡

発情期の泣き声です。振り絞るような大音量で、相手にアピールしています。

 

しっぽと鳴き声、両方に注目すれば、猫ちゃんの気持ちも推測できるんですね。少しでも猫の気持ちを理解してあげて、お互いに幸せな毎日を過ごしてください!