昭和文化遺産 大博覧会

昭和文化遺産 大博覧会

時代は平成から令和に移り、今、昭和文化の魅力が再評価され、スポットが当たっています。特に意外なのは、当然のように懐古的に惹かれるシニア・ミドル層以外に、20代の若者にも人気となっているのです。若者たちは、YOUTUBEを通じて音楽や映画などのコンテンツから入り、建物、お店、モノ、など、物質的な文化遺産へ興味が広がっていき、「こんなデザインセンスに溢れた時代だったのか!」と驚くのです。
本サイトでは、昭和文化のありとあらゆるアイテムや風景を50年にわたってコレクションしてきた、「キング・オブ・昭和文化」の町田忍氏の、モノと写真併せて全200ジャンル★5万点に及ぶ膨大なコレクションを網羅し、順次公開していきます。

  • コレクション・解説・文 町田 忍
  • 企画構成・文 石黒謙吾

町田さんプロフィール

町田忍(まちだ・しのぶ)

[庶民文化研究家]
1950年東京都目黒区生まれ

Twitter https://twitter.com/kerorin_machida
  • 和光大学人文学部芸術学科在学中、博物館学芸員資格取得実習に行った国立博物館で博物学に興味を抱く。また、ヒッピーに憧れヨーロッパ各地を放浪。
  • 卒業後、警察官になり1年半の麹町署に巡査として勤務。退職後、日常生活で接する物たちを収集し、見落とされがちな意匠を研究し続けている。
  • お菓子、飲料、薬、マッチ、チラシ等々、あらゆるラベル・包装紙・化粧箱などは小学校時代から集め膨大な数にのぼる。
  • それとともに、全国を巡り、お店、建造物、モニュメント、看板、などの街頭風俗を写真に収め続けている。
  • これら「モノの収集」「写真で記録」合わせて200ジャンルを超える膨大かつ貴重なコレクションは、もはや重要文化財と言っても過言ではない。
  • 特に銭湯研究では、40年以上かけて全国を巡り3800ヶ所訪ね歩いてきた第一人者で、銭湯文化協会理事を務める。
  • 若くして活動をはじめた当初は、夜間にファミレス厨房や銭湯掃除などのアルバイトをしながら家庭を支えつつ、好きな道を仕事とするまでに至った。
  • 著書(一部共著)は、『町田忍の昭和遺産100』『昭和レトロ博物館』『絶滅危惧浪慢 町田忍博物館』
    『懐かしの家庭薬大全』『町田忍の銭湯パラダイス』『帰ってきた!昭和レトロ商店街』『戦時広告図鑑』『懐かしの家庭薬大全』『納豆大全』『The霊柩車』『「入浴」はだかの風俗史』『最後の銭湯絵師』
    『昭和B級文化論 ザ・ジュース大図鑑』など50冊を超える。
  • 「昭和史検定」『銭湯検定公式テキスト』を監修。
  • 愛用カメラは「ニコンF」、愛車は1972年製水色のワーゲンビートル、愛用自転車は昭和38年製革サドルの質実剛健な黒い実用車。

モノの収集

写真で記録