スポーツ
2017/3/15 21:00

錦織どころじゃない! アメリカ期待の若手テニス選手、試合でラケットを破壊しまくる

アメリカのインディアンウェルズで行われているテニス国際大会「BNPパリバ・オープン」。ATPワールドツアー・マスターズの中でも最も賞金総額が多いことから、「春の祭典」とも呼ばれている。

 

そんな同大会の男子シングルス1回戦で、悪い意味で“大暴れ”してしまった選手が話題だ。

 

今年2月のメンフィス・オープンでツアー初優勝を飾ったアメリカ期待の24歳、ライアン・ハリソンがダミール・ジュムフルと対戦した試合。第1セットをジュムフルが先取すると、その後もハリソンはまったくペースを掴むことができず……。

 

ベンチに立てかけてあったラケットを踏みつけへし折り、さらには敗戦が決まると自身のラケットを次々にコートに投げつけ破壊したのだ。

 

先月行われたリオ・オープンでは、1回戦敗退となった錦織圭がラケットを叩きつけるシーンが日本でも話題を呼んだ。しかしハリソンはこの試合で何本もラケットを壊しており、その怒りはまさに狂気の沙汰であった。

 

なお、テニスの世界では、選手が試合中にラケットを破壊するのは決して珍しいことではない。特にシングルスは強靭なメンタリティが求められ、選手たちは怒りをラケットにぶつけることで気持ちを切り替えているとも言われている。ジェントルマンとして知られるあのロジャー・フェデラーでさえ、過去には試合中にラケットをへし折った経歴がある。

 

しかし、テニスは「紳士のスポーツ」とも言われている。こうしたプレーには容赦なくブーイングが飛び、アンパイアから警告が下される。また、テニスの国際大会では少年少女がボールパーソンを務めることが多く、大人の暴力的な行為に深く傷つく子どもたちもいることだろう。

 

プロスポーツ選手は、社会の規範であるべき存在。真剣勝負ゆえ感情の整理が難しいときもあるだろうが、「道具や施設を大切に扱う」というメッセージを子どもたちに届けてほしいところだ。

 

なお、同大会の男子シングルスでは世界ランキング70位の西岡良仁がイヴォ・カルロヴィッチやトーマス・ベルディヒといった強豪を相次いで撃破し、ベスト16に進出している。

 

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