先日のAFC女子アジアカップでは、日本がオーストラリアを破り優勝した。来年はFIFA女子ワールドカップが開催予定と、今後も女子サッカーの盛り上がりが期待される。そして女子サッカーを見ていると、つい目を留めてしまうのが“美しき”女子サッカー選手たちではないだろうか。
この傾向は海外でも同じようで、InstagramやTwitterといったSNSをのぞいてみると、世界的にそれほど有名でなくても、たくさんのフォロワーを集めている女子プレーヤーのアカウントが多数ある。そこで今回は、SNSでフォロワーを多数集めるいま注目の女子サッカー選手を紹介していこう(フォロワー数は4月26日現在の数字)。
クロエ・ロガーゾ(オーストラリア)
1994年12月22日生まれ(23歳) シドニーFC MF
フォロワー:12,700人
Instagramのフォロワーが12,700人いるオーストラリア代表のクロエ・ロガーゾ選手。なでしこジャパンが戦った女子アジアカップ決勝戦にも、右MFの位置に背番号6で出場していた。インスタはプレーしている写真が多いが、アジアカップのグループリーグ終了後に、死海の泥パックで遊ぶ姿は多くの反響を呼んでいた。
猶本光(日本)
1994年3月3日生まれ(24歳) 浦和レッズレディース MF
フォロワー:39,319人
筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻(博士前期課程)を修了し、修士学位を取得しました? pic.twitter.com/uELHmIP595
— 猶本光/Hikaru Naomoto (@hikaru_naomoto) March 23, 2018
アジアカップでもなでしこジャパンに召集されていた猶本光選手は、Twitterを使用。開設してからもうすぐ1年だが、すでにフォロワー数が4万人に迫る勢い。サッカーを継続しながら修士学位を取得した才色兼備の選手でもある。
アドリアナ・レオン(カナダ)
1992年10月2日生まれ (25歳) スカイ・ブルーFC FW
フォロワー:42,100人
カナダのアドリアナ・レオン選手は、ブロンドのロングヘアでまつ毛が長く、華やかな雰囲気の女性。最近は1、2年ごとにチームを移籍し(インスタの写真も前所属のもの)、現在はアメリカのニュージャージー州に拠点を置いているスカイ・ブルーFC に所属している。またU-20代表を経て、2012年からは継続してカナダ代表に選ばれている選手だ。彼女のInstagramには、しっかりと化粧をしている写真や、ワンピースやドレスを着てファッションを楽しんでいる写真が多数投稿されていて、プライベートの姿を垣間見ることができる。
イ・ミナ(韓国)
1991年11月8日生まれ (26歳) INAC神戸レオネッサ MF
フォロワー:75,900人
今シーズンから、なでしこリーグのINAC神戸レオネッサに所属している韓国代表の選手。アイドルのような可愛らしいルックスで、韓国はもちろん日本でも人気となり、Instagram上のコメント欄では、日本語のコメントも確認できる。2008年に韓国のU-17代表に初めて選出されてから順調にキャリアを重ね、2017年には韓国で女子サッカー選手のMVPに選ばれている。
リア・ウィリアムソン(イングランド)
1997年3月29日生まれ (21歳) アーセナル・レディースFC MF
フォロワー:84,800人
爽やかな笑顔が印象的な、イングランドのリア・ウィリアムソン選手。Instagramでも、笑顔の写真が多く、素朴で自然な愛らしさが見られる。プレー中の写真以外にも家族や友達との写真を多数投稿していて、社交的な人柄が感じられる。2011年にイングランドのU-15代表に選出されて以来各年代の代表に選ばれている逸材でもある(現在U-23代表)。今後の活躍に期待したい選手の1人だ。
サキナ・キャシャウィ(フランス)
1996年1月26日生まれ (22歳) モンペリエ DF
フォロワー:121,000人
子どもの頃男の子たちに交じってサッカーをするようになり、その後地元のクラブチームを経てモンペリエに加入したというサキナ・キャシャウィ選手。2016年にはフランス代表に選出されているサイドバックの選手だ。Instagramにマメに投稿していて、ほとんどの写真に本人が写っている。プレー中の写真以外にプライベートの自撮りも多く、彼女の美しい姿をしっかりチェックできる。ファンにとっては嬉しいSNSの使い方ではないだろうか。
アレクシア・プテラス(スペイン)
1994年2月4日生まれ (24歳) FCバルセロナ・フェメニーノ FW
フォロワー:138,000人
スペイン代表のアレクシア・プテラス選手は、健康的な雰囲気の美女。カタルーニャ出身の彼女は、2014ー15シーズンにはジェラール・ピケと並んでカタルーニャ出身選手のベストプレーヤーに選ばれたこともある。Instagramには笑顔の写真と凛々しいアスリートの表情をした写真の両方が投稿されている。サッカーに関連した投稿が多いが、時折プライベート写真の投稿も見られる。
トニー・ダガン(イングランド)
1991年7月25日生まれ (26歳) FCバルセロナ・フェメニーノ MF
フォロワー:182,000人
イングランド代表としてすでに20ゴールの実績を持つトニー・ダガン選手。昨年イングランドの選手としては初めてFCバルセロナ・フェメニーノと契約した。SNS好きを公言していて、Twitterはイングランドの女子サッカー選手で初めてフォロワー数10万人を突破している。女優のようなルックスで華やかさがあり、服装もおしゃれだ。
モーガン・ブライアン(アメリカ)
1993年2月26日生まれ (25歳) オリンピック・リヨン MF
フォロワー:370,000人
アメリカ代表のモーガン・ブライアン選手は、昨年11月に同じくアメリカのサッカー選手、ファブリス・ゴーラットと結婚したばかりで、まさに新婚ほやほや。ウェディングドレス姿で彼とキスしている写真は、普段の投稿で獲得する「いいね!」のだいたい2倍にあたる、3万3千「いいね!」を獲得していた。なお、アメリカ代表で“モーガン”というとアレックス・モーガンを思いだすが、もちろん別の人。彼女のインスタフォロワーはなんと500万人オーバーと別格のスター選手なので、ここでは割愛。
デイナ・カステジャーノ(ベネズエラ)
1999年4月18日 (19歳) サンタクラリータ・ブルーヒート FW/MF
フォロワー:1,000,000人
最後にご紹介するのは、ベネズエラ代表で、現在アメリカのサンタクラリータ・ブルーヒート(アメリカの2部にあたるリーグに所属)というチームでプレーしているデイナ・カステジャーノ選手。彼女は4月に19歳になったばかりの若い選手だが、既にベネズエラ代表入りしている逸材だ。昨年のFIFAフットボールアウォーズの女子最優秀選手賞では3位に選ばれ、今年度は南米サッカー連盟のアンバサダーに就任している。
まだ10代の彼女に1,000,000人以上のフォロワーがいるのは、それだけ世界中から注目されている証拠と言えるが、Instagramに投稿された写真を見ると、表情に10代らしい幼さが残っていて、素朴な雰囲気が可愛らしい。
来年の女子ワールドカップ開催を前に、フォロワー数が多い人気選手たちを事前に知っておくことで、試合をより深く楽しめるようになるかもしれない。なでしこジャパンの選手たちとともに、海外の選手達の健闘も見届けよう!