6月30日と7月1日の2日間、幕張メッセにて、「モンスターストライク」(以下「モンスト」)でお馴染みのXFLAGによる年に一度のお祭り「XFLAG PARK 2018」が開催されました。
メインは全国5か所で予選会を開催し、闘会議2018でプロライセンスを得た2チームを加えた8チームによるeスポーツイベント「モンストグランプリ2018」。ほかにも、きゃりーぱみゅぱみゅのライブがあったり、台湾、香港、日本の代表チームによる「モンストスタジアム三つ巴決戦!」、モンストの人気?キャラ・落武者による「NENBUTSU DANCE」、4アーティストによる音楽ステージ「モンソニ!」、オーケストラの演奏で楽しめる「XFLAG SYMPHONY」、ホラーハウスの「Alice in Madland」、そして「モンストアニメ」の新作発表、XFLAG PARKでしか買えない物販、新作ゲームの試遊など、盛りだくさん。
その様はまるでXFLAGのテーマパークの様相で、2日間合わせて4万人以上が来場したビッグイベントとなりました。その熱狂を会場写真を多数交えながらお伝えしましょう!
賞金総額はなんと6000万円!! 「モンストグランプリ2018 チャンピオンシップ」
まずはメインイベントの「モンストグランプリ2018 チャンピオンシップ」から紹介します。
4月29日に開催された九州予選大会を皮切りに、北海道・東北、中部、関東、関西の5か所で予選会が開催されました。そして、各地の予選を突破したチーム(関西のみ2チーム)と、闘会議2018で勝ち抜いてプロライセンスを獲得した2チームの計8チームが本大会に出場。大会賞金総額は6000万円で、優勝チームは3000万円が贈られます。
ちなみに「モンストグランプリ2018」は、「モンスターストライク」のスピンオフ作品である「モンスターストライク スタジアム」を使用し、ステージクリアのタイムを競い合います。4人ひとチームで、陸上競技の400mリレーのように順番に操作していきます。
大会前のタイムアタックの順位の上位チームが、キャラ選択の先攻/後攻を選ぶ権利があり、このキャラ選択によって、作戦が変わってきます。
いつもであれば、キャラ選択の先攻を獲得したほうが有利になるのですが、大きな大会で出場選手も緊張していたのか、先攻を選んだチームが軒並み敗退するという波乱含みの展開に。
そんななか優勝を手にしたのは、闘会議2018で初のプロライセンスを獲得した「今池壁ドンズα」。優勝賞金3000万円に加え、自動車やゲーミングチェアなどの副賞の数々が贈られました。
試合後の囲み取材では「賞金は均等に配分します。プロがうらやましいと言われるようにしていきたい」と答えていました。ほかのeスポーツイベントに比べて参加者(決勝トーナメント出場)の年齢層が高く、モンストを楽しんでいる年齢幅の広さを感じます。そのことについても「チーム戦であることで大人が優位になっているのかもしれません。1対1だと若い人には勝てませんが、チームプレイだから勝てます。大人だから時間の管理もしっかりしていますし、オンラインですが、毎日3時間くらいは4人でプレイしています」と語っていました。
スペシャルゲストも多数登場! 落武者のダンスにはあの3人が!?
台湾、香港、日本による三つ巴決戦も開催。以前、ゲットナビウェブで紹介した「台湾のゲーム&eスポーツ事情」の記事の、台湾大会優勝者の「夏夕夏景」も出場しています。優勝したのは2連勝を飾った日本チームのM4。香港チームの天下武功♠唯快不破が1勝1敗、台湾チームの夏夕夏景が2敗という結果となりました。大会前では、日本は一日の長があり、かなりの実力差があるのではないかと言われていましたが、実際には僅差の試合が多く、台湾勢、香港勢の実力もなかなかのものでした。
今年3月にXFLAG Entertainment Partnerに就任したきゃりーぱみゅぱみゅによるライブイベント「XFLAG × KYARY PAMYU PAMYU ~PANDORA’BOX~」も開催。きゃりーぱみゅぱみゅのライブとサーカス的なパフォーマンスが融合し、きゃりーぱみゅぱみゅ自ら胴体切断マジックに挑戦していました。ライブは「ファッションモンスター」や「インベーダーインベーダー」など6曲を披露し、ゲームイベントのワンコーナーとは思えないほど本格的なライブとなっていました。
XFLAG PARK 2017で人気だったNENBUTSU DANCEもスペシャル落武者バージョンとして復活。一糸乱れぬ落武者のダンスだけでも見応えのあるステージでしたが、なんとダンスシーンの最終場面では、トレンディエンジェルのふたりと温水洋一の3人が登場。なぜ、落武者がメインのNENBUTSU DANCEに彼ら3人が登場したのか、まったく関係性はわからないですが(すっとぼけ)、とにかくスペシャルゲストの登場に、会場は沸きまくりました。
オーケストラに、アニメ発表イベントに、新作ゲームのお試しも!?
XFLAG PARKは幕張メッセの1~6ホールを使用しており、きゃりーぱみゅぱみゅのライブやNENBUTSU DANCE、モンストグランプリ2018を開催したメインステージのXtreme Arena以外にも、多くのステージやブース、ストアなどを用意。それぞれのエリアでも、メインステージに負けないイベントを開催していました。惜しむらくは、どのステージもひっきりなしにイベントを開催していたので、同時刻に観たいものが重なりまくるところ。うれしい悲鳴です。
まだまだほかにもたくさんのイベントや展示がありました。盛りだくさんで、まさにテーマパークのよう。そして来場したユーザーには、豪華プレゼントも用意。モンストのキャラクター(みくも、エレシュキガル、司馬懿、マグ・メル、エルドラド)を神化合成すると、有名作家陣による描き下ろしデザインの★6キャラクターが入手できる「PARK2018 オラゴン」が6体も貰えてしまいます。モンストファンであれば、もはや行かないという選択肢はない、大満足のイベントでした。
(C)劇場版「モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」制作発表会@XFLAG PARK2018