ナイキジャパンが8月25日から8月31日の期間、「TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYA」と題したイベントを東京都渋谷にて開催。東京渋谷の中心で、しかも幻想的な世界の中でスポーツができるなんて、どんなものだと思い、自称“お祭り男”、編集部員野田が体験してみました。
TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYAは、“IF YOU HAVE A BODY ,YOU ARE AN ATHLETE(身体さえあれば誰もがアスリートである)”をテーマに、すべてのアスリートにスポーツを届けるために開催された一般ユーザー参加型のイベントでした。東京中を遊び場にするというコンセプトで様々なイベントを実施。今回は渋谷を中心に、光と音で彩られた変幻自在のLEDディスプレイで制作された都市型スポーツ用コートなど、非日常空間スペースをつくり、スポーツを楽しんだのです。
体験できたスポーツは、サイバーボッチャやサイバーウィル、3×3 バスケットボール、3×3 車いすバスケットボール、ヨガ、プロギング、サーキットトレーニング、ダンストレーニング、4×4 フットサルです。敷地内のLEDスポーツコートは、それぞれのスポーツに応じて、LEDがさまざまな変化や演出を生み、9種類のスポーツを盛り上げます。
曜日によって体験できるプログラムは違っており、筆者はサイバーウィルとサイバーボッチャに挑戦し、白熱のバトルを繰り広げたのでした。
【サイバーウィル】
車椅子陸上競技のレースで使用される、車椅子レーサーを未来型にデザイン。VRを装着し、東京の街中を走り抜ける、エンターテインメント型スポーツです。サイバーウィルは個人戦で、タイムを競いました。
【サイバーボッチャ】
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。このサイバーボッチャは、ボールの配置すべてセンサーで検知し、インタラクティブにポイントを表示します。サイバーボッチャは、1チーム3人のチーム総当りで戦いました。
「ナイキでは エリートアスリートからビギナー、すべてのアスリート(※アスリート:身体さえあれば誰でもアスリートであるというのがナイキの理念)にインスピレーションを与え、スポーツをすることをサポートします。アスリートの中にはパラアスリートもいます。パラアスリートのパフォーマンスやインスピレーションからメッセージを発信していくことも考えています」と、ナイキ広報のコメント。
今回のサイバースポーツを通して、パラスポーツの理解・障害者の気持ちを体感できました。サイバースポーツは、パラスポーツと日常の接点を生み出す触媒として機能し、今後も更なる発展を続けていってほしいです。最後に、いい汗かいて久々に青春したな、という帰り道でした。