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2020/1/7 20:15

移転後売上1.5倍と絶好調の「テーラーメイド 銀座」で「街着」で使えるゴルフウェアを探してみた

2019年のゴルフ界は大賑わいでした。タイガー・ウッズ選手がマスターズ優勝で完全復活を遂げ、“スマイルシンデレラ”渋野日向子選手の全英女子オープン優勝、女子黄金世代の大活躍、石川遼選手の復活、今平周吾の賞金王争いなどなど、話題に事欠かない1年でした。

↑ 旗艦店「テーラーメイド銀座」

 

2019年10月にはZOZOチャンピオンシップに出場するためタイガー・ウッズ選手が来日しましたが、同大会でウッズ選手が使ってたゴルフクラブが目に留まった人も多いのではないでしょうか。ウッズ選手が使っているのは「テーラーメイド」というアメリカのブランド。ウッズ選手ほか、ダスティン・ジョンソン選手、ローリー・マキロイ選手など名だたるトップゴルファーがテーラーメイドのクラブを使用しており、ゴルフをプレイする人にとっては憧れのブランドです。

 

そんなテーラーメイドが2019年11月16日、銀座5丁目に旗艦店をオープンしました。新橋からの移転オープンなのですが、ブランドイメージと銀座という街のイメージがマッチし、売上は1.5倍と絶好調。特に一部のウエアは銀座店でしか売っていない商品もあり大人気です。もちろん、ゴルファーがプレイの時に着用するために購入していくのですが、タウン着として購入していくお客も少なくないそうです。

 

というのも、テーラーメイドゴルフはスタイリッシュな中にも伝統的なラインを守り、上質感とともに落ち着いた大人の着こなしを提供してくれるから。本記事では、タウン着としても使えるテーラーメイドファッションを試してみました。

 

ストレッチが高く、動きやすくて暖かい

ますはシャツ。「テーラードピケS/Sポロ」はピケ素材の採用により、ソフトな肌触りでストレッチ性が高く、立体裁断で動きやすいのが特徴です。襟裳元のブルーのラインがおしゃれ。価格は7000円(テーラーメイド公式オンラインショップ価格・税別)。写真のシャツは半袖ですが長袖もあります(8400円)。ちなみに、右肩のエンブレムは銀座店限定です。

↑「テーラードピケS/Sポロ」

 

↑ 一部のウエアには銀座店限定エンブレムが入る

 

パンツは「テーラードパンツ」(1万5400円)。ストレッチ性に優れるとともに、撥水性能を有するのでちょっとした雨なら平気です。強い雨が降る日、上半身は傘をさしているので濡れませんが、下半身がずぶ濡れということはよくあります。撥水性能があれば濡れにくくなり、またストレッチ性も高いので階段の昇り降りも楽です。

↑ 「テーラードパンツ」のバックにはホワイトラインが入りシルエットを引き締める

 

ミドルレイヤーには「ハーフジップベーシックセーター」(1万8200円)。前身頃は防風仕様になっているので、ジャケットを羽織った場合に前ボタンを留めるなくてもよさそうです。フリースはオフィスには着ていきにくい、でも動きやすいほうがいい、というニーズにぴったり。

↑ 「ハーフジップベーシックセーター」

 

↑ 前身頃に防風処理が施されており、風を通さず暖かい

 

アウターは「ウインターグースダウンジャケット」(3万5000円)。裏地にポリウレタンフィルムラミネート加工を施すことで保温性を高めました。表面は撥水性があるので、少々の雨でも平気です。ダウンは濡れると極端に保温性が落ちるので雨の日に着ていくことがためらわれますが、撥水性があればいつもで着ることができます。もちろんストレッチ性能も有しており、満員電車など通勤時のストレスを解消してくれます。

↑ 「ウインターグースダウンジャケット」

 

↑ ダウンジャケットの裏地も防風処理しています

 

女性のコーディネートも見てみましょう。シャツは「ホールガーメントL/Sポロ」(1万8000円)。背中の首筋にメッシュ加工が施され、こもった熱を放出します。背中側右肩のロゴや袖・裾のラインがさり気なくておしゃれ。

↑ 「ホールガーメントL/Sポロ」

 

↑ 背中の首筋にメッシュ加工することで通気性と肩甲骨周りのストレッチ性を確保

 

ミドルは「ファブリックミックスF/Zセーター」(1万9600円)。フロントに防風素材を使用したニットジャケットで、背中の中央や肘周りにストレッチ加工を施し、動きやすさを確保しているのが特徴です。

↑ 「ファブリックミックスF/Zセーター」

 

アウターは男性と同じ「ウインターグースダウンジャケット」(3万800円)。同じく撥水機能と防風機能を持っているうえ、ポケットと襟足の赤いラインがワンポイントになっています。パンツは撥水機能とストレッチ性、UVケア機能がある「ベーシックパンツ」(1万1200円)。ウール100%のニットキャップ「ケーブルビーニー」(5200円)もショップで販売しています。

↑ 「ウインターグースダウンジャケット」

 

↑ ゴルフウエアなので動きやすさは抜群

 

イチオシなのが「レインワンピース」(2万2000円)。軽くて撥水性が高いので、雨の日だけでなく春秋の少し肌寒い日の薄手のコートとしても使えます。銀座店の店員さんも、「私も春秋のトレンチコート代わりに使っています」とのこと。

↑ 「レインワンピース」

 

休日の散歩もスポーツカジュアルで大人のお洒落を

休日にはリフレッシュと健康な身体作りを兼ねてウオーキングを楽しむ人も多いでしょう。トレーニングウエアもいいけど、途中でちょっと気になったお店に立ち寄るのにはラフすぎて……。という人向けのコーディネートを考えてみました。

 

男性用アウターは「ベーシックフリースジャケット」(1万6800円)。スリムなシルエットがスタイリッシュ。スリムながらストレッチ性に優れ、肌触りも良く窮屈感はありません。裏地のブルーがアクセントになり、ジッパーを開けても様になります。もちろん、保温性も高いです。右肩には銀座店限定エンブレム付き。

↑ 「ベーシックフリースジャケット」

 

スポーティーさを求めるならば「ファブリックミックスF/Zセーター」(2万8000円)がよいでしょう。鮮やかなブルーは遊び心いっぱい。女性用同様に前身頃に防風素材を仕様しているので、寒さにも強いです。こちらも右肩に銀座店限定エンブレム。

↑ 「ファブリックミックスF/Zセーター」

 

「ライングラフィックL/Sポロ」(1万2600円)も紹介しておきましょう。襟とボディにあしらったオレンジ色のラインが遊び心をくすぐります。この上にセーターを羽織ればビジネスカジュアルとしても着こなせます。

↑ 「ライングラフィックL/Sポロ」

 

女性は、中に「ライトウェイトラインドセータージャケット」(1万9600円)を着込み、その上に「ウインターグースダウンベスト」(2万6600円)を羽織ってみました。セータージャケットはウール50%アクリル50%のニット素材ながら、裏面にポリウレタンフィルムラミネート加工を施すことで前身頃が防風仕様になっています。

 

ダウンベストも防風・撥水機能付きです。スコートは「バックプリーツスコート」(1万1200円)。白地に薄い幾何学模様があしらわれており、さりげないおしゃれを演出します。撥水、UVケア、ストレッチ性能付き。

↑ 「ライトウェイトラインドセータージャケット」

 

↑ 「ウインターグースダウンベスト」と「バックプリーツスコート」

 

真冬の寒さ対策にはベースレイヤー

ゴルフウエアメーカーならではの冬用インナーも紹介します。上半身用の「ウォームムーブメントベースレイヤートップ」(1万6000円)は、胸・脇腹・腕・脇背・肩甲骨といった熱が奪われやすい部分に中綿を配置するとともに、肌触りの良い裏起毛素材で保温性を高めています。もちろんストレッチ素材を採用。女性用は腹部に中綿を入れており、価格は1万4000円です。

↑ 「ウォームムーブメントベースレイヤートップ」(メンズ)

 

下半身用の「ウォームムーブメントベースレイヤータイツ」(1万7000円)は、太もも前部・脛・臀部に中綿素材を配置。女性用(1万5000円)はレッグウォーマー一体型で、先に紹介したスコートと合わせるものです。

↑ 「ウォームムーブメントベースレイヤータイツ」(メンズ)
↑ 「ウォームムーブメントベースレイヤータイツ」(ウィメンズ)

 

ゴルフはオジさんの趣味というイメージがあり、実際、ゴルフ人口は高齢化の一途をたどっています。しかしその一方で、渋野日向子選手をはじめとした黄金世代や石川遼選手、今平周吾選手といった若い世代のプロゴルファーの活躍に刺激を受け、ゴルフを始める若者も増えています。

 

ゴルフは敷居が高いように見えるスポーツですが、実際に始めてみるとそれほど敷居は感じず、気楽に楽しくできます。とはいえ、最初はどうしたらよいのか分からないと思いますので、まずは見た目から入るのも良いかもしれません。というわけで、テーラーメイド銀座にGO!

 

■テーラーメイド銀座

住所:東京都中央区銀座6-4-3 GICROS GINZA GEMS 1F

営業時間:11時〜21時

定休日:不定休

※記事掲載の公式オンラインショップ価格は、12月18日現在です。一部セール価格が含まれます

 

撮影/我妻慶一

 

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