ノートはビジネスパーソンの必須アイテムのひとつ。たとえ、どんなにデジタル化が進んでも、大事なことはノートに残して何度も読み返したいですよね。ただ、種類が多すぎて、それぞれの違いがわかりにくいところが難点……。本当に使い勝手がいいノートはどれなのでしょうか?
そこで今回、文房具メーカーの社員4人が愛用しているノートを紹介。文房具を知り尽くしている彼らが「もう手放せない!」と語るノートは、アナログ派のビジネスパーソンとの相性抜群なはず。さっそく、達人の選ぶ便利ノートを見ていきましょう。
【その1】キングジム「ペネフィット <A5タテ型>」2484円
取り外せるペンケース付きのノートカバー。購入時は「ショットノート」が付いています。筆記具とノートをセットで持ち歩けて便利です。
こちらは、キングジム 広報室の稲葉大力さんが「あまり物を持ち歩きたくない性分なので、便利です。ノートが2冊収納できるのもありがたい」と評価しているノートです。
【その2】プラス「カ.クリエ プレミアムクロス」734円
三つ折りのA4書類がはみ出さずにきれいに収まるスリムノート「カ.クリエ」。その高品質モデルです。糸かがり製本で高級感もあります。
こちらは、ゼブラ 広報室の池田智雄さんが「持ち歩きやすいサイズと厚みが気に入ってます。お尻のポケットにさして移動することもあります」と評価しているノートです。
【その3】ハイタイド「ブロック手帳」1944円
シンプルなカバーで使いやすいデザイン。ページを十字に分割したウィークリーページは、1日のスペースが広く書きやすいです。
こちらは、三菱鉛筆 商品開発部の川上亮介さんが「毎年このシリーズをリピートしています。日別についたTo Doリストが便利で、手放せません」と評価しているノートです。
【その4】プラス「カ.クリエ ツインリング」508円
A4×1/3サイズのノート。ノートの中央部分はリングがないセパレートタイプとなっています。書くときにリングが手に当たらないため、書きやすいです。
こちらは、プラス 紙製品マーケティング部の稲垣裕嗣さんが「ゴム付きのおかげで、バッグの中で開きません。スマートに持ち歩けるスリムな形も使いやすい」と評価しているノートです。
文房具メーカーの社員が愛用しているノートは、バラエティ豊かな4アイテムが揃いました。文房具を知り尽くしている達人クラスが普段使いにするアイテムは、画期的な工夫が満載。仕事効率アップのために使ってみては?
【教えてくれた人】
キングジム 広報室 稲葉大力さん
ファイルとテプラで知られる同社で広報歴4年。PR業務のほか、WEBプロモーションも担当。
プラス 紙製品マーケティング部 稲垣裕嗣さん
文房具業界歴10年で、現在は紙製品の企画開発担当。ノートのほか名刺入れも黒で統一。
ゼブラ 広報室 池田智雄さん
文具業界歴25年。ゼブラの広報室室長。最近ペン習字を習い始め、つけペンを持ち歩ている。
三菱鉛筆 商品開発部 川上亮介さん
2003年に入社。国内営業担当などを経て、現在、商品開発部にてボールペンの企画を担当。
構成・文/きだてたく、鈴木翔子(本誌) 撮影/篠田麦也