文房具
2017/4/14 6:00

何だこの安らぎは…室内用ダンボールハウスがヒットの予感

「仕事やSNSのことが気になって、心が休まらない」という人は多いのではないでしょうか? そんなときは、一人きりになれる時間と場所を確保するのが重要。そこで注目なのが、ダンボール製の「自分専用の洞窟・i-Cave(アイケイブ)」です。こちらは熊本県出身の河野孝宗(かわの・たかむね)氏らによって開発され、 クラウドファンディングで話題となった製品。そんなi-Caveが、ヴィレッジヴァンガードウェブドで、4月12日(水)より先行予約販売を開始しました。

 

ダンボールで心理的に落ち着く空間を確保

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i-Caveは、人が心理的に落ち着くだけの空間距離(タテ×ヨコ×高さ)を計算して作られています。基本的には「全く何も持ち込まない」、もしくは「1点だけ持ち込んで、それに集中する」という使い方がオススメとのこと。

 

具体的には、スマートフォンの電源を切って、頭の中をカラッポにするほか、
・ヘッドセットディスプレー(VR)を人目を気にせず満喫
・小型プロジェクターで迫力の映画鑑賞
・360度3Dゲームのスクリーンとして
・寝転がってプラネタリウム鑑賞
・水槽を置いて一人水族館
・受験勉強の追い込みに
・集めたフィギュアを飾る一人鑑賞室
・読んだ本のタイトルや感想を壁に書き込む一人図書室
など、アイディア次第で自由自在に使えると提案しています。

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組み立ては、14枚のパーツを専用のジョイントで張り合わせるだけ。ジョイントは着脱可能なので、何度でも分解・組み立てが可能です。

 

オプションは全4種類を用意。耐用重量は約5Kg程度の「デスク」、スマートフォンで、臨場感あふれるシアターが楽しめる「シアターシステム」、エアコンの吹き出し口から熱を取り込める「節電用空調プレート」、「ドリンクホルダー」があり、好みに応じて追加できます。

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↑シアターシステムという名のスマホ立て

 

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↑節電用空調プレートがエアコンの風を取り込みます

 

製作者の河野孝宗氏は、その製作意図について、以下のように語っています。
「スマホやSNSの普及により、人々は半ば強制的に世界と繋がることを余儀なくされました。私の住む熊本市には、あの世界的剣豪・宮本武蔵が五輪の書を完成させた洞窟、『霊巌洞』 があります。彼は雑音を遮断し、己を見つめ直す事で、開眼し、本書を書き上げました。現代に生きる私たちにも、武蔵のごとく自分と向き合うための『洞窟』が必要ではないだろうかと考えました。

故スティーブ・ジョブスが、やはり雑音をシャットアウトし、ガレージで起業して成功したのは有名な話です。国土が狭い日本では、そのガレージさえ手に入れることが難しいですが、このi-Caveが日本版のガレージとなり、日本人の起業を支える日が来ることを夢見ています」

 

i-Caveで起業を目指す人はごく少数だとは存じますが、このチープな作りと狭さにほっとする人は多いはず。好きなものだけを持ち込んで、オトナの秘密基地として使ってみるのもいいですね。心と体を休めるため、趣味に没頭するために、利用してみてはいかがでしょうか。

 

【販売情報】
①i-Cave本体1個+オプション2個セット(ヴィレッジヴァンガード通販限定セット)1万6200円
※デスクとシアターシステム同梱
➁i-Cave本体1個+オプション全4個セット 1万9440円
※デスク、節電用空調プレート、シアターシステム、ドリンクホルダー同梱
③i-Cave本体 1万2960円

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↑サイズはコチラ