文房具
2017/8/21 20:30

刃先のたった1mmが攻略のカギ! 箱開けといつもの切断作業をシームレス化する「必殺仕事ハサミ」とは?

夏といえば、インドアライフである。エアコンの効いた涼しい室内で、「アマゾン・プライムビデオ」でアニメやアメリカンドラマを垂れ流しつつダラダラするのが、夏の過ごし方として上質な部類だと思うのだ。

 

そんな快適なインドアライフを過ごすために欠かせないのが、通信販売だろう。なんせ、こちとら買い物だろうがなんだろうが、とにかく一歩たりとも暑い屋外には出たくないのだ。我慢できるギリの外=玄関前まで、ワンクリックで商品を届けてくれるアマゾンや楽天に手を合わせ、ヤマト運輸と佐川急便に感謝の日々である。

 

実際問題、我が家夫婦ふたりのウチどちらかが、常になんらかの通販を待ち受けている状態であり、平均すると2日に1度は荷物が届く。そういう家庭事情でいま重宝しているのが、通販の段ボールを開けるのに便利な機能の付いたハサミである。

 

刃先がいい仕事をヤラかすハサミたち

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コクヨ ハコアケ チタングルーレス刃(左)/1080円、同 グルーレス刃(右)/756円

コクヨから発売されたばかりの「ハコアケ」は、その名のとおり、特殊な箱開けモードを搭載した機能的なハサミである。刃先が特殊な形をしているので、パッと見ただけで「おっ、こいつなんかヤラかすな」という感があるのはおわかりいただけるだろう。そう、この刃先がもちろんいい仕事をヤラかすのである。

 

まず、ハンドルのスライドスイッチを押し込む。そのままハンドルをグッと握ると、動刃の峰のわずかに欠けたところから静刃の刃先がちょろっと顔を出すのだ。

↑スライドを押し込みつつハンドルを握る。動作自体はシンプルだが、慣れないとちょっとわかりにくい
↑スライドを押し込みつつハンドルを握る。動作自体はシンプルだが、慣れないとちょっとわかりにくい
↑刃先のアップ。箱開けモードでも、刃の露出はほんのわずかで危なくない
↑刃先のアップ。箱開けモードでも、刃の露出はほんのわずかで危なくない

 

これがハコアケ独自の箱開けモード。ハンドルを握ったままで顔を出した刃先を梱包テープに押し当ててグッと引くと、きれいにテープを切り開くことができるのだ。

 

「イチイチそんな面倒なことしなくても、手でバリバリとテープを引き剥がして開けちゃえばいいじゃん?」というワイルド野獣派な方もいるだろう。しかし、一度ちゃんとこういうツールを使うと、あまりにもスムーズに箱が開けられるので驚くはずだ。手でバリバリ式は、素早く開けてるようで実は割と時間もかかるし、段ボールの端で手を切ることもある。よろしくない。

↑刃先を滑らせるだけできれいに開梱が可能。箱のなかを傷つける心配もない
↑刃先を滑らせるだけできれいに開梱が可能。箱のなかを傷つける心配もない

 

また、カッターナイフで開梱作業をすると、出し過ぎた刃でなかのモノを傷つけてしまうことも。ハコアケの箱開けモードは刃の飛び出しが1mmほどなので、箱の容積ギリギリまで中身が詰め込まれていても、まずそこに刃が触れることはない。

↑柔らかすぎて切りにくいプチプチも、サクーッと切れる。切れ味が良くないとこうはいかない
↑柔らかすぎて切りにくいプチプチも、サクーッと切れる。切れ味が良くないとこうはいかない

 

普通にハサミとしても良くできている

で、段ボールからなかの品物を取り出したら、ハサミに戻して袋を開けたりタグを切ったりという作業にシームレスに移行できる。非常に良くできているのだ。

 

このハコアケ、箱開けモードだけでなく、普通にハサミとしても良くできている。梱包用の硬いPPバンドもサクッと切れるし、逆に柔らかすぎて切りにくいエアクッションのプチプチシートも問題なし。

↑刃の縁が少しだけ持ち上がった「3Dグルーレス構造」。これだけでもちゃんと効果がある
↑刃の縁が少しだけ持ち上がった「3Dグルーレス構造」。これだけでもちゃんと効果がある

 

刃の内側は、わずかな段差をつけた「3Dグルーレス構造」。切る対象と刃が接する面積を最小限に抑えることで、ガムテープのベタベタした粘着材が付きにくいようになっている。さすがにフッ素コーティングをしたグルーレス刃ほどではないが、確かに普通のハサミよりはベタベタすることが少なく感じた。

↑ガムテを切ってもべたつかないので、開梱だけじゃなく梱包にも役立つ
↑ガムテを切ってもべたつかないので、開梱だけじゃなく梱包にも役立つ

 

ハサミとしてもなかなかに優秀。さらに便利な箱開けモード付きということで、とりあえず家に1本は置いてあって損はしないはず。我が家ではすでに仕事場兼リビングに1本、玄関脇に1本の複数運用がなされているぐらいだ。