「書く」と「開ける」が合体! 現場ワーク専用マーカー
もうひとつ紹介したいのが、お馴染み油性マーカーのド定番、ゼブラ「マッキー」の新アイテムとして登場した「マッキーワーク」だ。
こちらはアスクル限定ではなく、2018年8月までの先行販売という形になっている。
流通センターや倉庫、引っ越し業者など物流の現場で作業する人が絶対に手放せないのが、油性マーカーと段ボールの開梱用カッター。その二大アイテムが悪魔合体した!ということで、不便な要素が全く感じられない製品なのである。
マッキー要素は従来の「ハイマッキー」と同じ、使い切りのツインマーカータイプだという点。
段ボールやビニールパッケージ、プラスチックまで素材を選ばずガシガシ書ける油性マーカーの代名詞として、現場ワーカーには欠かせない筆記具である。全世界の累計販売数8億本以上という、お馴染み過ぎるぐらいに手馴染みのある製品だけに、こちらに関してはもう今さら何も言うことはないだろう。
対してお馴染みでないのが、キャップから10㎜ほど伸びた黄色い樹脂パーツ。これがマッキー“ワーク”という名前の元になっている、段ボールオープナーだ。
先端が鍵のようになっており、尖ったカドの部分から梱包テープに突き刺してズバババッと切り引くと開梱できる。
刃はついていないので、ビニールテープ梱包だと切り開くのに少し力が必要だが、その代わりに中の荷物にダメージを与える危険性は少ない。また、ポケットにそのまま突っ込んでも安全だ。
あと、ラベルにも「使用上の注意」として記載されているが、使うときは軸だけでなくキャップまでしっかり持つこと。力を入れすぎてパコッとキャップが外れると、だいたい握っていた手の方に黒々と油性インクが付いてしまう。何度か試しても外れるようなことはなかったが、念のためそこは注意しておいた方がいい。