さて、前述のように書き心地や軽さなど、実際に触ってみなければわからない特徴の多い「クアデルノ」だが、一般消費者がタッチ&トライできるイベントも、先日二子玉川の蔦屋家電で行われた。ここまでは、ガジェットを使い評価することを生業とする筆者のインプレッションだったが、一般消費者は、果たしてこの製品をどのように感じたのか、こちらも参考になると思うので紹介したい。
トークショーとタッチ&トライ、盛りだくさんのイベントも開催
会場には、自由に触れる電子ペーパーが多数用意されており、とにかく来場者は思い思いに試用していた。触ってみなければわからないと前述したが、目の前にあればすぐ使い始めて確かめることができる。その“文房具”さながらのシンプルさこそ、この製品の魅力だろう。
まずは使ってみて感触を確かめる人、自身がすでに使っているデジタルツールとの連携や活用法を具体的に検討する人など、いずれも熱心にタッチアンドトライを楽しんでいた。
イベントでは、トークショーも開催された。1回目は、企画立案が“命”であるおもちゃクリエイター・高橋晋平さんと、文具ソムリエール・菅未里さんによるセッション。
おもちゃクリエイター・高橋晋平さんと文具ソムリエール・菅未里さんによるトークの内容はコチラ
https://getnavi.jp/stationery/335116/
2回目のトークセッションには、引き続き菅未里さんと、文具ライター・きだてたくさん、ビジネス書作家・美崎栄一郎さんが登場した。
文具ソムリエール・菅未里さん、文具ライター・きだてたくさん、ビジネス書作家・美崎栄一郎さんによるトークの内容はコチラ
https://getnavi.jp/stationery/343373/
来場者の多くは、ローンチされた際にネットなどで記事を読み、興味を持ってイベントに参加している人だった。それだけに、購入したい、購入を検討したいと意見がほとんど。それは実際に触ってみて、さらに強まったようだ。
数々のコメントの中で特に多かったのは、やはり本体の軽さと薄さへの驚き。「デジタル機器=重い」というイメージは根強く、それだけにこの軽さは体験すると衝撃的だったようだ。続いて、画面の書き心地の良さに言及する人が多かった。特に、「滑らないのが良い」「反射しないのが良い」といった、タブレットPCと比較した際の利便性を実感する人が多く、従来の“画面に電子ペンで書く”という作業にあまり満足できていなかったことがうかがえた。
子どもの練習帳やらくがき帳にも
具体的な用途として、目を引いたひとつは「子どもの漢字の書き取りに良さそう」という意見。
確かに、リフィルを自作して取り込め、無限にページを増やせる「クアデルノ」はいくらでも練習でき、書き取りに役立ちそうだ。
授業のメモや資料をまとめるノートにも
また、都内で学ぶという大学生からは、「授業でぜひ使いたい」というラブコールが送られた。
ノートをとるだけでなく、授業で配られるプリントや参考書の要点を収録しておけば、そこに書き込みができる上、情報交換として学生同士でノートをやりとりするのも、データなら簡単だ。
イベントで試用している人を見ていると、「使えば分かる」というこの商品の“力”を感じる。それは繰り返すようだが、「クアデルノ」がノートやメモ帳に近い、汎用的な文房具になっているからだろう。それこそ、電子ペーパーだから、直接画面をコピー機にかけてコピーすることもできるし、データで共有することもできるという、その振り幅の広さは、道具としてとても頼もしい。
特段に“使いこなす”必要もなく、生活や仕事の中で自然と使えてしまうツールというのは、意外に少ないもの。この「クアデルノ」は、そういった汎用性の高さだけでも、十分、使いたくなる製品ではないだろうか。
最後に、大事なことなのでもう一度。
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