鉛筆削りを通じて文化創造に貢献する中島重久堂。多種多様な鉛筆削りを発売していますが、中でも注目を浴びている商品が今回ご紹介する「TSUNAGO」。なんと短くなった鉛筆を他の鉛筆とドッキングさせることで再利用できるアイテムです。
「王様のブランチ」で紹介されたことがあり、ネット上からは「ちゃんと短い鉛筆が復活した!」「勿体ないと思っていたものがまた使えるのっていいね」と大絶賛の声が。一体どのような使い心地なのでしょうか?
短い鉛筆を再利用できる「TSUNAGO」(中島重久堂)
同商品のサイズは約45mmφ(直径)×73mm(高さ)ほど。ペンケースへ収納するには少し大きいですが、デスク周りに置いておけば問題なさそう。
TSUNAGOのヘッドパーツを回してみると3種類の削り穴が。どうやらこの穴で2本の鉛筆を削ると、鉛筆同士を連結できる模様。まずは“1番”の穴に短い鉛筆のおしりを差し込み、クルクル回転させて穴をあけます。強く押し込んで回すと、鉛筆が割れる恐れがあるので注意。穴の長さはおおよそ2.5cmくらいが目安です。
次に差し込む鉛筆を用意し、まずは“2番”の穴で鉛筆の先端を削ります。その後に“3番”の削り穴で鉛筆の先端を整えます。
鉛筆を削る際に「回し辛い」「力が入りにくい」と感じたら、付属品「TSUNAGO PENCIL HOLDER」の出番。使い方は本体から赤色のピンを外し、穴に差し込むだけ。実際に使ってみたところ、持ち手の面積が増えたことでかなり回しやすくなりました。長さ6cm未満の鉛筆には使用できませんが、小さな子どもや握力の弱い人でも作業性が向上するのは魅力的かも。
最後に木工用ボンドを使って2本の鉛筆を連結させればできあがりです。見事に短い鉛筆がドッキングし、長い鉛筆としてしっかり使える状態に。捨てるはずだった短い鉛筆が、ちょっとした工夫で再利用できるのは嬉しいですね。なんだか鉛筆に愛着が湧き、“いつまでも長く使っていきたい”という気持ちが込み上がってきました。
実際に購入した人からは、「工作をしているみたいで面白い」「意外と見た目がオシャレに仕上がります」「鉛筆好きにはたまらない! なんてエコな鉛筆削りなんだ…」「少し力が必要ですが、ホルダーのおかげで子どもでもちゃんと削れました」と好評の声が相次いでいます。
使っている鉛筆が短くなってきたら、ぜひ同商品を使ってつないでみてはいかが?
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