文房具
2020/3/28 17:30

こんな文具は前代未聞だ! ハウスが使った「スパイス素材のクレヨン」が創作欲を覚醒させる

 

 

ぬりえもひねりが効いた仕様で話題沸騰中

次は、クレヨンを使って「彩るスパイス時間 PICTURE BOOK」に試し塗りをしてみました。この冊子、ただぬりえになっているだけではなく、各スパイスにゆかりのある国とともに、ストーリーが解説されています。

 

↑ターメリックのページ。見開き左側にはインドとの関係が紹介されています

 

また、右側のページもその国をモチーフとしたイラストの仕様に。イタリアであればベネチアングラス、ブラジルであればジャングルに生息するトゥッカーノなどの鳥が描かれ、ぬりえを楽しめるようになっています。

 

↑ブラジルのページ。同国のスパイスはレッドペッパーとなっています

 

書き心地を試してみました。質感はライトで、「ポンキーペンシル」や「クーピー」に近いニュアンスも。ベタっとした感じがないので、手が汚れにくくなっています。ゴリっと濃く塗るというよりも、サラっと描く感じでしょうか。繊細なタッチを表現しやすい、上品な書き心地だと思います。

 

開発担当者に、誕生のきっかけなどを聞いてみました。ひとつは、世界的にSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが活発化するなか、ハウス食品グループでは「食事業を通じて人と地球の健康に貢献し、持続可能な社会を実現する」ことが社会に対して果たすべき責任であると考え、その一例が「彩るスパイス時間CRAYONS」であるということです。

 

具体的なテーマとして掲げているひとつが「循環型モデルの構築」。限りある資源の有効活用を進めるなか、その一環として、製造工程で発生する“製品に適さないスパイス原料”をクレヨンに仕立てたそうです。

 

↑開発にあたったハウス食品グループ本社の竹山知華さん。具体的には、規格に合わないサイズや傷が入ったホールスパイス、または搾りかすなどを採用しています

 

製品化にあたって強力なパートナーとなったのが、青森県の「mizuiro株式会社」。同社は規格外品の野菜を使った「おやさいクレヨン Vegetabo」をすでに販売していて、野菜の活用で培った知見をスパイスに応用する形で「彩るスパイス時間CRAYONS」を製作してもらったそうです。

 

↑注目度はきわめて高く、プロジェクトスタート日の2月26日の開始から1時間も経たないうちに、7人からの支援が集まっていました

 

当初、支援金額の総額が20万円に満たない場合は企画中止となっていましたが、あっという間に目標を突破。500%を超える勢いでサポーターが増えています。

 

↑食品ではない形でスパイスに触れることで、スパイスをもっと身近に感じて今後の料理に役立ててみてはいかがでしょう

 

プロジェクトは5月26日まで。創作に使うもよし、食育やプレゼントにするのもいいでしょう。サスティナブルなクレヨンで、日々の生活に彩りを加えてみませんか。

 

 

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