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2020/7/21 19:00

万年筆のインクを筆ペン化! インクを充填しマイカラーのペンを作れる呉竹「からっぽペン」

墨や墨汁といった書道用品や水墨画のほか、最近ではドット芯カラーマーカー「ZIG クリーンカラードット」など、“書く”アイテムを長年開発・製造してきた呉竹から、新作が登場。お気に入りのカラーインクを自身で充填し、自分だけのペンを作れるという、「からっぽペン」です。

 

「からっぽペン」とは、文字通り中身の入っていない空っぽのペン。気に入ったインクや、瓶単位で手に入れたものの余ってしまったインクなど、手持ちの万年筆インクを自身で充填し、パーツを組み立て、オリジナルカラーのペンを作れるというものです。

 

2019年12月に開催された「文具女子博2019」で限定販売ののち、2020年3月に0.4mm芯の「ほそ芯」が正式発売、さらに今回、筆ペンタイプの「ほそふで芯」がラインナップに追加されました。

 

呉竹
からっぽペン/ほそふで芯
230円(税別)

 

同 5本セット
920円(税別)

 

ほそふで芯は、硬筆・極細の筆ペンタイプなので、筆圧の強弱で線の太さをほどよくコントロール。サインペンのような書き心地で、トメ・ハネ・ハライを表現できます。文字書きはもちろん、イラストやレタリングにも活躍しそう。

 

先行して「ほそ芯」(0.4mm・税別200円)が発売。水性カラーペンと同様の書き心地です。

 

からっぽペンの作り方を簡単に解説しましょう。

↑キットには、本体軸・綿芯・尾栓を同梱。綿芯をインクに浸し、インクを8割程度吸い上げさせます。綿芯を本体軸に入れ、尾栓をセットしたら、キャップを上部に向けた状態でゆっくりと押し込めば、完成。

 

万年筆のインクは、万年筆や目下注目されているガラスペンなど、使い道が限られているのがネック。そのインクをメモ書きや手帳の書き込みなど、もっと身近なシーンで活用できるのが「からっぽペン」のメリットでしょう。さらに、持っているインクをペンとして、誰かにプレゼントする“おすそ分け”にも便利そうです。

※メーカーによる品質保証は、呉竹製の「ink-cafe」を充填した場合に限ります