文房具
2021/5/10 18:00

ペンケースからデスクまで! 家で仕事に集中できる「テレワーク」快適化グッズ18選

家やコワーキングスペースなど、オフィスから離れて仕事する「テレワーク」が増えています。とくに家では、仕事専用の机を持たず、リビングのテーブルで仕事をしているという人は多いのではないでしょうか。また、専用机を用意できたとしても、オフィスのように大きな机を置くというのはなかなか難しいものです。

 

そういった制限のある環境で効率的に、快適に仕事をするにはどうしたらいいのでしょうか?

 

アイテム情報誌「GetNavi」編集部で文房具カテゴリーを担当し、最新のワークツール事情に詳しい鈴木翔子さんに話を聞きました。

 

「狭いスペースで仕事をするときに、ぜひ活用していただきたいのが“自立する”アイテムです。例えばペンケース。普通のペンケースとして持ち運び、机の上ではペン立てのように立てて使えるというものです。寝かせておくよりも圧倒的に省スペース化を図れるというわけなんです。

実は、文房具業界では在宅ワークの普及よりも前から、“立つペンケースブーム”は起きていて、さまざまな商品が登場していました。そしてテレワークが進み、カフェなどの小さな机で仕事をする人が増えたり、在宅ワークが浸透したりしたことで“デスクが狭い問題”がさらに顕在化したからか、“立つ”ブームは他の商品ジャンルにも波及しました。昨年あたりから“立つ書類ファイル”に“立つツールポーチ”……と、狭い机の上でも使いやすいアイテムが多ジャンルで登場しています」(GetNavi編集部・鈴木翔子さん、以下同)

 

落ち着くどころか、さらなる広がりを見せているという“立つ”アイテム。ここからは、「自立する」をキーワードに、鈴木さんおすすめのリビングワーク快適化アイテムを紹介します。

 

立てられるファイルで書類の閲覧性もアップ!

「書類を立てるスタンドが付いたファイルは、省スペース化を図れるだけでなく、書見台としても機能し、作業効率を挙げられるのが魅力。書類を見ながらのPC入力作業もぐんとはかどりますよ」

 

キングジム「『ジリッツ』クリアーファイル」
660円(税込・10ポケット)、935円(税込・20ポケット)

背に内蔵されたパーツが3ステップでスタンドになり、自立。片付けるときは、通常の書類ファイルのように閉じるだけと簡単です。
「書類入れ部分はポケット式になっています。開いた状態で立てられるので、一度に2枚分の書類を閲覧できるのがポイント。もちろんスタンドを出さなければ、普通のファイルとして使えますよ」

 

リヒトラブ「クリップボード<スタンド付>」
726円(税込)

「書類を2枚並べるスペースがないという方には、スタンドが付いたクリップボードがオススメ。縦置きだけでなく、横置きにも対応します。クリップが透明になっているので、書類の文字が隠れないのもうれしいですね」

 

収納ポーチは片付けのしやすさも要チェック!

「リビングのテーブルを食卓兼・仕事机として活用している場合、仕事道具の出しっぱなしは避けたいところ。とはいえ、細々したアイテムが多いと片付けるのは意外と面倒ですよね。ガジェットポーチを選ぶときは収容量だけでなく、仕事道具の設置・撤収の手間を減らせるかどうかもチェックしましょう」

 

カウネット「テレワークノートPCカバー」
3280円(税込・シンプルタイプ)、3980円(税込・スタンドタイプ)

ワークツールをポケットに収納したまま、PCを開閉できるPCカバー。PCを開くだけですぐに仕事に取り掛かれ、就業後はPCを閉じるだけで撤収ができます。
「ポケット部分は伸縮性のある素材なので、中に入れたものがちゃんとホールドされ、収納ツールとしての実用性も◎。本品の自立ポイントは、机との設置面。折り畳み式のスタンドが付いているんです。PC作業をするときの目線が上がり、疲れにくくなりますよ(スタンドタイプのみ)」

 

↑「固定席がない場合、To Doなどを書き出した付箋の置き場所に困りますが、本品は付箋を貼り付けるためのボード付き。スライド式なので、付箋を貼ったまましまうこともできます」

 

コクヨ「THIRS FIELD STAND TOOL POUCH」
4400円(税込)

「ノートPC以外を入れるポーチを探している方に使っていただきたいのがコチラ。サイドにあるベルトを留めると自立するので、PCの横に立てておくと便利です。口が大きく開くので中身の出し入れがしやすく、開いた口はスマホスタンドにもなりますよ」

 

キングジム「SPOT『ツールスタンド』」
3718円(税込・デスクタイプ)、4378円(税込・フロアタイプ)

「部屋の雰囲気を崩さずにワークツールを収納したいならコレ。インテリアのような見た目で部屋に馴染みますよ。両サイドに大小さまざまなポケットを備え、ノートPCや書類ファイルなど大きめのアイテムから小物まで分類して収納できます。何より便利なのがマチの内側にもモノが入ること。ヘッドホンや箱ティッシュなど、厚みのあるアイテムの収納に最適です」

 

オフィスに行く機会が多い人は通勤バッグをワークツール入れに

「オフィスに通勤することが多い方は、通勤用バッグをワークツールの収納バッグにしてしまうというのも手。ものを増やさなくて済みますし、仕事道具を一式入れておけばオフィスに行くときの忘れ物も防げます」

 

コクヨ「THIRS FIELD STAND BACKPACK」
1万8150円(税込・13.3インチモデル)、2万900円(税込・15.6インチモデル)

満員電車に乗るときに邪魔になりにくいスリムなバックパック。荷室の下部がスタンドになるため、マチが小さいにもかかわらず立てて置くことができます。

 

「メインの収納スペースは、上下の2段構造。小さなアイテムがバッグの底に入って見つからない……ということが起きません。小物が多いときも荷室を隙間なく活用できるので、スリムな割にたっぷり収納できて使いやすい!」

 

立つペンケースの新モデルはスマホも立てられる

「オンライン会議の普及でスマホを立てるシーンが増えたため、最新の立つペンケースは、スマホスタンド機能付きがトレンド。立つことでペンケース置き場を節約できるだけでなく、スマホスタンド置き場まで節約でき、省スペース化の強い味方です。在宅ワークの導入でスマホから電話をする機会が増えた人にもオススメ。PCの横に立てれば通知に気づきやすくなりますよ」

 

クツワ「エアピタ」
1694円(税込 ※3月に発売された写真下段の新色は1815円)

机と接する面に強力な吸盤を備え、置くだけでピタッと倒れなくなるペンケース。外すときは本体の下の方にある「PUSH」部分を押すだけです。

 

「開いた口の部分がスマホスタンドに変身。スマホは縦横どちらの向きでも置くことができます。シリコーン素材で汚れたときに水洗いできるところも、このご時世にピッタリ!」

 

小型のホワイトボードがあればオンライン会議もスムーズ

「オフィスには当たり前のようにあったホワイトボード。自宅にもあるという方はあまりいないでしょう。そこでオススメなのが小型のホワイトボードです。顔の横に掲げてカメラに映り込ませることができるので、オンライン会議のときに大活躍! もちろんメモ書きにも使えます」

 

学研ステイフル「Write White」
880円(税込/B6)1320円(税込/B5)

「両面使える4枚のホワイトボードがリングノートのように綴じられています。B6タイプは表紙のリングが付いていない側の長辺に滑り止めが付いているので、卓上カレンダーのように机に立てて置けます」

 

「各ページの間に綴じ込まれた透明のシートが、筆記面の擦れを防止。透明シート自体も書き込めるので、例えばホワイトボードページに日課となるTo Doを書き込んで、チェックマークは透明シートに書き込むという使い方ができます。チェックマークだけを消せるので、TO Doを書き直す手間もありません」

 

ここまで“自立する”をテーマに商品を紹介していただきましたが、それ以外にも在宅ワークを快適にする技ありグッズはいろいろあるそう。次のページでは、鈴木さんがオススメするリビングでの在宅ワークお助けアイテムをまとめて紹介します。

【デスク&チェア周り】

カウネット「リビングワークデスク」
8778円(税込)

使わないときは厚さ80mmに折り畳めるワークデスク。
「折り畳みデスクでは珍しい、収納ポケット付きタイプ。ポケットにワークツールを収納したままでも折り畳むことができます。ポケットが不要なときは取り外すことも可能です」

 

パナソニック「組み立て簡単デスク『KOMORU』」
9万6800円(税込)

約120cmの高さの仕切りとデスクが一体化。約1平米の半個室空間を作れます。
「付属のレンチだけで組み立てられるので、工具を用意する必要がないのも魅力。仕切りの両面が有孔ボードになっているので、フックを付ければ小物をぶら下げることもできます!」

 

カウネット「ワークサポートクッション」
5489円(背用)、5489円(座用)8789円(エアーイン座用)

体圧分散性に優れたモールドウレタン素材で作られたクッション。ダイニングチェアがオフィスチェアのような座り心地に。
「背用と座用の両方を揃えるのが大変な場合は、座用だけでも試していただきたい! 特に座面の奥側にエアポンプを内蔵した『エアーイン』タイプは、座面の傾きを自分に合う角度に調節できるので、身体にやさしい前傾姿勢を簡単に作れるんです」

 

コクヨ「cuna」
実勢価格3万8830円(税込)

リビング空間にマッチするシンプルで無駄のない造形のワークチェア。
「ゆりかごのように心地よく揺れる“ソリ脚”を採用しているので、“前傾”や“後傾”など作業中に変わる姿勢に自然とフィットしてくれます。座面はオフィスチェアでよく使われているモールドウレタン素材。厚みがあるので、長時間の着座もしっかりサポートしてくれますよ」

 

【パーテーション】

カウネット「折りたたみ集中ブース」
3036円(税込)

広げるだけで視界を遮ることができるパーテーション。折りたたむと書類ファイルのサイズになります。3サイズ展開。
「折りたたみ式パーテーション人気の火付け役。昨年、弊誌が主催している文房具のアワードの“テレワーク&フリーアドレス部門”で1位に輝いた商品です。内側に書類が入るポケットや付箋を貼れるスペースがあって、ポケットに中身を入れたまま片付ければ、次に広げたときにすぐ作業に移れます。家族がいる場所で仕事をするときに広げれば、“仕事中だから話しかけないで”というサインにも!」

 

【収納ツール】

クツワ「パーソナルスポット」
4730円(税込)

“仕事場を丸ごと持ち運ぶ”がコンセプトのPCケース。「視線をブロックできるパーテーションが付きで、広げれば名前の通りパーソナルスポットが完成! パーテーションの内側とノートPCのモニターの裏側には、小物や書類、ケーブルなどを入れられるポケットがあり、抜群の収納力です」

 

ソニック「ハンギングボックス A4ファイル対応 ユートリム」
3630円(税込)

ダイニングテーブルなどにぶら下げて使う収納ツール。
「足元や机の上にモノを置きたくないという方に最適。手前側のマチの両サイドにファスナーが付いていて、開けるとマチが下に垂れるように開くので、セットしたままでも中身の出し入れがスムーズ。引っ掛けている金具部分を折り畳めば、一般的な書類ボックスのように中身を入れたまま書棚などにしまえます。14インチのノートPCが入れられるので、PC置き場として使っても便利ですよ」

 

【ノート】

ダイゴー「isshoni.ノート デスク 厚口」
770円(税込)〜

狭いスペースでも広げやすい横長のノート。罫線は「方眼」と、1日の予定を書き込めるタイムラインが入った「デイリー」の2種展開です。
「ノートPCと自分の間にぴったり収まるサイズで、PC作業をしながらメモを取るのがラクに。13インチPC用と15インチPC用の2サイズあります。方眼は192ページ、デイリーは368ページとページ数が多いので、コンパクトながらもたっぷり書けます」

 

バタフライボード「notesX」
7920円(税込)

消せるボールペンで書いた筆跡をウエットティッシュなどで拭き取って落とすことができ(水で洗い流すことも可)、何度も書き消しできるノート。
「自宅に紙類を増やしたくないという方に。各ページに内蔵したマグネットの力で綴じているので、ページを取り外したり入れ替えたりできます。取り外したページは磁石がくっつく壁に貼り付けることも可能。ボードの表面がマットなので、光の反射を気にせずに書いた内容を写真に撮ることができます!」

 

【ペンケース】

サンスター文具「SMAND」
1595円(税込)

「約23本の筆記具を収納できる大容量タイプのペンケース。滑り止めの付いたフラップを手前に倒すとスマホを立てられます。スマホを立てたまま中身を出し入れできるのが便利。収納部分が硬い素材でできているので、持ち運ぶときに中身をしっかり保護できて安心です」

 

【プロフィール】

雑誌「GetNavi」文房具担当 / 鈴木翔子

2017年よりアイテム情報雑誌「GetNavi」編集部で文房具などを担当。「GetNavi web」とともに、仕事をはかどらせる文房具のナンバーワンを一般投票で決定するアワード「文房具総選挙」の運営・制作を担当している。実用性を極めた機能派文房具に精通するのはもちろん、プライベートでは嗜好品としての文房具も好き。