オフィスと自宅や外出先で仕事をするハイブリットワークと呼ばれる働き方が企業に定着しつつある。どこで仕事するにも共通のお悩みが、ノートPCや資料を持ったままの移動だ。この悩みを解決する助っ人が、カウネットの人気アイテム「ミーティングバッグ」シリーズだ。オフィス内の持ち運びバッグは現在いくつかのメーカーから発売されているが、カウネットの「ミーティングバッグ」はその先駆け的存在であり、なんと15種類ものバリエーションが展開されている。新たに発売された期待の新商品『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と『机上台にもなるミーティングバッグ』。今回は、GetNavi web編集長の山田佑樹が実際に体験。カウネットのミーティングバッグが長年愛される理由を分析した!
「オフィスと自宅の2台持ち全然ありです。」(山田)
出社時の山田は多忙だ。契約関連や経理関連といった管理職としての実務を行う一方で、編集部の新しいメンバーとのコミュニケーションなどもこなしている。この幅広い作業をサポートするのが、事務作業用の「レッツノート」と、取材、執筆、ミーティングなどに使う「MacBook」という2台のノートPCだ。
仕事の効率化をはかるため、固定席の広いデスク領域を使って行う事務作業には「レッツノート」に加え、外付けのキーボードとマウスを使用。取材用の「MacBook」は、オンラインミーティング時、より広いディスプレイ領域を確保するためのサブディスプレイにiPadを活用している。
1台のPCですべてをカバーした方がより仕事効率は上がるが、機密性の高い情報を扱う作業は社外で行うわけにはいかない。結果として、仕事の内容によって2台のPCをチェンジするスタイルが長く続いている。ここでストレスになるのが、別室に移動して仕事を行う時。仕事によってPCをスイッチするだけではなく、マシンに合わせて周辺機器などのツールも変えて持ち運ばなければならないからだ。
整理収納ができて持ち運びもラクに
「普段は必要なものをまとめて手に持ちつつ脇に抱えて移動します。ノートPCだけなら片手でも持てますが、カタログなどの紙資料、さらにコーヒーカップなどのドリンクが加わると、安定感が悪いので両手で支えるので地味にストレス。会社によっては、両手が塞がれた状態のままエレベーターで移動するケースも多いと思いますので、特に社内会議の多い横軸部門の人はよりストレスになると思います」
カウネットの『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』は、まさにそんな社内移動の困りごとを解決する製品で、収納、移動、PCスタンドを1台にまとめたバッグだ。
「最初に感じたのは、これまで手持ちだった荷物をすっきり収納できる便利さと、取っ手のついた持ち運びやすさです。ノートPCも周辺機器も、紙資料もすべてバッグに収まり、スマートに片手で持ち運ぶことができます」
続いて『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』の大きな特徴である、デスクに置いた時ミーティングバッグがそのままPCスタンドになるという機能も山田が試した。
「これまでのミーティングバッグは、モノの収納と持ち運びが重視されていましたが、バッグがスタンドとしても使えるので、現場でも仕事をサポートしてくれます。会議室やフリーアドレス席でも使いましたが、ディスプレイが高い位置になるので、背筋が伸びスッと伸びて、長時間PC作業を行った時も疲労は軽減されると思いました。キーボードもデスクに直接置いて使うよりも打ちやすい印象です」
狭すぎず広すぎないサイズ感にカウネットの工夫が光る
さらにを山田を唸らせたのが、絶妙といえるサイズ感だ。
「内寸法325mmというサイズにカウネットのモノ作りのノウハウが詰まっていると感じました。A4サイズのファイルが収納でき、13インチクラスのノートPCや、大きめの電子ペーパーもぴったり収まりました。ジャストサイズにするとギリギリ収まらないモノが出てきたり、少し大きめに作ると中に入れたモノがガタついてしまいます。この内寸法にはミリ単位の工夫があるなと思いました」
オフィスでの利便性は在宅ワークの部屋移動でも実感
『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』をオフィスで使うメリットは在宅勤務にもそっくり当てはまるという。
「現在も週3〜4回は在宅勤務しています。リビングで撮影しながら、合間にオンラインミーティングといったことも多いので、そのときはキッチンや洗面所に移動することも。自宅の中でも細かな移動が多いので本製品があると段違いにラクです。
あとはリビングで仕事しているので終業後は仕事道具を片付ける必要があるのですが、本製品があると整理整頓が非常にラク。これまでバッグインバッグをいろいろ試したり、仕事用カバンに入れたりと試行錯誤してきたのですが、すべて解決しました。
僕の事例は特殊かもしれませんが、共働き世帯で夫婦とも在宅勤務日がかぶってデスクが狭いケースや、部屋を移動しないといけないケースは往々にしてあるはず。オフィス⇄自宅で持ち運ぶアイテムではないので、オフィスに1台、自宅に1台の2台運用だとさらに活躍してくれるはずです」
【今回ご紹介した商品】
ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ
色:グレー/ネイビー
寸法:A4サイズ対応 幅350×奥行120×高さ260mm/内寸法:幅325×奥行115×高さ250mm
<コレも言わせて!>
視線の高さで自然と姿勢も◎
ミーティングバッグを使わないこれまでのミーティングスタイル。右上の写真と左上の写真を見比べると姿勢の悪さは一目瞭然。しかも、周囲に散乱した紙資料やケーブル類を収納できるので机上もスッキリさせることができる。
【組み立て方も紹介!】
「“アクティブ”書類が多い人にうってつけ」(山田)
『机上台にもなるミーティングバッグ』は『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と同じく、仕事に必要なモノをひとまとめに収納して持ち運べるミーティングバッグだ。収納、移動に加え、前面がフルオープンになっているため、引き出しのようにモノの出し入れができ、机上スペースの有効活用にも役立つ。
モノの出し入れがとてもスムーズ
2台のPCを仕事の内容によって使い分ける山田は、事務用マシンでの使用にメリットを感じたという。
「事務用マシンは主に固定席で使っていますが、書類が多い時は個室や会議室に移動して広いスペースで広げながら作業をすることもあります。サイズは『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と一緒ですが、手前がフルオープンになっているので、固定席で使う外付けキーボードとマウスが容易に出し入れできます。打鍵の多いオフィスワーカーに人気のHHKBのキーボードもジャストサイズで入りました」
収納物がきれいに整理できる仕切りが付いているのも使いやすさに磨きをかける
「収納スペースの7~8割はノートPC本体とキーボード、マウス、電源コードで埋まってしまいますが、残りのスペースは“アクティブな書類”入れに使うことができます。ペーパーレス化が進んだ現在も、締結進行中の契約書など、紙ベースで進んでいるものが一定数あります。A4ファイル1冊分が十分収まるので、このスペースにジャストで入ります」
姿勢を正し目線が相手と同じ位置に上がる
置き台として使った時の高さもよく、この高さが相手に好印象を与えることにもつなげるという。
「机上に直接置いてPCを操作すると、うつむき加減になり、目線も低くなってしまいます。このバッグに置くと顔の位置が上がるので会議参加者の印象もよくなります。特にリモート会議では、カメラ位置が高くなり顔が正面を向くので、仕事の効率面プラス、相手の好感度もあがるのではないでしょうか」
【今回ご紹介した商品】
机上台にもなるミーティングバッグ
色:グレー/ネイビー
寸法:A4サイズ対応 幅350×奥行120×高さ260mm
編集長、実際に使ってどうでしたか?
「この2製品には“ザ・カウネット!”と呼ぶべき、ミーティングバッグ作りのノウハウが詰まっています。『ひとつの目的に対してひとつの製品』と割り切り、必要以上に機能を盛り込まないことも使いやすさにつながっています。あれもこれもと機能を積みすぎると、製品が本来伝えようとする価値がぼやけ、結局、ユーザーが自分に合う製品か否かの判断がしにくくなってしまいます。2製品とも機能を絞り込むことで“こういうのを探していたんだよね”と、ユーザー側がアクセスしやすくなっていると思いました。デスクワークや会議時の非効率を解決するというお悩みから生まれたものですが、出発点は異なる属性の製品です。『働く人のお悩みの声を吸い上げて解決する』という、カウネットの真骨頂が出ていると感じました」
仕事に使うツールや資料の収納と軽快な移動は共通し、PCスタンドと使うか、机上台として使うかはユーザー次第。このわかりやすさこそ、カウネットのミーティングバッグが愛される理由だ。
≪カウネット発ミーティングバッグ一覧≫
働く人たちの「お困りごと解決」をコンセプトにカウネット独自の視点で企画・開発してきたカウネットのプライベートブランド「カウコレ」プレミアム。ミーティングバッグも「カウコレ」プレミアムで生まれた商品だ。その第一人者・カウネットは、現在さまざまなシチュエーションに合ったミーティングバッグを展開中。あなたの働き方にぴったり合ったモノが見つかるはず。
撮影/三木匡宏 執筆/安藤政弘