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2023/9/12 18:00

レイメイ藤井の2024年手帳は? 注目のサステナブル素材「竹紙」ダイアリーなど一挙紹介

文房具メーカーとして毎年多数の手帳を展開するレイメイ藤井は、2024年ダイアリーのラインナップを発表した。ロングセラー商品「カラーインデックスダイアリー」や「グロワールダイアリー」のほか、新作ではサステナブル素材「竹紙」を使用した「竹紙ダイアリー」が登場。6月に行われた内覧会で広報担当者に聞いた、新製品のポイントと合わせて、今から注目したい手帳を一挙に紹介しよう。

 

注目のサステナブル素材! 放置竹林問題を解消する「竹紙」とは?

SDGsの取り組みが進むなか、文房具においても環境に配慮したアイテムが数多く発売されている。手帳では、樹脂を含まない100%紙製で分別なしにリサイクル可能にしたり、適切に管理された森林の木材を使用した森林認証紙を使用したり、さまざまな取り組みで商品が開発されている。レイメイ藤井も回収ペットボトルを再利用した製品や、認証森林紙を使用した製品など、SGDsへの取り組みを積極的に行ってきた。そしてこのたび、「2024年版ダイアリー」ラインナップに、注目のサステナブル素材「竹紙」を使用した「竹紙ダイアリー」が新たに加わった。

 

「竹紙」とは、その名の通り竹を原料とした紙のこと。これがなぜ、サステナブルの取り組みへ繋がるのかというと、放置竹林の問題が背景にある。実はいま、生活様式の変化とともに竹の需要が減り、全国で放置竹林が広がり問題となっているという。繁殖力が非常に強く成長の早い竹が隣接森林へ広がり、他の植物の生育を阻害するなど、その被害は甚大だ。この問題解消の取り組みとして、竹を100%使用した「竹紙」を製造することで、持続的かつ大量に竹を資源として活用していくことが可能となり、竹林の整備にも繋がるのだ。

 

書き心地も追求した、竹らしい優しい風合いの「竹紙ダイアリー」

↑竹紙100ナチュラルを使用した「竹紙ダイアリー」

 

「竹紙」の特長は、一般的な上質紙と比べて厚みがあり、簡単に折れたり破れたりしない強度があること。そのため、繰り返しの使用でもダメージを受けにくく、例えば消せるボールペンでの使用にもうってつけなのだという。さらに、クラフト紙のようなナチュラルな紙色には、多彩なインク色がなじみやすい。黒はもちろん、白のインクで筆記しても映える。つまり、手帳のように色分けをしてスケジュールを記入するアイテムへの活用に、竹紙は適しているといえるのだ。

 

↑竹といえばパンダ。ということで、「竹紙ダイアリー」の表紙や本文には、可愛いパンダのイラストがプリントされている

 

レイメイ藤井「竹紙ダイアリー」には、まさに前述した竹紙のメリットを活かしたアイデアが盛り込まれている。基本仕様は、見開き1か月のブロックタイプ。さまざまなインク色が映えることから、「書き込む」要素を増やしたという同商品は、日付の数字を好きな色で塗りつぶすことができる。これにより、一般的な休祝日以外にも、自分のライフスタイルに合わせて大事な予定がある日などを目立たせることが可能だ。

 

また、月ごとのページ下部には、目標などを書き込めるスペースも備わっている。タイトル欄に目標や予定など、思い思いに書き込んで活用すれば、より便利になりそうだ。

↑白インクもはっきりと見やすい。日付だけではなく、そのほかのイラストや文字が白抜きなのは、塗り絵感覚で塗って楽しんでもらいたい、という狙いなのだとか

 

同社 広報課の吉岡学さんによると、竹紙を使用したダイアリーを新たに発売する背景には、同社のサステナブルへの取り組み促進があったという。そのうえで「文房具メーカーとして、日常使いをする手帳には書き心地や使い心地の良いものを提供したいという思いがありました。竹紙は100g / m2で上質紙よりやや厚みがありますので、書き消しを繰り返してもダメージを受けにくい素材です。なので、予定の変更などで書き換えることが多い手帳に最適です。また、人によっては休日が暦通りではないので、日付を自由にカラーリングして、ユーザーそれぞれが使いやすいデザインに仕上げました」と、新商品へのこだわりと特徴を語ってくれた。

 

サイズはB6(1700円)とA5(1900円)の2タイプで、グレー、ブルー、ベージュの3色展開。(すべて税込み、以下同)

 

愛好者の声を反映したロングセラー手帳

ロングセラー商品の新作も見逃せない。2004年の発売開始から、女性を中心に人気を集めている「カラーインデックスダイアリー」は、マンスリーブロックで、月曜始まりと日曜始まりの2タイプが用意されている。

↑「カラーインデックスダイアリー」の月曜始まりはビジネスパーソン、日曜始まりは主婦など、カレンダー通りの仕様を好む人に人気だそう

 

同商品の特徴は、月ごとにカラーが変わるインデックス。これのおかげで、開きたい月をパッと迷いなく開くことができる。スケジュール欄以外には、テレフォンガイド、緊急連絡先、非常時の持ち出し品チェックリストなど、情報ページも充実しており、非常時などに備えて記入しておけばいざというときに携帯して安心できる一冊になっている。

↑月ごとにカラーが変わるインデックス。さらに、月曜始まりタイプは土日の書き込み欄を広くとったフォーマットになっている

 

↑災害用伝言ダイヤルの操作方法など、緊急時にも役立つ情報が掲載されたページ

 

価格は、月曜始まりのポケットB7が750円、B6が1100円。日曜始まりのポケットB7が800円、B6が1200円。シンプルなデザインの月曜始まりに対して、日曜始まりは月ごとに異なる花柄がページにプリントされているので、華やかなデザインが好きな人はぜひチェックしてほしい。

↑月ごとに花柄が変わる華やかなマンスリーブロックの「カラーインデックスダイアリー(日曜始まり)」

 

「グロワールダイアリー」も、ロングセラーの人気商品。シンプルなデザインと、薄すぎない上質紙の書き心地が、特にビジネスパーソンに人気だ。実は、同商品は3年前に一度、フォーマットと紙質をリニューアルしたそう。しかし、その際に愛好者から「従来の仕様に戻して欲しい」という声が多くあがったことで、2年前よりフォーマットと紙を従来仕様に戻したのだという。2024年版も従来仕様なので、「愛好者の方々には、ぜひ安心して引き続き使っていただきたい」(吉岡さん)とのこと。

↑表紙には上品なクロスペーパーを使用。スタンダートサイズはジャケットの内ポケット、コンパクトサイズはワイシャツの胸ポケットにぴったりのサイズ

 

サイズはスタンダート(B6スリム)・コンパクト(B7スリム)の2サイズ。マンスリーは、見開き1か月ブロック式(B6 500円/B7 450円)・同日曜始まり(B6 500円/B7 450円)・同インデックス付き(B6 620円/B7 580円)・同リスト式(B6 500円/B7 450円)。ウィークリーは、片面1週間レフト式(B6 650円/B7 600円)で、各5タイプが用意されている。

 

なお、前述の商品には、すべて2023年12月から2025年3月までの日付入りとなっている。

 

そのほか、スケジュールとノートが1冊で管理できる「フォルダイアリー」、ウィークリーと2ウィークスの予定が一覧できて、表紙とカラフルなエッジのコントラストも鮮やかな「カラーエッジダイアリー」、名刺ケースやカードホルダーに入れて持ち運び可能で商談時などにサッと取り出せると人気の「ネームカードダイアリー」など、数々の2024年版手帳がラインナップされる。

↑「ネームカードダイアリー」マンスリーブロック 650円(左)、「カラーエッジダイアリー」A6 ウィークリー ・2ウィークス 1600円/B6 ウィークリー ・2ウィークス 1800円(右)

 

スケジュールをはじめ、さまざまな情報のデジタル管理が当然になってきた現代。吉岡さんは「スマートフォンでスケジュール管理をすることはもちろん便利ですが、充電切れや非常時など、万が一のときに備える意味でも、『第二のスマホ』としてぜひ手帳を使い続けて欲しいです」と、語ってくれた。

 

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