乗り物
2017/4/2 20:00

バイク運転の魅力を心から楽しめる! 小排気量の世界に 「スポーツ250cc時代」到来!

徐々に暖かくなってきた春はバイクに乗りたくなるもの。最近はアンダー250ccクラスのラインナップがヒートアップを見せています。モータージャーナリストの小松 男さんがそのトレンドの動向を紹介します。

250ccモデルながら 存在感抜群のスタイリング

08年に登場したカワサキ ニンジャ250R(現在名はニンジャ250)を口火として、クオータースポーツバイク戦国時代が幕開け。ホンダはCBR250R、ヤマハ発動機がYZF-R25と後発モデルを導入し盛り上がりを見せていましたが、さらに過熱しそうなニューモデルが発表されています。 それがスズキGSX250RとホンダCBR250RRの2台。GSXは、スズキのフルカウルスポーツの末弟としての存在感を十分に持ったスタイリングです。CBR250RRは、2気筒エンジンを搭載しており、パフォーマンスの期待値は大といえるでしょう。

 

国内4大メーカーで最後発参戦のクオーター スポーツモデル

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スズキ

GSX250R

52万7040円

4月17日発売

同社のスーパースポーツモデル・GSXシリーズの意匠を継承し、精悍なフロントマスクが特徴。街乗りで多用する低中速を重視した出力特性で、扱いやすいのが特徴です。スポーティな雰囲気からは想像できないほど扱いやすく、日常的な使い勝手を考慮した、懐の深さがポイント。

↑車両全体で見直しを行い、既存エンジン搭載のGSR250Fと比較して11kgも軽量化
↑車両全体で見直しを行い、既存エンジン搭載のGSR250Fと比較して11kgも軽量化

 

日本での発売が待たれるツインエンジンCBR

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ホンダ

CBR250RR

新型2気筒エンジンを搭載するスポーツモデル。ヘッドライトはCBRシリーズに共通するデュアルLEDを採用するなど、DNAを継承しています。これまでの250ccバイクとは一線を画する贅沢な造り。所有欲を満たしてくれるでしょう。

↑クラス最大出力に加え、電子制御スロットルや走行モードを搭載。刺激的なドライビングが楽しめる
↑クラス最大出力に加え、電子制御スロットルや走行モードを搭載。刺激的なドライビングが楽しめます

 

 

【スポーツ系以外の注目モデル】

上記ではスポーツ250ccを2台フォーカスしましたが、これ以外にも注目はたくさん。下記では特に注目のアンダー250モデルをピックアップします。

 

コストパフォーマンスの高いコンパクトスポーツ

 

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スズキ

ジクサー

31万6440円

通勤通学、ショッピング、デートからツーリングまで日々の相棒として使い倒せるコンパクトサイズ。扱いやすい155ccエンジンが魅力のネイキッドです。軽量コンパクトはスポーツバイクの利点で、価格も手ごろでコスパに優れた一台といえるでしょう。

 

 

ランニングコストに優れながらインパクト大の3輪モデル

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ヤマハ発動機

トリシティ125

35万6400円~39万9600円

維持費の抑えられる原付2種(124cc)でありながら、ヤマハ発動機独自のフロント機構を持つスリーホイーラー。どこに行っても注目されるデザインが特徴です。3輪ではあるが乗り味はバイクそのもの。タイヤ接地面が広がっているので安全。

 

 

引き上げられた排気量以上にパワフルな兄貴分

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ヤマハ発動機

トリシティ155

45万3600円

数値的には排気量は30ccしか引き上げられていませんが、別物といえるほどパワフルに仕立てられた155ccのニューモデル。高速道路も利用できるので便利です。コンパクトながら強力なパワーと剛性感を併せ持つウェルバランス。便利この上なし!

 

 

【解説してくれた人】

モータージャーナリスト

小松 男さん

二輪専門誌編集長を経てフリーランスに転身。バイク・クルマと問わず、すぐ食いつく雑食系。