【変わる相鉄線⑦】新駅の構内と連絡線の様子も見ておこう
駅構内にも2度にわたり現地取材をしたので、ここで再録しておこう。
【関連記事】
相鉄の長年の悲願だった都心乗り入れ―― この秋、東京でハマの「ネイビーブルー電車」に乗車できる!
羽沢横浜国大駅の2018年1月と2019年3月の様子を対比した。地下で進められていた工事も、1年ほどの間にこれほど進展するものなのかと実感させられた。
この春に訪れた新駅のホームには安全対策用のホームドアも設置され、構内の信号も点灯していたことがわかる。すでに試運転電車が同駅に入線してきていることもあり、さらに完成度は高まっていることだろう。
羽沢横浜国大駅の東側で、JR東海道本線貨物支線と合流する。駅側からそのポイント部分の様子は見えないが、駅近くの跨線橋から連絡線の様子を推測することができる。昨年秋と現状を比べてみたのが下の写真だ。
【変わる相鉄線⑧】変化が予想される羽沢横浜国大駅の駅模様
新駅・羽沢横浜国大駅付近の現在は、横浜市内とは言っても不便な場所となっている。現在の公共交通機関はバスのみ。しかも本数が少ない。
よって筆者も報道公開で訪れた時以外は、最寄りの上星川駅や西谷駅(徒歩で約30分〜、2.5km〜ほど)から徒歩か、バスを利用した。バス利用の場合には新横浜駅〜保土ケ谷駅西口間を走るバスを利用する。このバス、時刻表を見て驚かされる。1時間にほぼ1本、一部の時間帯でも2本といった様子なのだ。
横浜市内とは言ってもかなり辺鄙な土地に感じた。地元に住むという鉄道ファンは本数が少ないこともあり、バスの発車時間を諳んじていた。さらに「今は自転車で上星川駅まで通っています」。だが、そんな暮らしも11月末で終わりとなる。彼は「ここから電車に乗れるのは素直にうれしい」と話すのだった。
羽沢貨物駅というバス停名も11月30日になればがらりと変わることになるのだろう。駅周辺がどのように変貌していくか、楽しみでもある。