乗り物
2019/9/10 19:30

「ストラーダ」新型カーナビは、よりディスプレイがBIGに!しかも驚きの400車種以上に装着可能!!

カーナビ業界は大画面化のトレンドが続いています。パナソニック オートモーティブ社のカーナビブランド「ストラーダ」も同様で、「DYNABIGスイングディスプレイ」を搭載した、SDカーナビステーション ストラーダ“Fシリーズ”のラインナップを3機種に拡充し、11月上旬より発売すると発表されました。最新カーナビ事情が気になる、乗り物担当の編集部員野田がレポートします。

まず、10型へサイズアップしたDYNABIGスイングディスプレイを搭載するモデルが2機種。そして9V型モデルは1機種と、計3機種に拡充して選択肢の幅を広げています。

↑実売予想価格は、10V型モデルのブルーレイプレーヤー搭載の「CN-F1X10BD」が19万円前後(税別)

 

10V型モデルブルーレイ非対応機「CN-F1X10D」。実売予想価格が17万円前後(税別)

 

9V型でブルーレイ非対応の「CN-F1D9D」。実売予想価格が11万円前後(税別)です

 

注目すべきは新たに登場した10V型モデルです。ナビ本体からディスプレイを独立させたフローティング構造となっており、ディスプレイは狭額縁とすることで従来の9V型モデルとほぼ同寸で10V型化を実現。そのため、ディスプレイ部の投影面積は従来と変わらず、400車種以上という多くの車種で大画面を楽しめるものとしました。また、筐体は狭額縁を実現するために軽量で変形に強いマグネシウム合金を採用。電着塗装を施したヘアライン仕上げにより、高品質を感じさせる仕上がりとなっています。

↑左側がF1X10B/F1X10(19年モデル)、右側がF1XV(18年モデル)。ボディは同じだが、モニターサイズが明らかに違います

 

↑音量調整などのボタン類は天面へ。突起させることで、ボタンの位置が分かりやすく操作性を高めています

 

好評のDYNABIGスイングディスプレイ機能は全モデルに搭載しますが、ヒンジは従来のものと同じ仕様を採用。本来ならサイズアップにより重量が増えるはずで、その対策も必要になりそうですが、筐体のマグネシウム合金化によって9V型モデルと同等の重さを実現しています。これによってヒンジを変えることなく対応できたのだといいます。

↑ディスプレイの上下スライド、前後チルト、奥行調整(取付時のみ)に加え、左右各々15度のスイングができます

 

もちろん画質も進化。「見やすくキレイな大画面」にすべく、“ストラーダ史上最上級”の高画質を実現しています。高精細な「HDブリリアントブラックビジョン」を搭載しながら、表示解像度は従来比2.4倍に向上。特に、最上位のCN-F1X10BDは、従来機と同様にブルーレイディスクが再生可能。しかも、回路設計を見直したことで、ブルーレイディスクのHD画質をストレートに楽しめるように改良しています。

 

ディスプレイ表面は低反射の「AGARフィルム」や、空気層をなくした「エアレス構造」によって、外光の反射や映り込みも抑える設計。さらに、運転席のほか助手席などからでも、モニターの映像は見やすくなっているのでうれしい限りです。

 

家族とのドライブ時には、子どもと一緒に鮮やかな映像美でブルーレイやDVDを楽しめます。また、来たる2020年の東京オリンピック・パラリンピックの生中継を車内で楽しめるでしょう。

↑CN-F1X10BDと昨年モデルCN-F1XVDをブルーレイ再生で比較。新型の方が明るく色が鮮やかです

 

↑↑CN-F1X10BDと昨年モデルCN-F1XVDをDVD再生で比較。同じく、新型の方が明るく色が鮮やかです

 

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