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2021/6/24 17:00

さかなクンと一緒に「ギョッ!」と驚く大洋州の島々の魅力を再発見:第9回太平洋・島サミット(PALM9)開催に合わせて動画シリーズが続々公開中!【JICA通信】

日本の政府開発援助(ODA)を実施する機関として、開発途上国への国際協力を行っているJICA(独立行政法人国際協力機構)の活動をシリーズで紹介していく「JICA通信」。今回は「ギョギョギョ」で大人気のさかなクンがナビゲーターとなり、大洋州の島々の魅力を伝える動画シリーズについて紹介します。

バヌアツの村の酋長さんにインタビューするさかなクン

真っ青な海に点在する緑あふれる島々—ミクロネシア、ポリネシア、メラネシアの各地域に分類される太平洋島嶼(とうしょ)国は、美しい南の楽園であるだけでなく、気候変動による負の影響に直面しているほか、国土が分散し、電気や水道などの社会サービスが行き渡らないといった島国ならではの課題も多く抱えています。そんな大洋州各国が直面する問題を話し合う第9回「太平洋・島サミット(PALM9)」(注)が7月2日に開催されます。

(注)太平洋・島サミット(PALM:Pacific Islands Leaders Meeting)は、太平洋に広がる、ミクロネシア、メラネシア、ポリネシアの島嶼国と日本との関係強化を目的として、1997年から3年に一度日本で開かれている国際会議。第9回目の今年はテレビ会議方式で開催されます。

この動画シリーズでは、さかなクンが現地の魅力に触れながら、それぞれの国の課題にJICAがどのように取り組んでいるのか、その様子も紹介していきます。

 

「幸せな気持ちで作ったものは、幸せなものになる」-バヌアツの人々の優しい気持ちに笑顔に

「バヌアツの皆さんの海を大切に思う気持ちはとても大きいですね。私達もしっかりお手本にさせていただきたいと思います!」。現地の人たちとオンラインで交流をしたさかなクンは、養殖に成功した貝の成長を喜び、また、貝細工を作る仕事に携われて幸せだという人々との交流に「幸せな気持ちで作ったものは、幸せなものになりますね」とにっこりです。

この動画シリーズ第1回はバヌアツから。JICAバヌアツ支所企画調査員の茂木晃人さんが、バヌアツで取り組んでいるJICAの「豊かな海を守る」活動について紹介します。

「2006年から15年間に渡って、貝細工の材料になるヤコウガイや、オオシャコガイといった貝類を保全し、さらに養殖によってその数を増やす取り組みを続けています。そうして守り育てられた貝類は、最終的に貝細工の工芸品に加工され、地元の人々の収入向上にも貢献しています」

さかなクンにバヌアツでの取り組みを説明する茂木晃人JICA企画調査員(中央)と、JICAの研修で貝細工を学び、指導員をしているバヌアツ水産局職員のアンドリューさん(右)

 

活気あふれるバヌアツの首都、ポートビラにある中央市場

首都ポートビラにあるハンディクラフト市場からの中継リポートでは、映し出された木彫りの魚を見るや「あっ、ニザダイ科ですね!」と、種類を言い当てるさかなクン。すっかりバヌアツへのバーチャルトリップを楽しんでいました。

 

今回の動画は現地とオンラインでつないで制作。さかなクンはその感想をイラストで描きました

 

さかなクンもワクワク-教科書開発がつなぐ日本とパプアニューギニアの絆

シリーズ第2回では、パプアニューギニアの真っ青な海とお魚が画面いっぱいに現れます。

「パプアニューギニアは、大洋州の中でも手つかずの自然が残された島々が多く、ラストフロンティアとも呼ばれているところです」。案内役のJICA伊藤明徳専門家がその魅力を語ると、さかなクンは「パプアニューギニアの海の中、見てみたいです!」と、海の美しさとサンゴ礁に住む魚の豊かさにすっかり興味津々です。

パプアニューギニアの海の中。美しいサンゴや珍しい魚が生息し、豊かな自然があります

そんな自然豊かなパプアニューギニアで、JICAが取り組んだのは、小学3年生から6年生が使う算数と理科の教科書の開発です。伊藤専門家は、「これまで、パプアニューギニアの学校では、国定教科書がありませんでした。そのため、先生個人が独自に作ったものや、外国製のものが使われていたのです。そこで、JICAが協力して、パプアニューギニアで初めての国定教科書を作りました。これにより、約80万人の子どもたちが同じ教科書で学ぶことができるようになりました」と述べます。

 

パプアニューギニアの自然の素晴らしさを紹介するJICAの伊藤明徳専門家(右)は、教科書開発プロジェクトの日本側のリーダーを務めました

 

さらに、理科の教科書開発に携わった、杉山竜一専門家と来島孝太郎専門家も登場。

「子どもたちに、パプアニューギニアの自然の豊かさや文化の多様性を学んでもらいたかったんです。理科の教科書に掲載した、世界最大の蝶トリバネアゲハと世界最小のカエルで、パプアニューギニアの生物の多様さを伝えました」と語る教科書開発に込められた専門家の思いに、「これはワクワクしながら学べますね」とうなずくさかなクン。「これまではるか遠くのことだと思っていましたが、お話しを聞いてパプアニューギニアをとーーっても近しく感じました」と嬉しそうに話しました。

JICAの協力で開発された教科書で学ぶ子どもたち

 

さかなクンは、パプアニューギニアの動画で紹介された現地の魚や動物をイラストで描きました

 

さかなクンが案内する、大洋州の島々への動画の旅はまだまだ終わらない!

「バヌアツのみなさんの笑顔が素敵でパッと明るくなる感じ、すごく嬉しい気持ちになりました」「さかなクンにはこういった動画が似合う。どんどん紹介してほしい」

さかなクンの動画サイトには、このバヌアツ編、パプアニューギニア編の配信後、視聴者から続々とコメントが寄せられています。

現在、気候変動への対応をテーマにしたフィジー編も公開中。今後、パラオでサンゴ礁を守る取り組みなどJICAの協力を紹介する動画が追加されます。YouTubeのさかなクンちゃんねるで、ぜひご覧ください!

さかなクンちゃんねる
https://www.youtube.com/c/sakanakun

 

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