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2024/3/14 17:00

英夫婦が自宅をリフォーム、床下にとんでもない物が…

自宅の床下に“何か”が隠され、知らないうちにその上を歩き回って生活を送っていたとしたら……? そんな体験をした英国人一家をご紹介しましょう。自宅の床下から見つかったのは、深さ6.7mの井戸でした。

↑床下に何かがあるなんて夢にも思わなかった

 

カンブリア州ファーネスで暮らすワトソンさん一家は、3部屋の寝室がある自宅を増築することにしました。業者がリフォームの工事を開始し、自宅の基礎部分を掘削していると、石でできた板のようなものを発見。ハンマーで叩くと中は空洞で、破片が落ちると水の音が聞こえたというのです。さらにその板を壊していくと、現れたのはレンガでできた立派な井戸でした。

↑見つかった井戸(Louise Watson/South West News Service)

 

このことを夫のデービッドから聞いたときについて、妻のルイーズさんはこう話しています。「仕事中に夫から電話があり、『工事中に何かが見つかった』と言われました。パニックになって『え、死体? 爆弾?』と聞いたら、夫は『違う、井戸だ』と言ったんです」

 

この家は、デービッドさんが幼い頃から30年近く家族とともに住んできた場所。ルイーズさんと11歳の息子とも、もう10年暮らしています。それなのに、デービッドさん一家の誰一人として、この井戸の存在を知らなかったというのです。

 

カメラを使って井戸の内部を調べてみると、井戸の深さは6.7mで、底には透き通ったきれいな水がありました。近くに水が流れこむような小川はないのですが、もともとこの地域は農地だったため、100年近く前に農民が使っていたのではないかと推測されます。

 

デービッドさんとルイーズさん夫妻は、この井戸水を生活水として使うことも考えましたが、それには6000ドル(約88万円※)もかかることから断念。代わりに井戸の上にガラスの板をはめて、おしゃれなインテリアの一環として活かすことにしました。

※1ドル=約147.8円で換算(2024年3月14日現在)

 

井戸というと、映画『リング』では貞子が登場し、映画『羊たちの沈黙』では女性たちが監禁された場所。そんな意味で恐怖の象徴とも言える井戸ですが、幸運なことにこの夫婦はホラー映画はあまり見ないため、「そんなことは気にならない」と話しているそうです。

 

【主な参考記事】

New York Post.Family shocked after discovering ‘mystery’ 20-foot well beneath their home. March 12 2024