身の回りの生活用品から食品まで、何から何まで取り揃えている100円ショップ。しかし商品が豊富にありすぎるあまり、見落としているモノも多いかも。そこで本稿では、100円とは思えないお得なアイテムをレビューして紹介しよう!
●「くるりんカッター」(キャンドゥ)
「トルネードポテト」という食べ物をご存じだろうか。螺旋状にスライスしたじゃがいもをカリッと焼き上げ、長串に刺さった状態で提供する大人気の料理だ。食べ応えのあるメニューとして注目を集めているが、調理のしづらさがネック。しかし今回ピックアップした「くるりんカッター」を使えば、楽々で作れるはず。
同商品のデザインは、まるでかき氷機を回すハンドル部分のよう。見ただけでは使い道が分からないアイテムだが、あらゆる野菜を螺旋状にスライスしてくれる。まずは先が尖ってドリルのようになっている部分を、カットしたい野菜の頭部分に取りつけてみよう。じゃがいもやキュウリのように全体が皮で覆われている野菜は、先端部を切り落としてからつけるのがおすすめ。
するとキュウリの中に「くるりんカッター」がズブズブと埋まっていくので、一番奥まで差し込んだらセット完了。あとはつまみ部分を持ち、かき氷を作るときの感覚でハンドルを右回りで回転させれば野菜がカットできる。
実際に使ってみると、面白いように野菜がスライスできてしまった。名前に反して“カッター要素”がまったく感じられない商品だが、実は野菜に埋め込まれたパーツとつまみ部分を「プラスチック製の刃」が繋いでいる。そのため、「くるりんカッター」を回していくたびに野菜が上からどんどんスライスされていく仕組みに。
ユーザーからは大好評で、「くるりんカッターすごい! 小さいのに優秀!」「トルネードポテトが簡単に作れて驚いた」「料理が格段に楽しくなるね!」と喜びの声が相次いでいる。
また、あるTwitterユーザーが昨年9月に同商品を紹介して話題になったことも。「これを買って芋を揚げたら一瞬だけ地位が神になった」と綴られたツイートには、「くるりんカッター」とトルネードポテトの写真が合わせてアップされている。同ツイートは4月18日時点で3万8千件近いリツイートを記録しており、多くのTwitterユーザーの注目を集めたようだ。
「くるりんカッター」はさらに、ポテトの本場・ドイツでもその実力を発揮。昨年11月放送の「ヒャッキン! ~世界で100円グッズ使ってみると?~」では行列のできるソーセージ店のオーナーが同商品を手に取り、見事なトルネードポテトを作り上げた。試しに試食してみた現地の人々も、「何これ美味しい!」「珍しい形だけど美味しかったよ!」と大絶賛。ドイツ人をも唸らせたトルネードポテトの味を、「くるりんカッター」で再現してみよう!