雑貨・日用品
2019/1/25 10:00

モノがあるとパパが育児に参加しやすくなる!? 「育児意識」を高めるアイテム8選

GNWではテクノロジーに関連する記事を日々出していますが、そのなかで近年目覚ましい進化をしているのが育児関連のアイテム。

 

「育児日記」が新時代へ! 「スマートスピーカー」を使うとストレスが減って夫婦円満に

寝ている子を起こさない! 「赤ちゃんに優しい」家電アイテム7選

 

IoTといったトレンドの技術を取り入れたものから、新しい技術でなくても育児を楽しく&便利にするアイテムが様々登場しています。

 

そこで今回GNWでは最新の「育児×テクノロジー」の情報をキャッチアップすべく、大手ベビー用品メーカーのピジョンが運営する情報サイトのピジョンインフォとコラボし、「育児テック・カレッジ」を開催。「テクノロジーで育児をもっと楽しく!」をテーマにし、これから人生で初めてパパとなる男性を主な対象にした、男性による男性のための育児講座を実施しました。

↑参加された夫婦は16組。イベントの最初に「育児は楽しみですか?」とアンケートで質問してみたところ、58%が「楽しみ」と答えた一方、42%が「不安」と感じていることがわかりました。初めての出産に対する不安を和らげるためには、夫の理解とサポートが不可欠。イベント後にも同じ質問をしてみました。「パパの意識が変化するか」も楽しみです

 

このレポートでは、同イベントの中で紹介された、また紹介しきれなかった、育児で使えるプロダクトやグッズを8個紹介します。

 

PART01 IoTを活用して育児をする

最新の家電製品のように、育児もインターネットにつながるとますます便利になります。その一例が育児記録。手で書くというアナログ式もいいのですが、忙しい生活のなかで続けるのはなかなか大変です。そこで便利なのがスマートスピーカーを活用した育児記録。音声入力やメッセージングアプリの強みが活かされたテクノロジーです。

 

【その1】手を使わずに声だけでできる「話すだけ育児記録」

話すだけ育児記録

「Clovaスキルストア」にて入手可能

LINEが開発したAIアシスタントのClovaに「授乳」「おしっこ」「寝た」などと話しかけるだけで、授乳の量や便、睡眠、赤ちゃんの体温などを時刻と一緒に記録することができるスキル。赤ちゃんを抱っこしたり、お世話したりしながら記録がつけられて、書き忘れも防ぐことができます。記録された情報はLINEグループに通知され、家族間で共有可能。外出先でも育児の様子がわかります。

 

情報共有と可視化が育児意識を高める

イベントで最も時間を割いたのが、「スマートスピーカーを活用した育児記録」ができる本アイテム。

 

この記録は、赤ちゃんのお世話で手が離せないときも、スマートスピーカーのClova(イベント内では「はかせ」という名前を付けました)とLINEを使うことで、手を使わずに育児記録が残せるというもの。例えば、おうちで赤ちゃんがうんちをしたとき、ママがおむつを替えながら「はかせ」に「うんちが出たよ」と報告します。すると、その時刻と内容が記録され、LINEに通知されます。仕事中のパパにもメッセージが届くんですね。

 

このように、常に記録することのメリットの1つに、育児の様子を夫婦で共有できることが挙げられます。例えば、夜中に赤ちゃんが泣き出したとき、パパはママが最後にいつ授乳したのかを知っているため、ママを起こさず、適量の授乳をすることが可能に。さらに、「毎朝8時に今日の記録教えて」と声をかけると、Clovaが1日分のデータを声で教えてくれるほか、LINEにも同じ内容が送信されます。

 

「仕事でも家庭でも情報の共有や可視化は大事。その人しかわからないのではなく、ほかの人が代わりにできる状況を作っておけるといいですね」と本スキルを開発したヴァル研究所の伊藤英明さん(4歳児のパパ)は言います。

↑イベントに登壇した漫画家・鈴木みそさん(左)とヴァル研究所の伊藤英明さん。2児の父であるみそさんも「これはいい」と太鼓判
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