Francfranc(フランフラン)が2019年11月より新しく提案している「À L’AUBE(アロウブ)」は、港区白金台の一軒家をリノベーションした店舗のみで展開しているブランド。プライベートな空間を、より快適に心地よく過ごすための厳選されたアイテムが揃い、店内にはテラス席のあるカフェも併設されています。今回はその「À L’AUBE」を、ブランド丸ごと紹介します。
選べる大人へ「トレンドに流されない自分らしさ」を提案
「À L’AUBE」とは、フランス語で“夜明け”を意味する言葉。仕事が忙しくても、休みの日は自分を取り戻せる空間で落ち着いて過ごし、また翌日からリスタートできるような、“リセットできる時間”をイメージして名づけたそう。
「ターゲットにしているのは、大人の女性。流行を必死に追いかけるのではなく、自分のスタイルにうまくトレンドを取り入れることを得意とする方です。そんな方々の暮らしの中で長く定番となれるよう、À L’AUBEでは、安価なものを使い捨てるのではなく、愛着を持って使っていただけるアイテムを用意しています」(À L’AUBE・奥住美奈子さん、以下同)
イメージは都心を離れた水辺の“リトリートハウス”
ブランドイメージを固めていくとき、キーとなったのは“水辺の癒し”だとか。「都会から3時間ほど車を走らせて行く、水辺の別荘のようなところで過ごすシーンをイメージして、アイテムを企画していきました。アクティブな海ではなく、たとえば冬でも波音を聴きながら焚き火をしてリラックスできるような、“静”を感じるブランドです。自分を見つめ直したりじっくり物事を考えたりするときに、そばにあると心地よくなるものを選んでいます」
ではさっそく、À L’AUBEで注目したいアイテムをピックアップしていきましょう。キッチン編・リビング編・ホームアクセサリー編に分け全16アイテムの「心地よいもの」を紹介します。
À L’AUBEの心地よいもの……キッチン編
キッチンに揃えたいのは、飽きのこない食器や長持ちするリネンのタオル。「特に食器は、決められた用途でしか使えないものでは、たくさん必要になってしまいますよね。和食にも洋食にも合わせられたり、普段使いもおもてなしにも使えたり、シーンを限定せずに使えるものをおすすめしています」
1. 口当たりのよいフランス製食器
Cecile Preziosaシリーズ
ハイボウルS
3780円(税別)~
フランス人の女性作家がノルマンディー地方にあるアトリエで、一つひとつ作っているストーンウェア。「ぽってりとした丸みのある姿は、食卓に温かみをもたらしてくれます。アイボリーやブルー、グレー、グリーンなどの色展開があるので、組み合わせて使う楽しみもあるのではないでしょうか」
2. さまざまな使い方ができるカップ
MUSANGO HORIZONTAL マグ
3240円(税別)
イギリスのメーカーが作る大ぶりのマグカップは、ポルトガルの職人が手描きでペイントしたもの。「カフェオレボウルやスープカップとして、また、シリアルやフルーツヨーグルトなどの朝食のための器としても使える大きさです」
3. 洗うたびに柔らかく吸水性がよくなるクロス
左:Vaxbo Lin ディッシュクロス 1980円(税別)
右:ann back made カラーセルクロス 594円(税別)
スウェーデンの最高級リネンブランドVaxbo Lin(ヴェクスボリン)のクロス(左)は、速乾性と耐久性に優れているので、お皿拭きやキッチン周りのお掃除にもストレスなく使える品です。「『カラーセルクロス』はフィンランドの天然染料で染められ、土に埋めると分解されて自然に還るサステナブルなクロス。ちょっとしたギフトにも最適です」
4. ナチュラル精油で作られたソープ&ソープディッシュ
セラミックソープディッシュ 2250円(税別)
À L’AUBEオリジナルミネラルソープ 2250円(税別)
ヤシ油やヒマワリ油に、クレイのミネラルと自然の精油を入れて作ったソープは、洗い上がりがさっぱりするSaltと、保湿できるClayの2種類があります。「一つひとつ手作りで作られたセラミックのソープディッシュは薄くて軽く、水はけがいいのが特徴です」
続いて、次のページではリビングアイテムとホームアクセサリーを紹介します。
▼この記事は、GetNaviがプロデュースするライフスタイルウェブマガジン「@Living」から転載したものです▼
続いて、リビングアイテムとホームアクセサリーを紹介します。
À L’AUBEの心地よいもの……リビング編
リビングは、ひとりで・家族で・お客様と、と家の中でもっとも長く過ごす場所。「居心地がいいのはもちろんですが、季節が変わるときにモノを入れ替えたり、新しく迎えたものをポイントに置いたりすることで、いつでも新鮮な気持ちでいられる空間になります。特に、ラグやカーテンなどのファブリック類は、空間の印象がガラッと変わるので、何枚か持っておくといいですよ」(À L’AUBE・奥住美奈子さん、以下同)
1. リサイクル糸で織った環境にやさしいラグ
手前:ラクス リサイクルラグ S グレー×ブルー 8550円(税別)
奥:ワフェル リサイクルラグ S グレー 1万3500円(税別)
毛足が長いものや厚手のものよりも、薄手で短毛なラグの方がメンテナンスや保管がしやすくておすすめ。「足元が寒い冬場は数枚を重ねて敷き、暖かい季節は一枚にするなど、季節に合わせて使うことができます。こちらはペットボトルからリサイクルしたエコ素材を使用したラグで、すべてÀ L’AUBEオリジナルのものです」
2. 付け替えが簡単! 間仕切りサイズのスタイルカーテン
各種カーテン
6300円(税別)~
窓に合わせて2枚同じものを揃えがちなカーテンも、レールに結ぶスタイルのものにすれば、さまざまな色のカーテンを組み合わせて吊るせます。「春夏は、白いカーテンの隙間に、差し色として黄色や薄手のグリーンを合わせたり、秋冬は厚手のリネンのカーテンを合わせたりと、楽しみ方が広がります」
3. 自分だけの特別なご褒美!肌触りがいいルームウェア
Cloth&co.シリーズ
クルーネックTシャツ
8280円(税別)~
サステナブルな地域社会を作るために設立された、ライフスタイルブランド「Cloth&co.」のオーガニックコットンのTシャツやパンツ。「柔らかくて肌触りがいいだけでなく、Tシャツの背には工夫がなされていて、大量生産されたものとは違うデザインのよさもありますよ」
À L’AUBEの心地よいもの……ホームアクセサリー編
なくてもいいけれど、あったら空間がより楽しくなる。そんなホームアクセサリーを紹介します。「たくさんのものを入れ替えたり、大掛かりな模様替えをしたりしなくても、ちょっと何か新しいものを持ち帰るだけで、飾った場所が輝いて見えるものですよね。次にご紹介するのは、そんなふうにインテリアを楽しめる品々です」
1. 中南米原産の香木とドライフラワー、天然石をまとめたスワッグ
スマッジングスワッグ
1800円(税別)~
手のひらサイズのスワッグは、パロサントというお香のように燃やして使用する木を中心に、水晶やドライフラワーなどでまとめられています。「“空気を浄化する”という意味のあるスマッジングをモチーフにしています」
2. 空間演出には欠かせない香りのアイテム
左:ファブリックミスト 2520円(税別)
中央:キャンドル 3960円(税別)
右:ディフューザー 9702円(税別)
さまざまな場所で香りを楽しむことができるÀ L’AUBEのフレグランスシリーズは、ファブリックミスト、キャンドル、ディフューザーのすべてで2種類の香り(TRANQUIL FOREST・CRISP WATER)を楽しめます。グリーンは深い森の中で深呼吸をしているような濃い緑の香り。ブルーはスッとした中にも甘さを感じる水辺の香り。研究を重ねただけあって、どちらも空間に広がりを感じるフレグランスです。
3. 遊び心のあるものも取り入れて
ODOME フラスコ 4140円(税別)
ODOME ミラー 3060円(税別)
ニューヨークで生まれたアクセサリーブランドからチョイスしたのは、手のひらサイズのフラスコとミラーです。お酒を入れるためのフラスコですが、出張のときに甘いリキュールを入れて行ったり、香水瓶として使ったり、どのように使うか考えるのも楽しいもの。
ひとつのカラーに絞らず、さまざまなテイストのものをミックスさせて楽しむのが、最新のインテリアスタイル。自分が心地よくいられるための空間づくりや、プライベートの過ごし方を大切にすることは、明日からの活力につながるはず。長く愛せるものをひとつずつ増やしていきたいですね。
【店舗情報】
À L’AUBE(アロウブ)
所在地:東京都港区白金台4-19-20
営業時間:11:00~19:00(カフェは17時まで。ラストオーダーは16時)
電話番号:03-6456-2927
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ南北線・都営三田線 白金台駅1番出口より徒歩5分
https://a-laube.com/