欧米やアジアで生まれた便利な生活雑貨の輸入・販売をおこなっている企業「グローバルアジアパートナーズ」。同社の「FORMcard」は、イギリスのデザイナーが熱可塑性プラスチックの性質を利用して発明したアイテムです。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」では達成率800%以上、支援者数2031名という記録を達成し、海外でも多くのメディアに特集されている同商品。どんな使い方ができるのか、驚きの性能に注目してレビューしていきましょう。
●お湯に浸すと形が変わる「FORMcard」(グローバルアジアパートナーズ)
先日いつものようにキャンプ道具のメンテナンスをしていたら、ネジを締める六角レンチの持ち手が壊れていることが発覚。すぐに捨てようと思ったのですが、レンチ部分はまだ使えるため少しもったいないと感じました。持ち手部分はプラスチックだったので、自分で修復を試みることに。様々な修理方法を調べたうえで、汎用性の高さに惹かれて購入したのが「FORMcard」(1738円/税込)です。
同商品は、お湯で形を変える不思議なプラスチック。約8.5(幅)×5.5(縦)×0.3cm(厚み)ほどのカードサイズで、黒、グレー、白の3枚がセットになっています。
パッケージから取り出してみると、触った感じはプラスチック製のカードそのもの。熱を加えると形を変える素材なので、まずはコップにお湯を注いでカードを浸してみました。
するとカードがどんどん柔らかくなり、粘土のような状態に。手で伸ばしたり丸めたり、好きな形に変えることが可能です。
さっそく丸めたものをレンチの端に取りつけ、そのまま数分放置。冷えるとしっかりと固まり、一般的なプラスチック製品と同じくらいの強度になりました。
お湯さえあれば何度でも形を変えられるため、プラスチックの修復だけでなく刃物カバーや即席スマホスタンド、小さなオブジェなど様々な活用法がありますよ。
購入した人からも「粘土遊びみたいに修復できてめっちゃ便利」「カード型だからストックの保管もかさばらなくて助かる」といった声が。幅広い場面で応用できる「FORMcard」を、自分なりの発想で使ってみては?
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※価格は商品購入時のAmazon実売価格です。