大掃除で身の回りを整えて新年を迎えたみなさんは、「今年こそは小まめに掃除洗濯を…!」という思いを抱いているのではないでしょうか? 本記事では特に小まめなケアが面倒な「布団」を、新たな発想で毎日洗えるようにしたアイテム「毎日、洗える、ふとん。」を紹介します。
「毎日、洗える、ふとん。」は、自宅のシャワーで布団を洗う、“シャワークリーニング”という新習慣によって布団を清潔に保つことができる寝具。Makuakeにてクラウドファンディングを実施済みで、先行販売が1月中に行われます。
「毎日、洗える、ふとん。」の特長は、クリーニングやコインランドリーに行かなくても、自宅のシャワーで洗えることで、簡単かつリーズナブルに清潔な状態を維持できる、布団の“シャワークリーニング”を実現した点です。
また、メッシュホルダーと3つのインナーパックから構成される新しい布団の形を生み出したことで、メッシュホルダーからインナーパックを取り出し、吊るしながらシャワーをかけて、布団に付いたダニや汚れなども簡単に洗い流すことができます。
さらに、水滴を振るい落とすだけで乾燥することができ、撥水速乾機能によって洗って乾くまでの時間も約5分と、まるで衣服を洗濯するように、手軽に布団のケアが可能です。毎日洗える理由には、糸だけでなく特殊なテープ使った圧着縫製を施すことで、ダニや花粉、汗などの汚れが布団内部に侵入するのを防ぐ「ダブル圧着縫製」や、水や汚れを弾いてすぐに洗い流すことができる独自の撥水速乾生地を採用するなど、4つの特殊製法が関係しています。
寝汗によるシミ・ベタつきが気になる方、くしゃみや咳・かゆみが気になって常に布団を清潔にしておきたいという方、お子様やペットが布団を汚してしまったときや、急な来客に急いで布団を洗いたい場合など、さまざまなシチュエーションで使用できます。その他にも、洗濯時間の大幅な短縮や、クリーニングやコインランドリーを使用する手間と費用の削減などにもつながるおすすめの寝具です。
【毎日、洗える4 つの秘密】
①ダブル圧着縫製でダニ・花粉の侵入をシャットアウト
糸による縫製に加え、特殊なテープ使った圧着縫製を施す「ダブル圧着縫製」で仕上げることで、針の穴や縫製部分の隙間を無くしました。通常、糸による縫製のみでは、布と布の間に隙間ができてしまいます。そこで、生地の間に特殊なテープを挟んで熱で溶着することで、密閉し、ダニの生体やフン、死骸、花粉や汗などの汚れが布団内部に侵入することを完全に防ぎます。
②撥水速乾機能の効果で水、汚れを弾き、すぐに乾く
インナーパックの生地には、外側から「特殊撥水加工」、内側からは「特殊ポリウレタン皮膜防水加工」を施すことで、水や汚れを弾き、すぐに洗い流すことができる、独自の撥水速乾機能が生まれました。
▼シャワーでダニ・花粉を流し落とす実証実験
「特殊撥水加工」を施した生地に汚れやアレルゲンを付着させ、流水洗浄した際にどれくらい汚れが落ちるのかを検証しました。「毎日、洗える、掛け布団。」、「毎日、洗える、マットレス。」に採用している「特殊撥水加工」は、洗剤を使用したり、手でこすったりせずに、汚れを簡単に流し落とすことができます。
※油性の汚れは落としきれず、シミが残る可能性があります。
③独自の通気性防水効果を実現
通常、布団に良く使われている高密度繊維よりもさらに小さな0.005mmの気孔(穴)を生地の表面に設けることに成功しました。この加工により、ダニや花粉などのアレルゲン、水分や汚れは弾き、空気と水蒸気だけを通すことができる、防水通気性を実現しました。
▼空気を通し、水を通さない生地の検証実験
防水通気性の生地が水を通さず、下から送られている空気だけを通すことを検証する実験です。生地の表面にある穴が水よりも細かいため、通り抜けることができず、それよりも細かい空気が通り抜けていることがわかります。
④3つのインナーパックとメッシュホルダーで構成
「毎日、洗える、掛け布団。」では、より洗いやすい布団を実現するために、メッシュホルダーと3 つのインナーパックから構成される新しい布団の形を生み出しました。メッシュホルダーからインナーパックを取り出して洗うことができ、サイズも75cm×150cm(掛け布団)とコンパクトで持ち運びも楽です。
「毎日、洗える、ふとん。」を開発した、合同会社ベターデイズラボのプロジェクトマネージャー・大岸誠治氏によると、商品企画はクシャミや咳、むせるような感覚が気になっていた社員がその理由を調査したところから始まったそうです。
布団を常に清潔な状態に保つ、というコンセプトの上で一番ネックだったのが、寝具のサイズが大きく、家庭でケアがしにくい点だったそうで、そこで思いついたのが、「ふとんを複数のパーツに分けて構成すること」。保温性や通気性を担保し、3つのインナーパックに分け、それぞれを一体化させることで布団の機能を果たす、ということを考えたというのが経緯だそうです。
時短に繋がり常に肌に触れる布団を清潔に保てる新発想のこのアイテム、一般発売時期はまだアナウンスされていませんがまもなくのはず。ぜひ楽しみに待ちましょう。