雑貨・日用品
2023/6/15 21:15

「エネループ」がいつの間にか変わってたの知ってた? 名前と「外見」も

パナソニックは、充電式ニッケル水素電池「エネループ」の新製品を4月25日から販売中だ。実はこのタイミングに合わせて少なからぬ変更も実施している。何が変わったのか、家電好きの皆さんならわかるだろうか?

↑4月25日から販売しているエネループの3商品。そういえば、パナソニックにはもうひとつ充電式電池のラインナップがあったような

 

充電池は「エネループ」、乾電池は「エボルタ」へ

早速タネ明かし。実は、「エネループ」と「充電式エボルタ」の国内2ブランドを「エネループ」ブランドに統一したのだ。サイクル回数が多く自己放電が少ない「エネループ」と長時間使用向け「充電式エボルタ」は、いずれも高い人気を誇る商品だったが統一。今後は充電池は「エネループ」に、乾電池は「エボルタ」になり、シンプルな区分けになる。

 

そして、新ラインナップは、低容量のお手軽モデル「エネループ ライト」と中容量のスタンダートモデル「エネループ」、そして高容量のハイエンドモデル「エネループ プロ」の3シリーズ(上写真参照)。「エネループ ライト」と「エネループ」は従来モデルよりも性能がアップしている。

 

単3形・単4形のサイクル回数がハイエンドモデル150回、スタンダートモデル600回、ライトモデル1500回と多く、充電1回あたりの電気代が4本充電でもわずか約1円。充電しておけば、10年放置した場合でも約70%の残存容量を保持する(エネループ プロを除く)ほか、出荷時の充電は太陽エネルギーと、経済的かつエコな特長を備えている。

 

パッケージも今の時代に合わせた素材へ

あわせて、パッケージも環境面に配慮したエシカル仕様に変更された。従来の樹脂パッケージを紙主体のエシカルパッケージ仕様にしたことで、包装材料(プラスチック+紙)使用量を約45%~70%削減(※2)。

 

実際にパッケージを触ってみたが、マットな質感で上質感があり、エネループの性能の高さをパッケージでも表現できている内容だった。なお、単1形、単2形は従来通りプラスチックと紙の包装材料となる。

※2 エネループプロ(BK-3HCD/4H、BK-4HCD/4H)とエネループ(BK-3MCD/4H、BK-4MCD/4H)において。従来品エネループプロ(BK-3HCD/4C、BK-4HCD/4C)と従来品エネループ(BK-3MCC/4C、BK-4MCC/4C)との比較
↑紙を主体としたエシカルパッケージは、開封しやすく、一時保管時も電池をまとめやすい

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】