幕末科学者の熱き想いを最新の技術と感性で結晶化
視聴率低迷がニュースになっている「花燃ゆ」の舞台は萩。萩と言えば、吉田松陰ら多くの長州藩士を輩出した地として有名だが、同じ維新の時代に科学の目で未来を見据えていた人物がいたのをご存知だろうか。
彼の名は、中嶋治平。科学者でもあった治平は、萩の産業振興を目的に蒸気機関を利用したガラス製造所を設立。一時は隆盛の時代を築いたが、激動の世にわずか数年でついえ、その後再建されることはなかった。
そんな長きに渡り幻となっていた萩ガラスを復刻したのが、萩ガラス工房だ。1992年の設立以来、残された古文書や遺品を手がかりに試行を続け、最先端の技術と感性で品質を国内最高レベルにまで向上。約150年の時を超えて、その深淵なる輝きとともに幕末の熱き想いをいまへと蘇らせたのだ。
萩ガラスのココが秀逸!
国内で唯一、萩ガラス工房が生産している貫入ガラスの表面。三層構造を採用し、内側にひびを閉じ込めている。
萩ガラス工房とは?
長らく途絶えていた幻の萩ガラスを復活させるべく、1992年に設立。萩市・笠山でのみ採掘される石英玄武岩を用い、最先端の技術で精製・加工することで、丈夫さと淡い美しさを兼ね備えた様々なガラス製品を生み出している。
【製品情報】
萩ガラス工房
ロックグラス 丸・ライトブルー(右)
ロックグラス 丸・ピンク(左)
各6480円
萩焼のうわ薬による貫入(ひび)を、ガラス内
部に封じ込めた美しい表情が特徴。膨張率の
大きいガラスを耐熱ガラスで挟み込んだ三層
構造仕上げのため、一般的なひびガラスと違
い、温かい飲み物にも使用できるのが魅力だ。
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