ライフスタイル
2016/2/14 16:30

タイヤとパラシュート生地で作られたトートバッグが実にヘビーデューティー

衣類工場の余り生地で作られたポーチや金属の廃材を使ったオブジェなど、さまざまなプロダクトで話題となっている“アップサイクル”。

 

リプロダクトというよりは、抜群のセンスで新しい価値を生み出せるというところがこのブランドの人気の秘密かもしれません。

 

あのおなじみのアイテムがスマートなビジネスバッグに大変身

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こちらは「トートバッグAIR MODEL」というバッグで、アップサイクルをコンセプトにした「SEAL」というブランドからリリース。

 

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本物のタイヤを使った アンプ内蔵スピーカー「SEALスピーカー」を聴いてきた

 

一見すると普通のビジネスバッグと変わないのですが、パラシュートの生地とタイヤチューブを再利用して作られているというから驚きです。

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詳しい方はご存知かもしれませんが、国内には唯一「藤倉航装株式会社」というパラシュートメーカーがあります。

 

その「藤倉航装株式会社」と「SEAL」がコラボレーションで制作したのがこのビジネスバック。自衛隊で採用されている頑丈なパラシュート生地と同等の素材を使用しています。

 

革製品にはない独特な質感

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「トートバッグAIR MODEL」はパラシュート生地の他にも弾性の強いタイヤチューブとレザーをバランスよく組み合わせており、非常に軽量で高い強度を持ちながら、撥水性も高いヘビーデューティなバッグに仕上げられました。

 

さらに表面の加工を最小限に抑えることで本来の素材が活かされ、今までの革製品にはない独特な質感を持たせることにも成功しています。

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この「トートバッグAIR MODEL」はブラックとブラウンの2色を用意、気になる価格は3万3480円です。

 

廃材を使っているのに本来の素材より優れたものができる――このバッグはまさにそれを具現化したもの。エコロジーの側面だけではなく、機能性とファッション性、コンセプトの融合は「一歩先を行くビジネスマン」の注目のグッズなのです。