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2017/9/21 19:56

新潟ラーメンのついでに絶景の温泉はいかが? 越後平野の夕景と山海の味覚に癒される湯田上温泉「ホテル小柳」

日本屈指の米どころであり、名酒も多い新潟県。最近では「燕三条系ラーメン」「長岡生姜醤油ラーメン」など多彩なご当地ラーメンの宝庫としても知られ、燕三条地域がモノづくりのまちとして注目されるなど、観光地としての人気も高まっています。今回、GetNaviでは、新潟の注目企業を巡るプレスツアー参加し、三条燕ICにほど近い名湯として知られる「湯田上温泉」を訪問。そこにある老舗「ホテル小柳(おやなぎ)」に宿泊し、その魅力を堪能してきました。以下で紹介していきましょう!

 

越後平野を望む高台の露天温泉は開放感が抜群!

湯田上温泉の歴史は古く、この地域の山岳信仰の要所として発展した「護摩堂山」から湧出。ここで修行した修験者(山伏)達が身を癒すために使ったのが始まりとされ、やがて江戸時代に新発田(しばた)藩から湯治場として許可され、明治には「全国百余カ所の温泉地」として紹介されるようになったそうです。

↑大浴場は翌朝10時まで利用可能
↑大浴場は翌朝10時まで利用可能

 

泉質はナトリウム―塩化物泉。効能は皮膚病、婦人病、消化器病、神経痛、飲用によって糖尿病、肥満症などとされ、地元では「薬師の湯」として親しまれています。また県内でも珍しく飲泉許可を得ており、同館でも用意された専門のコップで飲むことができます。

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同館のもうひとつの大きな魅力はロケーション。小高い丘の上にあり、ホテルからは広大な越後平野の眺望が望めます。自然も豊かで、四季折々の多彩な景色や鳥のさえずりを楽しむことも可能。特に最上階に設えられた展望露天風呂は開放感が抜群で、ここから望む夕景・夜景はまた格別。新潟市と長岡市との中間に位置し、燕三条エリアからもクルマで30分程度とアクセスも良好です。

 

米や酒はもちろん地元の恵みを使った美食の数々にも注目

新潟といえば、先述のお米やお酒をはじめとする美食も魅力です。米は三条市・下田地区の刈屋農場で育てられたコシヒカリを使用。酒は新潟ならではの“淡麗辛口”の旗手である「麒麟山」をはじめ、間違いのない美酒を揃えています。

↑麒麟山
↑すっきりした味わいが特徴の「麒麟山」

 

また、旅館でありながらパティシエや野菜ソムリエが在籍しているのも特徴。地元の名産である洋梨「ル レクチェ」にイチゴの「越後姫」や梅干の「越の梅」など厳選した食材を使用し、ワンランク上の味覚を提供してくれます。また旬の恵みを取り入れることにも注力しており、なかでも隠れた特産品として知られる、春の竹の子を使った季節料理が好評です。

↑コースで人気なのは、新潟和牛やのどぐろ、南蛮海老などの地元食材をふんだんに取り入れた新潟ブランドによるスペシャル会席
↑コース料理は、新潟和牛やのどぐろ、南蛮えびなど、地元食材をふんだんに取り入れたスペシャル会席が人気

 

↑フロントの様子。そのほか館内には用途に合わせて様々なダイニングを用意。朝食は天気がよければオープンテラスで、また夕食後には個室スタイルの酒処やカラオケラウンジなど、2次会スポットも充実しています
↑華やかな印象のフロント周辺の様子。そのほか館内には用途に合わせて様々なダイニングを用意。朝食は天気がよければオープンテラスで、また夕食後には個室スタイルの酒処やカラオケラウンジなど、2次会スポットも充実しています

 

客室は全65。バリエーション豊かで、特に人気が高いのは露天風呂付きやマッサージチェア付きの部屋だそうです。また夏は子どもが楽しめる家族向けのイベントやサービスが充実しており、焼きたてパン体験のほか、プール、カブトムシ探し、ザリガニ釣り、花火などが好評とか。

↑若女将の野澤奈央さん
↑若女将の野澤奈央さん

 

宿の周辺には椿寿荘という元豪農の屋敷や曹洞宗の東龍寺などの名所があり、歴史散策が楽しめるのもうれしい点。春は新緑、冬は美しい雪景色が楽しめるなど、一年を通じて魅力が満載です。ぜひ、新潟観光の際は「ホテル小柳」をチェックしてみてください!

 

【HOTEL DATA】

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湯田上温泉 ホテル小柳

住所:新潟県南蒲原郡田上町大字田上乙1322

電話番号:0256-57-5000(代表)

アクセス:北陸自動車道三条燕ICより車で30分、信越線田上駅無料にて送迎あり(要予約)約5分

 

【URL】

http://www.oyanagi.co.jp/